続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

それぞれの夏。

2014-08-04 07:23:45 | 日常
 ああ、それにつけても久しく顔を見ない長男は元気でいるだろうか・・・。電話を入れてみると、
「いま、松山にいるんだ。『鯛めしのもと』送ったから」と言う。

 松山って四国の?松山の海で泳げないでしょ、台風で。
 翌日、冷凍の『鯛めしのもと』は無事配達されたけど・・・(お前は無事に横浜に帰って来ているの?)

「ウン、大丈夫だよ。もう自宅に戻っている」と言う返事(一安心)
 一人暮らしを満喫しているらしい息子の声は明るく響いている。(でもたまには顔を見せて)

 八月四日・・・日差しは強くどんなに猛暑でも、そろそろ午前中の海水は冷たくなってくるはず。子供頃、朝一番はラジオ体操、朝食、そして海、昼寝という日課だった夏休み。(懐かしいな、近ごろはラジオ体操も、ごく短期で何時どこで催されているのかも知る術がない)

 我家の夏といえば緑のカーテン、ゴーヤ(苦瓜)の最盛期。今年も続々採れて、昨日は佃煮を作った。妹が送ってくれた大量の茄子は塩と明礬を煮出して漬物に。
 
 息子たちも妹一家も元気な様子。それぞれの夏を楽しく無事に乗り切ることが出来ますように(神さま、お願い!)

パワフル。

2014-08-04 06:45:54 | 清一朗
 風邪をひいたのか、熱があるので登園出来ないため我家にやってきた二人の孫。昼間は両親共に仕事のため子守り・・・。

 息子たちの時にはどうしていたのか思い出せないほどほったらかしだった。「何時、大きくなったの?」なんて愚問を発して白けさせても不味いので黙っているけど、何とか社会の一員として真面目に働き自立していることが奇跡のような気さえする。


 そんな劣等性の母親だったわたし、孫に関しては、すること為すこと目新しく感動ばかりしている。歩いても走っても笑ってもべそをかいても・・・あらゆる動作が新鮮に見え愛しいこと限りない。

 キヨちゃんが絵筆を取れば、弟のハルちゃん(1歳)も絵筆を取る。キヨちゃんがブロックを積めば、ハルちゃんも積む。キヨちゃんがミニカーを並べればそれを横からさりげなく奪い取る。一人っ子の時にはない二人の一生懸命。

「おばあちゃん、そんなに太ったらダメだよ」と心配してくれ、「太りすぎで死んじゃうんだよ、おばあちゃんは」とわたしが言ったら、俄かに顔をこわばらせ、グスンと鼻をすすり大泣き、泣いて泣いて止まらない。(えっ、わたしが死んだらそんなに泣いてくれるの?)
 わたしの肥満を危惧し、死ぬことを恐れ、こんなにまで号泣してくれる孫・・・(ごめんね、つまんないこと言って)

♪おいどんが うんちゅちゅうて だれがにゃあてくりょうか~ 裏の松山~蝉が鳴く~♪(こんな気分でいたのに~)


 楽しくて忙しかった四日間~ みんなが帰っちゃって淋しいよ。(でも、慣れないことばかりで、「来て良し、帰って良し」は名言かもしれない。
 絵も沢山描いて、持参してきたスケッチブックには自分で作ったお話が書いてあって、それを何度も何度もわたしに読むようにせがんだキヨちゃん、おばあちゃんはビックリだよ!!





『ポラーノの広場』413。

2014-08-04 06:26:02 | 宮沢賢治
わたくしはいろいろやって見ましたがどうしてもいかなかったのです。もちろんあの事業にはわたくしの全財産も賭してあります。

 見ましたがはケンと読んで、兼。
 事業はジ・ゴウと読んで、字、合。
 全財産はゼン・サイ・サンと読んで、繕、再、散。
 賭してはトと読んで、図。 


☆兼ねる字を合わせ、繕い、再び散/ばらばらにする企てである。

『城』1699。

2014-08-04 06:11:16 | カフカ覚書
彼女は、床を拭いていた雑巾をバケツのなかでしぼりはじめた。、まるでこの事件は、彼女の説明でけりがついた、助手たちの発言はあとからつけ足した冗談にすぎないと言わんばかりだった。


☆彼女は根底(原因)を拭う言葉を少しづつ集めしぼりはじめた。まるでこの事件は彼女の説明で思いがけず終わりになってしまい、助手(脳、知覚/精神)の陳述は、ただ先祖が後から付け足した冗談のようにみえた。