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ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)の解説書によく引用されている社会学上の考え方に「六次の隔たり理論」というものがあります。人はその知り合いを辿っていくと、六回目には自分と何らかの関係のある人と出会うらしいのです。勿論人はそれぞれ社交的な人もいるし、じっと家に閉じこもりがちな人もいますので、平均的に言われている事でしょうけれども、現代はインターネットによるコミュニケーションがどんどん進化していますので、その距離はもっと狭まるかも知れません。
もう一つ「弱い絆の強さ論」というのも面白い考え方で、直接関係のある仲間よりももっと遠くの知り合い関係の人の方が、実は強い影響や成果を生みだしやすいというような意味合いです。分かりやすく言うと、すごく仲の良い女友達の職場の同僚と結婚するとか、異業種交流会でのヒントが有効な問題解決につながるとかでしょうか。IT・ソーシャル・ネットワークは、まさにこの“弱い絆の強さ”を求めて、今も拡大し続けているのです!!
今回紹介する本は2004年12月の発行ですので、ITの世界ではいささか旧い情報になると思いますが、それはそれとして混沌とした状況の中で、多様な個性を持ったサービスの萌芽が見られ、返ってSNSの可能性を幅広く感じることができました。千里山.NETの試みの中でも、SNS的な仕組み作りを考えていきたいと思っています。
さて 、一昨日の記事「アオサギのいる風景」のトラックバック紹介を通じて、思いがけない出会いがありました(コメント欄を参照)。話としてはよく聞いてはいたのですが、現実に身近に起こると キタ━(・∀・)━!! という感じです!!