ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

芦屋浜花火大会(スケッチ&コメント)

2005-08-01 15:30:09 | スケッチ
 先日、神戸ワイワイ会の仲間と生まれて初めて
大阪湾洋上から花火を楽しむ機会に恵まれた。

 神戸港中突堤を午後7時出港、400人乗りの中型の
遊覧船にいろいろなところから募集したのであろう、
集まった200人がゆったりと乗船した。

 予算は幕の内弁当とお茶つきで@5,300円である。

 どこからでも見える花火、お大尽だという声もあるようだ。
芦屋市は赤字財政でなぜという声もあるようだ。代金が
高いか安いかもそれぞれで評価の分かれるところであろう。

 その日、中突堤には、4番桟橋から(株)神戸観光、
3番桟橋から「読売旅行」一行が芦屋浜花火大会行きで
相次ぎ乗船した。

 花火大会見学コースは飛び込みメニューであるが、
通常ダイヤでは中突堤からは何種類かの港内遊覧コースが
用意されており、それに、最近、神戸新空港見学コースが
追加されたようだ。

 神戸空港建設には神戸市民の多くは反対の署名をした。
しかし、来年春開港予定である。神戸新空港見学コースを
つくると商売になるという。当然、神戸空港建設に反対した
神戸市民の中にも機嫌よく神戸から飛行機に乗る人は
いるだろう。

 打ち上げ花火大会は夜8時を期して始まった。
3,000発という歌い文句どおりなのだろう、次々と
文字通り休みなく打ち上げられ、そのつど歓声が沸いた。

 当然のことながら船には右舷と左舷がある。

 そのためエンジンを現場で臨機応変に切り替えては
船の向きを器用に変えてくれる。これすなわち
日本人らしい木目細かいサービス精神の
発露なのであろう。

 しかし、乗客は指示されるまでもなく、芦屋浜が
左舷側なら右舷から左舷へ、逆に右舷側なら左舷から
右舷へどっと民族大移動である。

 花火大会が終わればあとは神戸港へまっしぐらである。
往路50分が帰路は30分であった。

 夏の夜のいっときの祭典。

 芦屋浜花火大会がこの先いつまで続けられるのか
余談を許さないが、リピーターが結構いるらしいから
景気次第であろうが案外長続きするかもしれない。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クローン病・・・臨床連載―21

2005-08-01 12:57:02 | 診断即治療と虹彩学


クローン病は、簡単な病気ではないし、虹彩分析の訓練を受けている人には
わかると思いますので、虹彩の解説は省きます。


潰瘍性大腸炎よりも難病(特定疾患)とされるのが「クローン病」で、大腸
から小腸まで炎症や潰瘍が起るのですから、栄養吸収ができなくなり、最悪
は死亡に至る病気です。

クローン病の原因は、現在医学によると、
① 遺伝
② 細菌やウイルス感染
③ 腸管の血流障害
④ 食物が腸管粘膜に異常反応を起す
⑤ 遺伝子異常による免疫系異常反応

などが考えられています。


この病気も、年々増加の程度を辿り、現在は欧米に比べると10分の1程度
なのですが、おそらく欧米と肩を並べる(?)のは、時間の問題。

何故なら、現代医学では「原因不明」とされていて、根本的な治療法がなく、
治療というより「症状緩和」を中心にした考え方で、症状が酷い時は、鎮痛
剤や抗生物質で症状を治め、症状が緩和されると、「食事療法」と称して、
まず~いビスケットのような栄養食品を食べさせるのですが、時によっては
「免疫抑制剤」を使うほど手こずっているからです。

免疫抑制剤・・・。
これは、怖い!


そして、症状が緩和されず、出血がひどいようであれば手術を勧める。

それで、手術後の経過は、100人手術したとして、5年後まで生き残れるのが、
たった33人程度。

栄養素は、小腸から吸収されるので、小腸を切り取られたら(勿論、一部で
すが・・・)、栄養吸収が悪くなるので、命にかかわることは、誰でも理解
できるはずです。

そして、最終的には、どう結んでいるかと言うと、
≪クローン病は、慢性的に再燃、再発を繰り返す経過を辿り、完全な治癒は
困難なので、症状が緩和された状態を、できるだけ長く維持させることが
重要です≫

と情けない結論。



健康雑誌の≪はつらつ元気≫8月号に、当院のクローン病の患者さんの
記事が載りましたが、その時は、治療を始めてから3週間ほどしか経っていま
せんでしたので、はっきりと「これで大丈夫!」と言える段階ではなかったかも
知れません。

