ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

阪急グランドビル28階「吉祥」から展望(スケッチ&コメント)

2005-08-27 13:59:47 | スケッチ
 大阪ではキタとミナミという言い慣わしがある。
JR梅田界隈はキタ、難波から心斎橋一帯が
ミナミである。

 阪急グランドビルはそのキタの一角を占めているが
そのビルの28階にてんぷら、うなぎ、お造りを売りに
している『吉祥』という店があり、時々出かける。

 店長の速水さんの話では、店が出来てかれこれ
30年になるそうで、あとで出来た姉妹店が阪急三番街
地下1階にある。

 速水さんにお店の売りにしておられるポイントを
ひとつ挙げろといえばなんですかと尋ねたら同じフロアで
いけすを置いて活造りの出来る店はうちしかないと
胸をはって答えてくれた。

 先日出かけたときは、はものてんぷらがおいしかった。

 はもはすぐにいたむらしく、水槽にいれておけるのが
この店のおいしさの秘密らしい。

 この店の売りは窓から見える美しい展望ではないかと
常々思っている。先日のように天気に恵まれると淡路島まで見える。

 JR大阪駅に出入りするマッチ箱のような列車をみていると
交通科学館へ子供を連れて行った時がふと思い出される。

 画面左下に見えるのがJR大阪駅である。現在駅ビル建設中で、
店の窓からの展望が早晩効かなくなると思うと淋しいかぎりだ。

 新しく出来る駅ビルには売り場を拡張して
デパート梅田大丸が入る予定である。

 大阪キタといえば、一昔前まではその中心に阪急百貨店が
でんと座っていて、あとデパートでは阪神百貨店が
言葉は悪いがおとなしく商売していた。

 ところが先の大丸がJR大阪駅に殴り込みをかけ、
当初の営業不振もいまではウソのように、大丸全体の
稼ぎ頭の一角を占めているようだ。

 大丸に負けじとばかり阪急が現在大改修工事に入っている。

 画面右下の兵舎のような建物がみえるのはJR大阪駅の
貨物駅であるが、跡地に三越デパート建設が始まる。

 阪急、大丸、阪神に三越が参戦。団塊世代のふところを
狙う作戦とおみうけするが、なぜ店を出すのかという
肝心のポイントを外せば、共倒れになる危険性を孕んでいる。

 1,2分間隔で列車が往来する姿は見ている分には
とりたてていうことはないが、ポイントひとつはずすと、
大惨事になることは先の尼崎脱線事故がわかりやすく
教えている。

 話はそれたが、窓越しに美しい景色を見ながら食事を
するのはなかなかのものがあり、大衆向きだが、お勧めの
ポイントかもしれない。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする