大正15年の銘が刻まれた千二小学校の石の門柱はその前に立ち枝を広げている楠の大木と共に、旧・木造校舎のイメージを引き継ぐちさと図書館の復元教室が出来た時から、現在に残るシンボルとして卒業生に限らず多くの住民に親しまれてきました。
この楠も市街地に立つ大木の宿命として、電線などに支障が出ないように毎年剪定が行われますが、それにも負けずに繁茂の季節には旺盛な生命力を感じさせてくれます。
現在、千里山団地の建て替えにともなう千里山駅周辺再開発の工事が進んでおり、駅からちさと図書館に通じるメインストリートの両側に広い歩道が設けられます。その関係で千二小学校の石の門柱の位置が歩道の中に入ることになり、向かって右側のスロープの入り口辺りに移動させられました。昔の木造校舎の名残りを懐かしむ人達も多くが中高年を迎えて、正面の階段よりもスロープを利用することが増えるという予測もされているのでしょうか。
その石の門柱の横に写真のような案内銘板(拡大)が添えられました。
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