しかし、今年の6月9日に治療を開始して、一週間に一回の鍼灸治療ですが、
7月28日に来られた時には、本人が「食欲があり過ぎて困る」と言うほど
回復し、体重も2週間で3キロも太ってしまいました。

体重の増減は、一般的には一ヶ月に3キロ程度なら大丈夫ですが、2週間に
3キロも増えたということは、再発するか別の病気が発生する可能性がある
ので、十分注意するように指導したほどです。


この方は、私の今までの経験からしますと、もう大丈夫です。


多分、現代医学の医師や、クローン病で苦しんでいる患者さんには信じられ
ないことだと思いますが、 食事療法 を知っている人にとっては、そんなに不
思議なことでもありません。


無理して、信じなくてもいいのですが、この方の経過を当院のカルテから
紹介しておきます。

この内容は、≪はつらつ元気≫にも掲載されていますし、先日、この方が来
られた時に、ちょうど≪はつらつ元気≫の記者の方から、別の用事で電話が
入りましたので、記者の方とも「その後の経過」を直接話してもらいました。


この方の治療方針は、鍼灸診察と虹彩分析で立てましたが、クローン病を
治するには、広範囲の知識と経験が必要ですので、治療に当る人は、当方
ホームページを参考にしながら、慎重に行なってください。



以下は当院のカルテより(要約ですので、はつらつ元気8月号を参照)

6月9日(初診の時です)
高校生の時、肛門が腫れてウミが出てきた。その為、肛門を2回手術したが、
傷がふさがらなくて、大学病院へ行ったら「クローン病」と言われた。

下腹部右側に、炎症と狭窄があり、痛みと下痢。炎症の数値は3~4で高め。
今までは、病院で出された栄養剤を飲んでいたが、今は、その栄養剤を飲む
と吐いてしまう。

食物が通過する時に、腸に痛みが出る。

普段の食べ物は、味噌汁、おかゆ、うどん、豆腐、栄養を摂るためにカロリ
ーメイトを食べたり、病院で点滴を打ったりしている。

3ヶ月で10キロ痩せた。そのためか、両膝の内側が痛い。

下痢が続いているが、以前に手術した肛門は何ともない。

体重減少と吐気を、とにかく治したい。
医師では「絶食したら」と言われている。

同じ病気の人には、鼻からチューブで栄養剤を入れているが、自分はしてない。

今、通っている病院で、「免疫抑制剤を使ったらどうか」と言われたが断った。

マクロビィオティックとかは知らないし、食事療法とかはしたことがない。

6月16日
痛みと吐き気が少し治まってきた。
慢性的な鈍痛はある。
以前から、口内炎のようにものが、よく出ていたが、また出てきた。
便が少し固まってきた。(水下痢ではなかった)

6月23日
口内炎がだいぶ良くなってきた。
最近、便が硬くなってきたので、便が腸を通過するときや通過後に痛みがある。

6月30日
口内炎は治った。
当院で治療を始める前に検査したCRP(炎症反応)は6.8だった。

7月7日
特に変化はないが、朝は体調が良くても、夕方になると腹痛が起る。
嘔吐の回数が少なくなった気がする。
鍼灸治療を受けた日は体調がいい。

7月14日
前回の鍼灸治療の翌日から、気分的にすごく良くなった感じがしている。
吐き気も減り、空腹感も食欲も出てきた。
CRPは5.99
鍼灸治療を受けていると医師に話したら、医師の態度が急変した。

7月21日
すごく良くなった。
今週は一回も吐くことがなかった。
痛みは気にならなくなった。
出張があり、外食をしたが、特に症状も出なかった。
CRPは7.0になっていたが、体調はいい。
(CRPが増えているのは、食べ過ぎたせいで、腸に負担がかかっている
と思われる)

7月28日
食欲があり過ぎて困る。
体重が、この二週間で3キロ増えた。


           もう一度言います。
クローン病は、治療が難しいので、
治療は慎重にしなければなりません!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦い済んで~♪ 日が暮れて~♪

2005-08-01 10:37:47 | 情報や案内及び雑談
昨日の午後1時からスタートした撮影が終わったら・・・、

疲れて、疲れて、

1時間ほど寝てしまいました。(笑)


PCでの画像修正もしますので、徹夜もしたのですが、78コマほどあるので、
とてもとても・・・。

修正だけで何日もかかりそうです。(泣)


仮眠をしてから、昨日撮影した写真を見ていたら、

♪~戦い済んで日が暮れて~♪

という軍歌を思い出しました。


断っておきますが、私は戦後生まれですよ!


