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僧侶、山村再生の旅 全国行脚…写経で出資呼びかけ

2007-11-04 11:07:03 | Webニュースより
僧侶、山村再生の旅 全国行脚…写経で出資呼びかけ(産経新聞) - goo ニュース

2007年11月3日(土)03:27

 山村の自力再生を目指し、三重県大台町に交流施設を作ろうと、私財をなげうった僧侶がいる。同県出身の佛國寺黙雷(もくらい)師(66)は、全国行脚をしながら、道行く人に写経をしてもらうことで出資の協力を呼びかけている。交付がほぼ決定していた国からの補助金も断り、山村再生へ向けた試みが手作りで始まった。

 施設の事業計画によると、同町大杉谷の敷地(約1万平方メートル)に宿泊施設を建設。周辺には、廃材や間伐材などをエネルギーとするバイオマス発電による漢方風呂や、薬草を中心とした食事を出す食堂を開く。

 また「報徳農林塾」を開講し都会の若者を受け入れ、農林業の手伝いをしてもらうという。「荒れ果てた山を再生し、人が自然にあふれた山と共生していく場を作りたい」との思いからだ。

 土地の購入や建物の建設など、必要となる事業費は約11億円。当初は事業費の半分を国の補助金でまかなう予定だったが、「自力で再生できる力のない人間が、補助金をもらっても無駄遣いになる。甘えを捨てなければならない」と、資金は地元の出資やお布施などが中心となる。

 現在、黙雷師は日本各地を行脚し、事業の趣旨に賛同してくれる有志を募っている。といっても黙雷師は道ばたで座禅を組むだけ。そんな姿を見て声をかけてきた人に事業を説明。その上で賛同者に写経をしてもらい、お布施の形で寄付を受け取っている。

 黙雷師の思いは、少しずつ広がっている。今年3月に名古屋市内の路上で21日間に渡って座禅を続けた結果、3000万円以上の資金が集まった。7、8月には四国全域を行脚。現在では、各地に100人以上の賛同者がいるという。

 運営主体として私財を投じて立ち上げた「大杉谷地域再生機構」は、地元住民に社長の座を譲った。黙雷師は「行脚の中で、賛同者を少しでも得ることができれば。山を作る中で、人を育て、山村を再生していきたい」と話す。事業成就のため、黙雷師は残りの人生を「写経の旅」にささげていくという。


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すごい!
11億円はかなりの金額だが、人は熱意で動くものだから、そう遠くはないかも知れない。
私も托鉢の真似事をしたことがあるのですが、少しテクニックを使うと(笑)1日で十数万円とつた袋に入っていることがある。
黙雷師は、座禅を組みながらお布施を集めるというのだから、それなりの試算があるはずで、きっと達成されるに違いない。

66歳でこのような人生に挑戦できるのは、ある意味楽しいに違いない。
きっと賛同者も日増しに増えるだろう。
日本人の多くが憧れる生活は、フーテンの寅さんのような生活らしい。
憧れる生活と、慈善事業が一体となれば、更に「憧れる生活への賛同者」は増えるはず。

・・・私も憧れてしまいました。

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