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お酒を楽しみながら長く飲む方法ですので、肝臓の話をしなければなりません。
きょうは肝臓の話をします。
肝臓の働きは?
① 栄養の合成加工(食物に含まれる栄養は、胃腸で消化吸収されて肝臓に送られてきますが、これらの栄養が肝臓で合成加工されて体に役立つ栄養になる)
② 栄養の貯蔵(肝臓で合成加工された栄養は血液で全身に運ばれますが、余った栄養素は肝臓に貯蔵され、必要な時に血液に送り出される)
③ 排泄(体の中でいらなくなった老廃物、血液のゴミなどが肝臓に集められて、胆汁などに作り変えられ、腸に排泄されます)
④ 解毒( 有害なものが肝臓に入ってきたら、それらを分解して無害なものに変えます。薬やアルコールが分解されるのも、この解毒作用によるものです)
アルコールと肝臓の関係は?
アルコールは肝臓で分解される過程で、「アセトアルデヒド」という「悪ガキ」に変わりますが、アセトアルデヒド君は毒性が強く、アルコールをたくさん飲むと全身に廻って体に悪い影響を与えます。
例えば、悪酔いや二日酔いなどで起る頭痛や吐き気は、アセトアルデヒド君が脳に行って悪さをしているのが原因なのです。
肝臓は再生力が強い臓器で、アルコールを飲む量が少なければ、一度は買いされた肝細胞でも、再び元に戻ります。しかし、毎日大量にアルコールを飲むと元に戻らなくなってしまうのです。
そして、エコー検査を受けると、「霜降状の白い雲」が見えるようになってきて、「脂肪肝」という病名が付けられ、肝機能を戻す目的で、食事制限と運動療法を強要されます。
脂肪肝は、アルコールだけに限らず、おかずの食べ過ぎでも砂糖の摂り過ぎでも起ります。
それを利用して作った珍味が「フォアグラ」です。
勿論、それらをやめれば肝臓は元に戻りますが、それらを長い間、大量に摂り続けると、肝硬変になってしまいます。
まぐろ、よこわ、カジキのお造り
肝臓を傷めないお酒の飲み方は?
肝臓に害を与えないお酒の飲み方は、
① 日本酒ならば1日2合程度
② ビールなら大ビン2本程度
③ ウイスキーなら4杯程度
④ 焼酎のお湯割りなら2杯程度
⑤ ワインならグラス4杯程度
を目安にすればいいようです。
|(-_-)| キコエマセン
・・・・・・
(;-_-;) ガックリ、足りないなー・・・、
タラバガニの内子(卵巣)を薄塩に漬けた珍味で、独特な味と食感は、まさに絶品です。
値段は時価 ( ゜o゜)ハッ
それは、日本酒1合のアルコールが分解されるのに、「日本人では4時間ほどかかる」と言われていて、夕方の6時に1合のむと、肝臓は10時までアルコールの分解に働くわけで、2合飲むと夜中の2時までかかり、3合飲むと朝の6時までかかるわけです。
う~ん。
3合で12時間も肝臓は傷められるのか・・・、(>△<∥)アッチャー!
しかし、肝臓はアルコール分解の仕事だけをしているのではないので、12時間もアルコール分解の仕事をさせていると、他の仕事ができなくなる。
そこで、1日2合という数字が出てくるのですが、これは「寝ている間になんとか分解される量」ということなのです。
但し、お酒が弱い人、肝臓が悪い人は、その限りではありませんし、アルコールで傷つけられた肝臓が元に戻るには、連続2日の休肝日が必要と言われており、週に2日間はアルコールを飲まない日が必要のようです。
まーしかし、ちょっと待て!
そのために、連載で酒の肴を書いているのですから、^-^ゞ
画像は、「よし萬」というお店で飲んだ時のものです。
クリックで地図
新大阪より一駅、ミツフホテルの一角です
昼 11:30~13:30(月~金)
夜 17:00~23:00
定休日 月曜日
夜の平均予算は、お一人様4000円程度
大阪府大阪市淀川区西中島4-8-22 ホテルミツフ1F
電話 06-6886-1900
お酒を楽しみながら長く飲む方法ですので、肝臓の話をしなければなりません。
きょうは肝臓の話をします。
肝臓の働きは?
① 栄養の合成加工(食物に含まれる栄養は、胃腸で消化吸収されて肝臓に送られてきますが、これらの栄養が肝臓で合成加工されて体に役立つ栄養になる)
② 栄養の貯蔵(肝臓で合成加工された栄養は血液で全身に運ばれますが、余った栄養素は肝臓に貯蔵され、必要な時に血液に送り出される)
③ 排泄(体の中でいらなくなった老廃物、血液のゴミなどが肝臓に集められて、胆汁などに作り変えられ、腸に排泄されます)
④ 解毒( 有害なものが肝臓に入ってきたら、それらを分解して無害なものに変えます。薬やアルコールが分解されるのも、この解毒作用によるものです)
アルコールと肝臓の関係は?
アルコールは肝臓で分解される過程で、「アセトアルデヒド」という「悪ガキ」に変わりますが、アセトアルデヒド君は毒性が強く、アルコールをたくさん飲むと全身に廻って体に悪い影響を与えます。
例えば、悪酔いや二日酔いなどで起る頭痛や吐き気は、アセトアルデヒド君が脳に行って悪さをしているのが原因なのです。
肝臓は再生力が強い臓器で、アルコールを飲む量が少なければ、一度は買いされた肝細胞でも、再び元に戻ります。しかし、毎日大量にアルコールを飲むと元に戻らなくなってしまうのです。
そして、エコー検査を受けると、「霜降状の白い雲」が見えるようになってきて、「脂肪肝」という病名が付けられ、肝機能を戻す目的で、食事制限と運動療法を強要されます。
脂肪肝は、アルコールだけに限らず、おかずの食べ過ぎでも砂糖の摂り過ぎでも起ります。
それを利用して作った珍味が「フォアグラ」です。
勿論、それらをやめれば肝臓は元に戻りますが、それらを長い間、大量に摂り続けると、肝硬変になってしまいます。
まぐろ、よこわ、カジキのお造り
肝臓を傷めないお酒の飲み方は?
肝臓に害を与えないお酒の飲み方は、
① 日本酒ならば1日2合程度
② ビールなら大ビン2本程度
③ ウイスキーなら4杯程度
④ 焼酎のお湯割りなら2杯程度
⑤ ワインならグラス4杯程度
を目安にすればいいようです。
|(-_-)| キコエマセン
・・・・・・
(;-_-;) ガックリ、足りないなー・・・、
タラバガニの内子(卵巣)を薄塩に漬けた珍味で、独特な味と食感は、まさに絶品です。
値段は時価 ( ゜o゜)ハッ
それは、日本酒1合のアルコールが分解されるのに、「日本人では4時間ほどかかる」と言われていて、夕方の6時に1合のむと、肝臓は10時までアルコールの分解に働くわけで、2合飲むと夜中の2時までかかり、3合飲むと朝の6時までかかるわけです。
う~ん。
3合で12時間も肝臓は傷められるのか・・・、(>△<∥)アッチャー!
しかし、肝臓はアルコール分解の仕事だけをしているのではないので、12時間もアルコール分解の仕事をさせていると、他の仕事ができなくなる。
そこで、1日2合という数字が出てくるのですが、これは「寝ている間になんとか分解される量」ということなのです。
但し、お酒が弱い人、肝臓が悪い人は、その限りではありませんし、アルコールで傷つけられた肝臓が元に戻るには、連続2日の休肝日が必要と言われており、週に2日間はアルコールを飲まない日が必要のようです。
まーしかし、ちょっと待て!
そのために、連載で酒の肴を書いているのですから、^-^ゞ
画像は、「よし萬」というお店で飲んだ時のものです。
クリックで地図
新大阪より一駅、ミツフホテルの一角です
昼 11:30~13:30(月~金)
夜 17:00~23:00
定休日 月曜日
夜の平均予算は、お一人様4000円程度
大阪府大阪市淀川区西中島4-8-22 ホテルミツフ1F
電話 06-6886-1900