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『桜あそび』に遊ぶ

2006-05-12 00:27:52 | 千里山花物語り
桜あそび

WAVE出版

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最近TVの俳句講座で「余花(よか)」という言葉(季語)を識りました。桜の国で、桜の花の季節を、最後のさいごまで大切に感じ尽くそうとする、とても味わい深い言葉だと思います。
ところで今年の桜のエントリーは「プリマドンナ」で最後にしたはずでした。でもこんな素敵で美しい本を見つけてしまいました。僕の中ではもう少し余花に浸る日々が続きそうです。
著者の岡村比都美さんはアリタリア航空(おそらくキャビン・アテンダント)を経て、フラワー・アレンジメントをされている方ですが、この経歴だけでも絶対に美しい人なんだろうと思います。(財)日本さくらの会会員でもあり、こういう会があるのも初めて知りました。
さて、本の内容ですが、先ず桜の花を楽しむことから、桜の花の種類や、桜の実の話、葉と枝のことなどが“エッセイのように”解説されます。そして桜を食べる章では、桜ご飯や桜もち、桜ゼリーや桜酒(咲け)、そして作るの章では、織り糸の桜染めや、同じく桜で染めたフェルトや和紙でクラフトしています。桜の枝で可愛い飾りボタンも作ります。桜をすべて楽しみ尽くそうとしています。
僕自身はおそらくこのように美しく、桜で遊ぶことなどできないと思いますが、そういう女性を側で見ていられたら‥‥とは思います。

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