ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米国で郵便代が上がる、インフレのシグナルか?-学校で教えてくれない経済学

2005-12-19 10:08:47 | 経済学
米国在住の知人のメールによれば、米国で国内郵便でハガキが23セントが24セントへ、封書が37セントが39セントになる。外国郵便も日本向けの封書が80セントから84セントへ5%値上がりすると教えてくれた。

ガソリンが一時ガロン1ドル50セントまで値下がりしていたのがこのところの
寒波のせいもあり再びガロン2ドルを超えてきたので憂鬱だと知人のメールにあった。

ドル安が進んできた。米国ではドル安が進んで2006年はNYダウが値上がりすると歓迎している。NYダウは30銘柄で構成されているが俗にいう大型株、国際優良株がほとんどであるから海外メーカーとの競争がドル安で一息つけるからだと単純なものである。

2005年は予想外にドル高〈円安〉が進んだ。日本車も値上げしたが、ドル高に助けられ米国市場での日本車に割安感が出て、GM,Ford,Chrysler御三家の販売に打撃となった。

先週末のNY為替市場で、ドルは、対ユーロでは1ユーロ=1.2014ドルと値上がりしたが、対円では1ドル=115.71円で取引された。先週一週間で見ると対ユーロでもドルは1.7%値下がりしたが、対円では4.7%も値下がりした。

一部為替ディーラーは円の対ドルでの先安を見込んで円売りの持ち高を大きく膨らませていた。それが突然の円買い・ドル売りの動きを見てあわてて円の買戻しに出たから円安に一段と拍車がかかったという見方が出ている。

最近のドル安の背景に、金相場急落があるという見方もある。円安になれば金相場が上がる。金が上がるとそれを見込んで円を売りドルを買いだめていた向きが、円急騰にあわてて一斉にドル売り・円買戻しに出たために円高・ドル安に拍車がかかったというのだ。

相場の常であるが、上がるから買う、買うから上がる。金相場はあれよあれよという間に
1トロイオンス=540ドルまで値上がりした。これからは正反対の流れが起る。だから金相場はここしばらくは460ドル近辺まで下げるという見方が出てきた。

風が吹けば桶屋が儲かるとよくいう。広辞苑によれば、風が吹くと砂ぼこりがでる。ほこりがふえると盲人が増える。盲人が弾く三味線が売れるとそれに張る猫の皮が減る。猫が減るとねずみが増える。ねずみが増えると桶をかじる。それで桶屋が儲かるとあった。

為替も原油も金も、所詮、相場の世界、インフレの反面教師である。米国の郵便代値上げの知人からの便りは米国のインフレ《ドルの目減り》対策のシグナルかもしれない。(了)

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ダイエットと糖類・・・(ちょっと怖い話)

2005-12-19 08:51:03 | 診断即治療と虹彩学
この記事は、今年の2月にアップした記事ですが、数人から要望がありましたので、再度アップしました。



ダイエット法を選ぶ時の注意点。


正常なネズミと先天的な肥満のネズミの脳の重さの比較をすると、
正常なネズミは、体重23.3gに対し、脳の重さは0.377g、体重との比率は1.6%。
先天的肥満のネズミは、体重46.9g、脳の重さは0.320g、体重との比率は0.7%。



これは≪American Journal of Physiology≫で発表された記事で、ちょっと怖い内容のように思われるのですが、実験動物での話ですので、まだ、少し安心している人も多いかも知れませんので、少し脅迫じみた話をします。

実は以前にも書いたことがあるのですが、大量のグルコース(デキシトロース、ブドウ糖とも呼ばれる)を犬の静脈に注射し続けると、1日~7日で全て死んでしまい、脳下垂体と膵臓には激しい出血と障害があり、肝臓の腫れがはっきりと認められたそうで、さらに精製した砂糖と炭水化物を長期間与えた実験では、実験動物の脳の一部に障害が起きていることが確認されたと報告されているのです。

何故、そのようなことが起きるのかを考えてみますと、炭水化物の種類による「作用の違い」が、このような実験結果を支えていますので、炭水化物の種類と性質から調べてみることにします。

炭水化物は単糖と呼ばれる単位のものが一つのものを、一糖類とか単純炭水化物と言い、2~20個集まったのを少糖類(二つのものは二糖類)と言い、数100~数1000集まったものを多糖類とか複合炭水化物と呼んでいます。

単糖にはグルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、ガラクトースというものがあり、少糖類には、サッカロース(砂糖)やラクトース(乳糖)と呼ばれるのがあり、多糖類にはグリコーゲンとかマンナンと呼ばれるものがあります。

その作用は、単糖類や少糖類では、「運動の際の早急なエネルギー補給や低血糖時などの脳への血糖補給になるのですが、・・・血糖値が急激に上昇するので過剰摂取は、多くが脂肪合成に使われてしまう」。
一方の複合炭水化物は、「肝臓や筋肉へのグリコーゲン貯蔵になり、良質なエネルギー源として使われ、体力とグリコーゲンの量は比例する」と言われています

さて、そこでの疑問は、「単糖類や少糖類を過剰に摂取したらどうなるか」ということで、上記の実験結果と糖質理論からしますと、「血糖値が急激に上昇して、脳に障害を与える可能性があり、余分な糖は脂肪合成に使われてしまう」と言えるわけです。

砂糖が代謝される時のビタミンB群やミネラルの問題とか、砂糖によるホルモンシステムや神経システム、味覚システムの異常などの複雑な話になりますので、それらについては、何度か説明してきましたし、今回のテーマがダイエットですので、ここではとりあげません。

今回のタイトルであるダイエットについて再度注意を促しますと、上記で説明したように、砂糖によって起こる障害は大きいので、くれぐれもダイエットで「単糖類」や「少糖類」を使うような方法は選ばないようにすることです。


それをすると、早くボケるからです。


???・・・何故だ!?