これが、昨日の撮影現場の一部。




しかし、プロ用のライトって、凄いですねー、シャッターを切ると同時に、
シャッターの光に反応して、バシッと同時に光るのですから、たまげたねー、
最初は、まぶしくて、まぶしくて。(笑)


で、修正をした写真がこんな感じ









コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

邦楽祭り: 集まりましょう、楽しみましょう:(スケッチ&コメント)

2005-08-01 09:17:25 | スケッチ
 第11回全国学生邦楽フェスティバルが、8月19日~20日に
かけて、一般観賞無料で、「100人による大合奏・講習会」、
「若者による邦楽コンサート」、「尺八無料クリニック」などが、
京都府立府民ホールで 開かれる。

 邦楽とは日本古来の音楽のことであるが、 2日かけての
出し物を見れば、邦楽関係者が邦楽の将来に危機感をもって
立ち向かっていることがひしひしと 伝わってくる。

 邦楽に関係する催しということで、地歌演奏と講演会が、
先日、今年は谷崎潤一郎没後40年に当たるということで、
谷崎潤一郎記念館、芦屋市文化振興財団主催の
芦屋ルナホールで開かれた。

 谷崎潤一郎は地歌をこよなく愛し、『蓼喰う虫』、『春琴抄』、『細雪』
などでも地歌が描かれていることを、先の講演会で初めて知った。

 地歌は三弦(三味線)、琴、胡弓などの楽器を弾きながら
歌われる。

 なれとは恐ろしいもので、繰りかえし聞いていると、
だんだんと別世界の雰囲気ながら、とけこめるようになるから
不思議である。

 その意味でも、筆者のような、物語の中身が分からない
門外漢にも、この種の勉強会は大変有り難い。

 全国学生邦楽フエスティバル実行委員会の邦楽祭りも、
若者をターゲットに選び、少しでも邦楽愛好者の裾野を
広げるために、若者に勉強の機会を作ろうと
努力しているのであろう。

 先日、第46回、「古典を勉強する会」が、大阪の守口文化センター、
エナジーホールで開かれ、お招きを受ける機会があり、
演奏会の一こまをスケッチした。 

  筆者は遅まきながら、5年前から日本画お勉強をゼロから
はじめた。

 日本画と邦楽は日本の伝統文化という点では共通点が
多いような気がする。

 私事ながら、森田りえ子、猪熊佳子というすばらしい師範に
恵まれ、実態としては、ついて行くのが精一杯であるが、
まずはスケッチが基本と、日々、自らを叱咤しながらも、
楽しく日本画を学んでいる。

 しかしながら、日本画も邦楽や日本舞踊同様に
若者に親しみが薄いせいか、日本画の個展会場は
ほとんどお年をめした、しかもご婦人がほとんどで
あるのはさびしい限りである。

 若者の参加者が少ない世界は所詮衰退する。

 卑近な例であるが、日本画の画材の値段は相対的に高い。
値段は全て需給関係から決まるが、それが余計に
若者に日本画にとりつきにくくさせているのかもしれない。

 日本画に限らない。

 わが国独特の文学、芸術、文化が広く世界に
理解される前に、日本人自らが日本独自の伝統を、率先して
崩壊に導いているのではないかとさえつい考えてしまう。

 日本の伝統文化で言えば、国技の代表といわれる相撲がある。
しかし、相撲人気のここへ来ての凋落は、一連のスキャンダルもあり、
自らが自らの足元をないがしろにする、目を覆いたくなるばかりの
状態が続いている。

 独断と偏見をお許し願えれば、外人力士で優勝が決まる
現状を嘆く人は多いが、 国技館でオリンピックが開催されていると
受け取れば いいではないかと言いたいが、いまの日本では
とてもじゃない、そんな考えは受け入れてもらえないだろう。
 
 柔道も国技である。

 その国技柔道がオリンピックで地味ながら着実に往年の
評価を回復しつつあることは誠に喜ばしい現象かもしれない。

 「古典を勉強する会」と銘うって地歌の会を開いたり、
谷崎潤一郎にちなんで「地歌演奏と講演会」の開催は、
わが国伝統文化伝承に貢献する、大いに励まされる
動きであろう。

 邦楽祭り:集まりましょう、楽しみましょう。

 第11回全国学生邦楽フエスティバルの成功を祈りたい。(了)




Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする