ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

火鍼セミナー・・・優しい先生

2007-11-15 11:27:23 | 情報や案内及び雑談
六然直伝講習会第四弾が、去った日曜日に開かれた。
午前中の講義は「火鍼」で、奈良の井手紀公生先生。
中国に留学していた時に、人徳を活かしていろいろな先生に付き、いろいろな治療法を勉強され、今年の多賀フォーでも名人に付いて語り、仁和寺合宿でも感性を養う方法としての実技を公開指導されていた。

人間ができていると言いますか、性格がいいと言いますか、いつもニコニコしているので、先生の傍にはいつも多くの人がいる。

講習は、基本的には「撮影禁止」ですが、特別許可をもらって撮影させてもらったので、臨場感たっぷりでお楽しみください。ヽ(^o^)丿





私が中国で最初に火鍼を勉強した時は、手技が荒々しい方法でしたので、正直言って「これは日本では使えないな」と思った。
しかし、今までに二人ほどは使ったことがある。(笑)

その手技の方法は「えげつない方法」としかいいようがないもので、切痔の患者さんの肛門の横をメスで切り、そこから指を入れて直腸をひっくり返し、出てきた直腸の切痔部分を火鍼で、ジュー、ジューっと焼く。
※中医師は手術もできれば注射も打てるし投薬もできる。

或は、リュウマチの患者さんの背部愈穴に、10数箇所もジュー、ジュー、ジュー、ジューと火鍼をする。
今回の井手紀公生先生の手技を音で表現しますと、「チュ!」という感じで、「早撃ちのジョー」みたいで、0.01秒という速さだったから、患者さんも何をされたかわからないと思えた。





今回の井手紀公生先生が見せてくれた瞬間芸(笑)とは大きな差だ。
井手紀公生先生のやり方は、ほんとに一瞬の間に火鍼をするので、患者さんも痛みを感じずに(気が付かない間に)、治療は終了している。

受講生全員に火鍼をしてくれると言うので、私も火鍼をしてもらうために列に並んだ。(^o^)





実技講習の間も井手紀公生先生は、「このようにすると患者さんとコミュニケーションが取れます」とか「このようなことをすると失敗します」とか、いろいろな実例を出して説明してくれ、皆さんが「即、明日から使える」ように親切丁寧に説明していた。

いやー、素晴らしかったですねー。

で、井手紀公生先生が全員に火鍼をしている間、六然社の社主が後ろのほうで、ジャガイモを使って「実技訓練」を指導していた。
なんて中味の濃いセミナーなんだったのろうか。

詳しくは、 こちら こちら のブログに載っています。


午後は、横山瑞生先生と前田久仁子先生の講義ですが、今は時間がないのでまた改めて書きます。

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狩野永徳展

2007-11-15 10:43:28 | スケッチ



狩野永徳展

江嵜企画代表・Ken


京阪電車、出町柳駅近くにある常林寺で親戚の墓参りに
家族と出かけた。常林寺は萩の寺としても知られ、勝海舟の宿坊にも
使われたとあり、由緒ある寺のようだ。

墓参りのあと駅前の喫茶LUSH LIFEで小1時間休憩のあと
京都国立博物館で開かれている、狩野永徳特別展を観賞した。

京阪七条駅を降りて、博物館へ向かうが、行きかう人が普通で
ない。博物館に着いたところ、1時間待ちだと聞いてその
ナゾがとけた。

狩野永徳展はとにかく大変な人気だそうで、帰りのタクシーの
運転手の話だと、開門9時半にも関わらず、朝8時前から列が
出来る。それも毎日だというから驚きである。

待ち時間が苦にならないといえば、ウソになるが、いつものように
スケッチ帖を取り出してペンを動かしていると、確実に入り口に
近づいていった。

博物館本館の建物の裏近くまで列が出来ていたが、最初に右手に
ある博物館を入れ、前の人を順番に加える。並んだ時点では見えなかった
遠景の山と木々をいれて仕上げた次第である。

会場に入ると、頭から、二重、三重に人垣が出来ていた。
洛中洛外図屏風絵などの、とっておきの絵の前でひとの列が止まる。
最後に「唐獅子図屏風」に圧倒されて、ほとんどの人が待ち時間を
忘れて、帰路につくのであろう。

日本画を多少は勉強しているので、花鳥画に興味があったが、
織田信長像には鬼気迫るものを感じた。大画も威風堂々としていいが、
人物画に限らず、花鳥画に見られる、行き届いた、繊細な描写が
特に印象に残った。

会期が11月18日までだから、週末にかけて、2時間待ち、3時間待ち
しても狩野永徳の絵をひとめ見たいひとの列が続くに違いない。(了)

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