ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

臨床実践塾について

2005-08-19 13:59:30 | 診断即治療と虹彩学

テスト鍼での実験方法


8月18日にアップした≪骨折の後遺症≫の記事は、自分の目で見るまで
は信じられないという人も多いようですが、実践塾の当日に、治療を受
けた方が来られますので、再度詳しい話を聞いてからアップします。


臨床実践塾は、少人数で行なうつもりで、開催案内は12名に出し、8名
で締め切る予定だったのですが、連鎖的に18名まで増えてしまいました。

「少人数」で案内をした方々には申し訳ない思いです。

すみません。m(._.)m ペコリ

一回頭を下げるだけでは申し訳ないので、もう一回(゜゜)(。。)ペコッ

m(._.)m ペコリも、(゜゜)(。。)ペコッも、こき麻呂さんに教えてもらいました。(*^_^*)


治療院の床面積が30坪しかありませんので、だいぶ狭くなってしまうの
ですが、次回からは、二階の研究室兼会議室(今は倉庫状態)を片付け
て、そこを使う予定にしています。


次回の実践塾は、10月2日(日)2時~5時の予定です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肩の痛み・頭痛・足の小指・・・臨床連載―35

2005-08-19 09:21:45 | 診断即治療と虹彩学
「刺絡」という治療法かありますが、この治療法は使い方によって劇的な
効果をあげることができる。

先日、マクロビィオティックを実践している方ですが、市販の薬を飲んでも
頭痛がとれないし、肩凝りを通り越して「肩痛」になっているという方がい
ました。

頭痛を鍼灸で治療する場合は、痛む部位や、痛みの出方によって、以下の
6種類に分けることができます。
太陰経(肺・脾)
少陰経(心・腎)
厥陰経(心包・肝)
陽明経(大腸・胃)
太陽経(小腸・膀胱)
少陽経(三焦・胆)

その方は、脈診で肝と心の虚がありましたが、頭痛の部位は「あっちこっち
が痛い」というので、肝と心を補する治療をしたら、頭痛は取れたのですが、
「右肩甲骨の上のほうに一点だけ痛みがある」という。




触診をすると、硬結ではなく、奥のほうで、スジが引き攣っている感じがし
ましたので、一瞬、巨針にするか毫針にするか迷ったのですが、脈を診ると
整った状態でしたので、「刺絡」で治療することにした。

痛みの出ている場所を経絡で観ると、小腸経だったのですが、部位が「奥」
のほうでしたし、脈も整っていましたので、経絡バランスを整える作用のあ
る三焦経の井穴である関衝を用いることにした。




一説に、「関衝(三焦経)への刺絡は行なわない」というのがありますが、
臨床家ではない人の理論ですので、私は完全に無視しています。(笑)


写真は、説明用に撮影したもので、肺経の少商の反対側での刺絡です。


切皮のコツは、スピードです。



写真ではディスポノ5番鍼を使っていますが、ディスポ鍼(使い捨て鍼)はちょっと痛いので、臨床では「全く痛みがない」と言ってもいいほどの道具を使っています。


切皮をしたら、指を軽く圧迫すれば、井穴からの点状瀉血ができます



さらに指先から絞るようにして瀉血を行います



はい、これで肩の奥にあった痛みはとれました。



もう1人、「二週間ほど前から、足の小指が痛い」という人がいましたので、
軸方向に圧迫し、上下左右に動かして骨折の有無を確認したのですが、骨折
ではないようでしたので、どうすると痛いのかを聞いてみた。

「外側から押すと痛む」というので、よく観ると、軽い炎症が起こっている
ようで、経絡でいうと「膀胱経」でしたので、




「下腹は痛くないですか?」と質問したのですが、ニコッと笑うだけで、
返事はありませんでした。(笑)

膀胱からの炎症と診断したので、至陰から点状瀉血をした。

「不思議やなー、治ったみたい、痛くないです」と何度も患部を押していた。


しかし、当方は 週に三日 しか営業してないので、常に念には念を押して、
再発させないような治療をしているので、その方にも、許可をもらってから、
膀胱経の募穴である中極に7壮お灸をしておいた。(笑)




これで、この方はしばらく来なくてもいい。(笑)

コメント (23)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする