この時節、大阪造幣局で恒例となっている「桜の通り抜け」が行われ、今年は全国から134種の桜が咲いています。僕も一度ですが夕方に観に行ったことがありますが、多くの種類のヤマザクラなどが都会の真ん中で楽しめて良かったです。
最近の関西のニュースによると、和歌山・奈良・三重県にわたる紀伊半島南部に、広く自生している新種の桜が発見されました。
他の9種の「ヤマザクラと比べて葉が小さく、花がよりピンクがかっているなどの特徴があるということです。また、花が咲く時期も異なり、ヤマザクラが咲き始めるより前に満開を迎えるということです。」これらの地域ではヤマザクラが2度咲くと想われていたそうです。
新種のヤマザクラと確認されれば凡そ100年ぶりで、葉が小さめで花も奇麗とのことです。
最近は海外からの観光客も日本の桜の季節を目差して来ることも多いと言われています。既にかなりの範囲で自生しているようですので、明るい話題に各地に移植されて人気が出るかも知れません。
千里山も団地の再開発で50年かけて成長した桜並木が伐採されて、その後は団地内を通る小径に20種以上の桜の幼木が植えられていますが、この季節が以前に比べて寂しくなりました。まだ成長には何十年も掛かりそうですが、早速に新種のクマノザクラもぜひ植えて貰いたいと想います。