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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)62

2020-06-28 08:18:01 | 飯島晴子

   鷹峯小学校の松手入れ

 晩秋になり、鷹峯小学校では古葉を取り除き風通しを良くするための松の手入れをしている。

 鷹はヨウと読んで、妖。
 峯はホウと読んで、崩。
 小学校はショウ・ガク・コウと読んで、妾、愕、厚。
 松はショウと読んで、粧。
☆妖(艶やか)だけれど崩(くずれている)妾。
 愕(驚くような)厚い化粧の手入れをする。

 鷹はヨウと読んで、拗。
 峯はホウと読んで、方。
 小学校はショウ・ガク・コウと読んで、笑、愕、考。
 松手入れは(ショウ・シュ・ニュウ)と読んで、唱、趣、new。
☆拗(ねじまげた)方(やり方)を笑う。
 愕(驚くような)趣(考え)を唱えるのは新しい。


『飯島晴子』(私的解釈)61

2020-06-28 07:55:17 | 飯島晴子

   めがるかやをがるかやとて踏みまよふ

 (めがるがや)を(がるかや)と呼んでいいのか見当をつきかねている。

 めがるかや(雌刈萱)はシ・カル・カンと読んで、子、離る、監。
 がるかや(刈萱)ハガイ・ケンと読んで、外見。
 踏みはトウと読んで、問う。
 まよふ(迷)はメイと読んで、迷。
☆子が離る(遠ざかる)のを監(見張っている)。
 外見(見かけ/外観)を問い、迷(判断をつきかねている)。

 めがるかや(雌刈萱)はメ・ガイ・ケンと読んで、目、我意、兼。
 がるかや(刈萱)はカイ・ケンと読んで、皆、兼。
 踏みはトウと読んで、套。
 まよふ(迷)はメイと読んで、瞑。
☆目(ねらい)は我意を兼ねている、皆(すべて)兼ねている。
 套(被って)瞑(暗くてよく見えないようにしている)。


『飯島晴子』(私的解釈)60

2020-06-28 07:36:11 | 飯島晴子

   けむり茸ぱたぱたと踏みいざ後生

 けむり茸を足で蹴ると黄色の煙が上がる。パタパタと面白くて踏んだけど、ごめんね。次に生まれ変わる時には・・・。

 けむり(煙)はエンと読んで、艶。
 茸はジョウと読んで、娘。
 踏みはトウと読んで、蕩。
 後生はコウ・セイと読んで、高、声。
☆艶っぽい娘はパタパタと蕩(だらしなく)、いざという時高い声を出す。

 けむり(煙)はエンと読んで、掩。
 茸はジョウと読んで、杖。
 踏みはトウと読んで、倒。
 後生はコウ・セイと読んで、構、整。
☆掩(隠した)杖、ぱたぱたと倒し、いざとなると構(組み立て)整える。