続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

ごめんね。

2011-02-16 06:05:33 | 漫画
 子育てというのは難しい。
 親はなくても子は育つくらいの気楽さがあったかもしれない。母の介護や納期に追われる仕事のことで毎日の生活はいっぱい・・・朝は、目の見えない糖尿病患者の母にインシュリンの注射を打つ事から始まり、夜はオールナイトニッポンが始まる夜中の一時から内職に気合を入れる・・・眠くなるからという理由で入浴さえも控えた日々。
「指一本怪我をしても何の保証もないからどんなに忙しくても、身体には気をつけようね」仕事仲間で交わした切ない会話。
 何か思い出すことさえ辛い状況の中で、子供たちは、それこそ知らぬ間に大きくなっていった。

 慙愧にたえない子育て・・・ごめんね・・・心の中でいつも謝っている。

『城』386。

2011-02-16 05:40:31 | カフカ覚書
それは、お城の方々が非常に感じやすいと申しますか、とても神経の過敏な人たちばかりでいらっしゃるからなのです。わたしの確信では、あの方たちは、すくなくともなんのまえぶれもなしにいきなり他国の人と顔を合わせることには、とてもお耐えになれないのではないかと存じます。

 感じやすい/empfindlich→unfreundlich/不親切な、好ましくない。
 unfahig(~することが出来ない)→unfug/乱暴な好意。
 顔を合わせる/Anblick→enbloc/一括して、ひとまとめにして。 

☆それは、お城(終末=本当の死)の方が、、不親切と申しましょうか、すくなくともなんのまえぶれもなしに乱暴にもよそ者とひとまとめにされることにはとても耐えられないのではと思います。