数年内にインターネットでデータ大洪水が発生?(JapanInternet) - goo ニュース
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▼2007年11月26日 09:00 付の記事
■海外internet.com発の記事
溢れんばかりに増えるデジタルメディアをインターネットが支えきれなくなるかもしれない、と新しい調査研究が警告している。
調査会社 Nemertes Research が実施し、非営利団体 Internet Innovation Alliance (IIA) が配布している同調査研究よると、2年余りのうちに北米および世界の両方で、一般消費者と企業によるインターネット利用がネットワーク容量の限界を超えるおそれがあるという。
IIA の共同会長を務める Larry Irving 氏は、声明の中で次のように述べている。「この驚愕の調査分析は、インターネットが直面している重要な問題を明らかにしている。われわれはネットワーク容量を増強するために必要な措置をとる必要があり、さもないとインターネットが渋滞しインターネット サービスを大混乱させるおそれがある。Nemertes の研究成果は、『エクサフラッド』(exaflood:データの大洪水) が起りつつあることを示す証拠だ」
エクサフラッドという単語は、Discovery Institute のシニアフェローで、『Gilder Technology Report』紙の寄稿編集者である Bret Swanson 氏による造語で、『Wall Street Journal』(WSJ) 紙に寄せた2007年1月の記事中で使われたものだ。
この単語は、10億ギガバイトを意味する「エクサバイト」に由来している。つまりエクサフラッドとは、オンラインビデオや今後に登場するデジタルメディアが引き起こす「迫り来るデータ大洪水」と Irving 氏が呼ぶものを指す言葉だ。
実際の研究報告は、それほど人騒がせな内容ではない。事実、同研究報告では、2010年頃にインターネットがアクセス容量の危機に直面するかもしれないが、インターネットは冗長かつ自己防衛的なアーキテクチャをもつため、研究者たちはインターネットが崩壊するとは考えていないと明言している。
だが同研究報告は一方で、特に飽和したブロードバンド リンクでファイルをダウンロードするときなど、ユーザーがインターネットの一時停止や機能低下を体験する可能性があるとも述べている。
Nemertes によると、需要と容量のギャップを埋めるのに必要な投資額は、米国においては420億ドルないし550億ドルで、主にブロードバンド アクセスの容量増強に費やされることになるという。世界全体で必要な投資額は1370億ドルと推定されており、やはり主な対象はブロードバンドとされている。
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やっぱりなー、という感じですねぇ。
ネットを開けば、凄い情報が得られるので、今やネットは欠かせないアイテムになってしまった。
しかし、毎日増え続けるこれだけの電気信号が、パンクしないはずはない、と前々から感じてはいたし、時々サーバーがパンクする事態から考えても、いずれは何らかのアクシデントが起るのでは、と多くの人が考えていたに違いない。
研究者たちはインターネットが崩壊するとは考えていないと明言している。と書かれていますが、何らかのトラブルは発生しそうな気がする。
調査会社 Nemertes Researchの要約文を読みますと、(機械翻訳です)
【この研究では、NemertesはインターネットとIPの独立している突っ込んだ分析、インフラストラクチャ(私たちは容量と呼んでいる)と電流を計測し、それぞれが時間がたつにつれて、どのように変化し、どの要求にポイントがあるかを理解し、それらを決定する容量を超えていないか、という目標のある交通(私たちは要求と呼んでいる)を反映させました。
私たちは、インフラストラクチャ容量を算定するために、キャリヤ消費と業者収入の詳細を再検討し、市場調査に対してこれらを比較しました。 要求を計算するために、私たちはユニークなアプローチを取りました。
ユーザをモデル化することの代わりに、利用可能なバンド幅の性質を、ユーザ消費が時間が経つにつれてどう変化したかを、ユーザが現在配備した応用ポートフォリオを測定し、これから私たちが見える応用展開を直接映し出すことを基礎にしました。】
と書かれています。
う~ん!大きなリサーチ会社のようですので、ネットの将来に不安が残ります。
でも、なるようにしかなりません。(^o^)
明るくいきましょう。ヽ(^o^)丿