きょうの午後は、易と鍼灸の関係を、具体的な理論と実験で解明していく研
究会を開催するのですが、研究会に参加できる方々は、鍼灸学校で教えてい
る先生方や研究熱心な方々を優先させて頂きました。
その理由は、医学経典の古典文献は「易」が原点ですので、易を鍼灸治療に
応用するには、「易の原理」を学ぶ必要があると感じたからで、それを若い
鍼灸師の方々に伝えて欲しいと思うからです。
医学者の孫思邈(そん しばく)先生は、「易知らずして医知ると語るべか
らず」と云っておりますが、実際に易を応用しますと、勉強したことのない
病気にも対応できることを私も感じていますし、これまでも、いろいろな難
病にも対応してきましたので、その「易学」からの「楽しい発想法」を伝え
ることができればいいと考えています。
研究会では、≪周易と中医学≫を軸にして、古典と科学の整合を図り、これ
まで臨床に用いてきた「易の応用による治療法」(オリジナルが多い)を、
「実用弁証法としての易」の使い方などを紹介すると共に、すでに臨床で用
いている痛快な実技も織り交ぜる予定にしています。
同時に、黄帝内経等の古典文献に著された矛盾などは、科学的な検証で分析
していけば解決策もあるはずですので、現代医学との接点を探索するための
追及もしていきます。
それは、鍼灸治療をしている先生方の中には、日中を問わず、
「古典や中医学には、矛盾しているところもあるが、それをそのまま学ぶの
が伝統である」
と、矛盾を追及せずに、コピー人間になるのを推奨している先生方も多いの
ですが、「黒を白と読め!」と言うのは、長野仁流で言うと、教育ではなく
「狂育」ではないかと考えているからです。(笑)
究会を開催するのですが、研究会に参加できる方々は、鍼灸学校で教えてい
る先生方や研究熱心な方々を優先させて頂きました。
その理由は、医学経典の古典文献は「易」が原点ですので、易を鍼灸治療に
応用するには、「易の原理」を学ぶ必要があると感じたからで、それを若い
鍼灸師の方々に伝えて欲しいと思うからです。
医学者の孫思邈(そん しばく)先生は、「易知らずして医知ると語るべか
らず」と云っておりますが、実際に易を応用しますと、勉強したことのない
病気にも対応できることを私も感じていますし、これまでも、いろいろな難
病にも対応してきましたので、その「易学」からの「楽しい発想法」を伝え
ることができればいいと考えています。
研究会では、≪周易と中医学≫を軸にして、古典と科学の整合を図り、これ
まで臨床に用いてきた「易の応用による治療法」(オリジナルが多い)を、
「実用弁証法としての易」の使い方などを紹介すると共に、すでに臨床で用
いている痛快な実技も織り交ぜる予定にしています。
同時に、黄帝内経等の古典文献に著された矛盾などは、科学的な検証で分析
していけば解決策もあるはずですので、現代医学との接点を探索するための
追及もしていきます。
それは、鍼灸治療をしている先生方の中には、日中を問わず、
「古典や中医学には、矛盾しているところもあるが、それをそのまま学ぶの
が伝統である」
と、矛盾を追及せずに、コピー人間になるのを推奨している先生方も多いの
ですが、「黒を白と読め!」と言うのは、長野仁流で言うと、教育ではなく
「狂育」ではないかと考えているからです。(笑)