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最近NHKで岡本太郎生誕100周年記念ドラマ「TAROの塔」が放映され、芸術家の血の純粋さと激しさに圧倒されながらも、周囲や社会との係わりを模索して生きていく姿を見ました。その太陽の塔がシンボルとなった'70大阪万博で使用された、一台のピアノに纏わるコンサート情報(吹田市メイシアター)が、千里山まちづくり協議会の会員で万博市民展の活動もされている松岡さんからのメーリング・リストで回ってきましたのでご紹介します。
万博大好き、音楽大好きの皆様へ
EXPO’70 お祭り広場で活躍したエメラルドグリーンのピアノがあったそうです。このピアノのコンサートが千里中央で開催予定でしたが、東北関東大震災の影響でが一旦中止になりました。このような時こそやはり開催したいと主催者と、吹田在住の「はたまり隊(秦万里子応援団)」のTさん・Mさん・高野台の蕎麦処店主のAさんの働きで、吹田市文化会館メイシアターで開催されることになりました。チケットに限りがあります。お早めにお求めください。
エメラルドピアノコンサート~東北関東大震災の為に~
日時:4月21日(木)19時開演・告知チラシ(拡大)
出演:秦 真理子、花房真美(ピアニスト)
NHK総合TV「歌のコンシェルジュ」でおなじみの音楽家。
主催:NYパワーハウス
このピアノは、万博当時、河合楽器が総力をあげて制作したもので、作曲家望月幸太郎さん・ピアニスト聡子さんご夫妻が万博閉幕後入手され、大事に使われていたもの。秦さんは「オラウータンの保護活動」もされていて、集めた募金を届けにボルネオを訪問したとき、中高一貫校で音楽交流をされた。満足な楽器もない中で、向上心あふれる生徒たちに感動。帰国後、「子どもたちにグランドピアノの音色を聞かせたい」と提案。ファンと「贈り隊」を結成。ご高齢でピアノの譲り先を探していた望月さんと出会う。河合楽器の元副会長川守田三次郎(かわもりた さんじろう 86歳)も思い出のピアノ。無償で河合楽器がオーバーホールを引き受けました。東京・吹田で演奏会後6月にボルネオに向け旅立ちます。
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