自分が砂糖を摂り過ぎてきたかどうかは、虹彩分析をすればわかります。



砂糖の摂り過ぎでシュガーリングが出ている


人間の生命を支えているのに“酵素”というのがあり、その酵素の働きを抑えて治療に使う薬品もあります。それらの薬品は、正常な酵素の活動を阻害して症状を治めていくという方法ですが、《酵素栄養学》を勉強しながら「正常な酵素の活動を阻害する」という言葉で、薬品の作用が怖くなってきました。(もともと薬は怖いものかも知れませんが・・・)

その理由は、エドワード・ハウエル博士の【ENZYME NUTRITION】(酵素栄養学)によりますと、温度変化と酵素の働きの実験で、何匹かのミジンコをいくつかの温度の違った水槽に入れ、心臓の動きと寿命を調べるのですが、ミジンコは体が透明なために、心臓の動きや腸の動きを直接見ることが出来、温度による寿命の違いが分かるというのです。

その結果は、摂氏8度では108日生き、10度では87日、18度では40日、28度では25日しか生きず、8度の温度では1秒間に2回の心臓の拍動ですが、28度になりますと1秒間に心臓が7回も拍動するというのです。

すなわち、温度が高い時には代謝酵素が活発に働きますので、ミジンコは元気に泳ぎスピーディな活動をするのですが(時々、血圧の高い人にも同様の状態を観察することができます)、代謝酵素を25日で使いきってしまうために、早死にしてしまうのです。一方のミジンコは108日も生きるのに、元気のいいミジンコはたった25日しか生きられないのですから可哀想です。


☆☆☆砂糖で血糖値を急激に上げますと、脳に障害が起こる可能性があり、さらに余分な糖は脂肪合成に使われてしまいますので、生理的に(自然に)それを解消しようとして、子供では「活動亢進症」になる可能性があります。☆☆☆


このことから、ミジンコが活動するにも、我々人間が活動するにも酵素が必要で、酵素の消耗と寿命は関係が深く、早く酵素を使い果たしたほうが早く死ぬということなのです。
ですから“消費する酵素を補わないと寿命が短い”ということで、薬などで酵素を阻害するのが好きになれないのです。


☆ ☆☆砂糖を摂り過ぎると、砂糖には酵素などありませんので、体内にある酵素を簡単に使い果たしてしまう。☆☆☆


それで、その≪酵素栄養学≫では、「ナマ物を食べることによって、消化酵素の無駄使いを防ぐことが出来るので、食物は出来るだけ“ナマ”で食べるほうが良く、果物、果物ジュース、サラダ等をできるだけ食べるようにしたほうが良い」と結論付けられています。

しかし、食品に含まれる酵素というのは、加熱による調理だけで失われるのではなく、化学肥料や農薬によっても失われるし、長期保存(時間の経過)によっても失われますから、もし、“ナマ”のものを食べようとするならば、無農薬の果物や野菜を求めなければなりません。

当然輸入される果物も船で長期保存されるために酵素が失われていますので使うことは出来ませんので、我々はどのようにして毎日農薬のかかってない新鮮な食品を手に入れることができるのかを考えたら、現実的に不可能のように思われました。


☆☆☆こんな酵素のないモノを食べていては、太るのは当然です。☆☆☆


そのことを考えた時に、『日本、中国、韓国等のアジア諸国では、基本的に加熱された料理を中心に食べてきたのだから、何らかの方法で消化酵素を無駄使いせずに済ませていたはずだ』と考えるようになりました。

そして結論は、酵素の無駄使いをする「単糖類の摂取量が少なかった」ということになったのですが、すでに酵素不足を起していると思われる人には、酵素を補給できる食品を使ってもらうようにしています。

優秀な酵素食品とは、味噌、納豆、古漬け、とかの「臭い食品」で、砂糖を使って発酵させた「○○酵素」というようなものではありません。

また、「発酵食品」と言うと、すぐ「ヨーグルト」と言う人がいますが、ヨーグルトは動物性に入りますので、摂り続けると皮膚が荒くなります。それは、時々テレビに出る、外国の「ヨーグルトで100歳まで元気」という人たちの顔を見るとわかりますが、象みたいにシワクチャになっています。

☆☆☆食品には、もともと「食物酵素」というのがあり、大根は大根を溶かす酵素が、魚には魚を溶かす酵素があり、自然に溶けるようになっています。ですから、マグロなどのような動物食品は、少し時間をおいてから食べるのがおいしいのです。☆☆☆

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