ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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ドル売り、原油95ドルで、NYダウ218ドル安ー学校で教えてくれない経済学

2007-11-20 11:50:48 | 経済学
 あれこれいろいろな資料に目を通す時間が少ない向きは、原油、為替、金利の3点セットを物差しにして、経済(からだ)の状態をチエックするに限ると、常々思っている。

 11月19日、NYダウは、先週末比218ドル下げ、12,958ドルで取引された。住宅需要の不振、サブプライムローン問題解決の長期化が予測されることから、不安心理が増幅して、株を売る、売るから下がる、お決まりのコースを辿っている。

最近の傾向として、NY株式市場が冴えないと、ドルを売って円を買う動きが出てくるようになった。11月19日のNY外国為替市場では、ドルは、対円で、1ドル=109.80円前後で取引された。ドルは、対ユーロでも売られ、1ユーロ=1.4665ドルで取引された。

ドル値下がりのひとつの要因として、中国政府が、人民元の対ドル変動幅を拡大する発表した後、1ドル=7.4286元までドルが売られた。人民元の対ドルレートは、先週までで7%切り上っていたが、一日で一挙に8%の切り上げとなったことも、ドル安に影響したようだ。

ドルが売られると、原油が上がる構図も定着している。物の値段は需給で決まるが、ドルの値打ちが下がると、ドル建ての値段を上げないと身入りが減る。それを恐れてドルを売る。ドルに代えてドル以外の通貨を買う。つれてドルが売られる悪循環で、11月19日のNY原油先物WTI相場は、一時、バレル95.15ドルの高値で取引された。

人間も所詮、動物だから、水鳥と同じで、不安心理が少しでもあると、まずその場を離れる。じっとしているのは、日本人くらいのもので、日本人は、皆が飛び込まない限り、飛び込まない。海行かばを歌いながら、粛々と海中の藻屑と消えた歴史を繰りかえしている。

原油相場では、OPEC(石油輸出機構)が、増産を見送ったこともひとつの買い材料に使われた。OPECにとって、石油はトラの子である。下手に増産して、暴落の引き金にしたくない。コストで言えばせいぜいバレル6,7ドルで、90ドルの高値で客が順番待ちで並んでいる。こういうときは、動かない方が身のためであることを熟知しているのであろう。

今回のOPEC総会で、ドル建てのみで原油の値段を決めす、ドル以外の通貨も含めたバスケット相場で、原油の値段を決めるべきだと、ベネズエラやイランが主張した。ただ、OPECの盟主サウジアラビアが反対した。さらにドルの値下がりを警告する文言を共同声明に盛り込むべきとの発言も抑えられたと、今朝のWSJ紙は紹介している。

サブプライムローン問題が混迷の度を深めてくると、利下げが催促されやすい。利下げはドル売りを刺激する。餌場を求めて、鳥は当然、移動する。ドタバタ相場が続きそうだ。(了)

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「はやぶさ」小惑星着陸から2周年、“癒し系”ビデオ製作

2007-11-20 11:50:45 | Webニュースより
「はやぶさ」小惑星着陸から2周年、“癒し系”ビデオ製作(読売新聞) - goo ニュース

2007年11月19日(月)19:45

 探査機「はやぶさ」が世界で初めて小惑星に着陸・離陸してから20日で2年になるのを記念して、宇宙航空研究開発機構は「祈り」と題したビデオを製作した。

 ジャズが流れるイメージビデオのような斬新な作りで、23日から宇宙機構のホームページや各地の科学館などで上映を始める。

 ビデオの映像は、説明調の語りを省いて簡単な字幕のみにし、従来の記録映画風の構成とは一線を画した芸術的な仕上がり。内容は、打ち上げから、小惑星「イトカワ」への着陸を経て、地球に戻る途上にある現在までを、コンピューターグラフィックスと実写映像で、約30分にまとめた。

 ビデオは教材用CDなどと組み合わせて来春、宇宙科学振興会から販売される(価格未定)。


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バーチャルではなく、実像が見れるというのは嬉しいですねー、しかもジャズが流れる中で宇宙が・・・、待ち遠しいですねー。

これからの子どもたちは、このような教材で勉強できるので、自然にイメージトレーニングがなされ、宇宙もさらに近いものになるに違いない。

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