ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

朝刊休刊日:JR神戸線住吉駅改札口(スケッチ&コメント)

2005-08-08 19:19:17 | スケッチ
 JR神戸線住吉駅改札手前にKIOSKがある。

 ラッシュアワーを過ぎると乗降客の数は減るが、
午前10時から駅ビルにあるシーア開店に合わせて
ご婦人客が多くなる。
 
 この日は朝刊がお休みで、いつもなら満杯の
新聞ケースもからっぽでなんとなく手持ち無沙汰である。
 
 今は夏休みなので子供連れの客も少しずつ
増え始めたようだ。
 
 新聞ケースを見るとはなしに見ていると
毎日、産経、読売、日経、神戸と並んでいた。
朝日はどうしたことか、KIOSKの買物客に
隠れて見えない。
 
 スポーツ紙は休刊でないが、阪神タイガースが
負けた朝は土地柄であろう全く売れていないようだ。

 スケッチにある子供のうしろに何層も積み上げられて
いるのがスポーツ紙であるが、勝敗の結果が
正直に出ている。

 スポーツ紙も売れないそうだが、一般紙も読む人が
大幅に減ったという話をよく聞く。これは活字離れが進んだだけの
問題でもなさそうだから事態は結構深刻らしい。
  
 ところで、この日、郵政民営化法案が108:125で
反対多数で否決された。

 このニュースが夕刊に載る頃にはここ改札口も
ラッシュアワーに近づくからスケッチしているような
ゆとりなどないであろう。

 JR住吉駅の乗降客は10年前の淡路阪神大震災後
火の消えたように少なくなった。

 10年一昔とはよくいったもので徐々に客足が戻り、最近では
数の上であるが、むしろ震災前を越えたのではないかと
思うまでに回復したように見える。

 最近気付くことは改札を出入りする人の身なりが
格段におしゃれになったことだ。暮らし向きは身なりに
まず正直に出てくるから景気は確実に改善しているのであろう。

 人の心の中までおもんばかることは出来ないが
少なくとも外観を見る限りは震災後10年経って
被災地以外からの方が増えて、全般豊に見える
のかもしれない。

 ところで、この日、郵政民営化法案が大差で
否決後、小泉首相は解散総選挙を決定し、
9月11日投票が決まった。

 日経ダウは、先物取引の買戻しから下げ幅を
急速に埋め、前日比12円高で取引を終了した。

 株価は全てではないが、ひとまずはほっとしている
関係者は多いのではなからろうか。

 明日は新聞ケースが空になるほど売れるのであろうか。

 解散総選挙が決まって、名実ともに暑い夏になりそうだ。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)

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研究会での出来事・・・臨床連載―26

2005-08-08 10:43:25 | 診断即治療と虹彩学
昨日、易と鍼灸の研究会を開いた。

これは、どちらかと言うと、易学からどのように鍼灸学が組み立てられて、どのようにすると易学を鍼灸治療に応用できるかということを、私の研究と体験を話しがら、研究を深めていこうという会です。

しかし、それだけでは「文系」になってしまいますので、「武系」も入れたほうがいいと思い、臨床応用の実技も少し加えることにしました。

幸い(?)に、モデルとなる方がいましたので、臨床応用として実技を少し披露することになりました。

モデルになった人は、胸椎上部が右に歪んでいましたので、骨盤矯正鍼によって、骨盤を矯正することで、胸椎上部の歪みまで矯正する方法を披露しました。





原理は、骨盤の歪みは、骨盤周囲だけでなく、脊柱起立筋を介して胸椎上部まで歪めているので、骨盤矯正をすると脊柱起立筋も整い、胸椎上部まで整うというものです。

脊柱起立筋とは、胸最長筋、胸棘筋、胸腸肋筋、腰腸肋筋などの総称した呼び名で、背部で最も長くて最も大きな筋です。
上部の筋肉の深部にあり、脊柱の両側を縦走し、仙骨の後面と腸骨稜の後部から起こり、椎骨・肋骨に着き、側頭骨の乳様突起に至ります。運動をする時には、主に体幹部を伸展させたり後屈させたりする作用があります。



脊柱起立筋



で、素人でもわかるぐらい歪んでいる背骨の歪みを、皆さんに見てもらってから、骨盤の歪みも確認してもらい、骨盤と腹部の関係、腹部と脊柱起立筋の関係、脊柱規律筋と脊椎の関係を説明してから、骨格矯正鍼で骨盤を矯正しました。

骨盤調整にかかる時間は、わずか1分程度です。

それから、再び背骨の歪みを皆さんに見てもらおうと思い、モデルになった方が頭を前に倒すと、皆さんが一斉に「オオー!」と声を上げて、骨格矯正鍼によって骨盤が矯正され、さらに胸椎上部の歪みまで矯正されることを認めてくれました。

また、1人の方は、「足低で、右の勇泉が痛い」と言うので、具体的な話を聞きましたら、踵を上げても押しても痛いと言うので、五行論での取穴方法と経絡七行論での取穴方法の違いを説明してから、脈診もせずに、経絡七行論で取穴をして5番鍼で刺鍼したら、痛みが取れました。



七星論での取穴は、左の尺沢ですが、これは従来の経絡治療をしている人には理解できないどころか、危険な治療と非難されるかも知れません。



理由は、「脈診もせずに」だからです。
もし、仮に「勇泉」に出た症状が、腎の虚だとしたら、補瀉の理論で考えると、悪化させる可能性があるからです。(笑)

今は「何故そうなるのか」ということは書けませんが、七星論の本を出版してから公開したいと思いますので、今は「そういう治療法もある」という紹介だけで勘弁してください。

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