続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

つるし雛の魅力。

2011-02-28 06:48:44 | 漫画
 つるし雛の魅力・・・女の手仕事の華。
 一つ一つの下がり物には、美しいということ以上に女の情念、静かな優しさが凝縮されている。総ては生命の誕生に対する敬虔な祈りに尽きる喜びでもある。
 西コミセンでお世話になった三谷先生の主催するお教室のつるし雛をホテルに見に行ったけれど、そこに漂っていた上品な優雅さには暫く圧倒されてしまった。
 三谷先生、お弟子さんの方々にも本当にお世話になりました。

Re『武蔵野』214。

2011-02-28 06:32:23 | 国木田独歩
また道灌が傘の代りに山吹の花を貰ったという歴史的の原でもない。

 道灌傘代山吹花貰歴史的原

☆如何(どのように)勘(調べ)散(ばらばらして)題(テーマ)の算(見当をつける)かを、遂/成し遂げる。
 化(形、性質を変えて別のものにする)を整(ととのえること)。
 暦(歳月)の旨(志、考え)を摘(あばきだす)厳(犯しがたい厳しさ)である。

『城』408。

2011-02-28 05:46:30 | カフカ覚書
お内儀は奇妙に着古した、時代ものの、ひだや折り目をいっぱいつけた、それでも上品な、都会ふうの服の衣ずれの音をたてながら近づいてきた。

 都会ふうの/stadtischen→stet/いつまでも、変ることのない。
 ひだ/Ruschen→lauschen/耳を澄ます。
 服/kleidern→Kredo/信念。
 Falten・・・落とす。

☆自由の奇妙に使い古した時代ものの(言葉)に耳を澄ますと、ごてごてとした飾りを落とした常に変らない信念があった。