ペーパー・写・楽

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PowerShot G1 Xの簡単なレビューその2

2018-11-26 11:59:01 | デジカメでぼちぼち
 G1 Xもいいカメラなんだけど、やはり録画ボタンの位置が邪魔。
普通に1枚撮ろうとすると、いつの間にか動画モードになっている。
自分の親指が平べったいのが原因なのかグリップを心がけると動画ボタンに触れてしまう。

その次の問題はやはり近接撮影。
マクロが必要かな?と感じながらもそのまま撮ってみる。すると緑色の枠が表示されてピントが合ったのかなと思ってシャッターを切ると背景にピントが合っていたりする。
時たま裏切られるのである。
特に前面に細い茎や花に合わせるときのピント照準の細かさや合焦の仕方はニコンのほうがうまくて精度が高い。
ニコンは一眼レフの話であってキヤノンの一眼レフは使ったことがないので何とも言えませんけど。

そのあたりを検証するため近所を歩いてみた。



曼殊院。
こういったときの描写力は凄いと思う。
撮った後、パソコンでみると、そのきめ細やかな描写に惚れ惚れする。
ありきたりの写真ですみません。


手前のもみじにピントが合ったと思いシャッターを切ると、背景に合ってしまっている。
1m以上離れているんですけどね~。


気を取り直してマクロで撮ってみるとうまくいった。


赤山禅院に入ってみた。
これもピントが合ったように緑色の枠が出たけど、やはり全体的にピントが合わない。


マクロで撮ってみた。
ただ、ここまでしか近寄れない。
買った当初から近接はあきらめているので、このような撮影は別のカメラにまかせる。


この写真も1m以上離れて花にピントを合わせたつもりでしたが、後の柄杓あたりにピントが合った。
緑枠の表示を誤ってしないでほしい。
やはり望遠側で最短撮影距離は85mmとなっているが、被写体から1mぐらいの距離でもマクロを使ったほうがいいみたい。




使っていくうちに、だいたいマクロが必要な場面が把握できるようになった。
マクロで合ったときの描写も凄い。
パソコンで見ると手前の雄しべに蟻がいっぱいいて気色悪いことも確認できた。
蟻の描写もすごくリアルに見えてしまった。




このぐらい離れるとマクロの必要は無い。
慣れてくるとスイスイと撮れる。




自在に動く液晶が便利。
足元から見上げるアングルでも平気。




露出補正ダイヤルは使いやすさ抜群。


見た目の色で再現されるのが嬉しい。

近接撮影にはかなりのコツが必要で、背景ボケを表現するには被写体と背景の距離を探ることが肝心。
自分的にはやはり動画ボタンの位置が大嫌い。
動画ボタンを左側に追いやって、代わりにAEロックボタンを付けてほしい。

欠点は色々ありますけど、手ぶれ補正の優秀さや描写力の凄さには恐れ入ります。
すべて優秀なカメラより欠点がいくつかあるほうが愛くるしい。
コメント
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