:7日放送 「ワールドWaveMorning」(学校で教えてくれない経済学)
たかがパソコンの不調と思うが、先日来からパソコンが思い通り作動せず往生している。その間もギリシャ問題未解決のニュース、イラン制裁、シリア決議案が国連安保理で廃案となる。欧州の大雪被害拡大、今朝はフィリピンでの地震など世界の様々な動きが、容赦なくテレビ、インターネットに飛び込んでくるので情報整理に追われる毎日が続いている。
7日朝7時29分着信のCNBC Asia Pacific電子版で、「イラン制裁の動きが出たにも関わらずなぜ原油相場が値上がりしない?」という記事が出ていた。いつものように専門家が出て来て言う。「イラン制裁措置には多くの例外措置が含まれている。実行は7月からである。現在、WTIは在庫がたっぷりある。ただし、7月以降はEUが禁輸を実行する。」と書いてあった。今一つの記事は「なぜ今ギリシャなのか?」というタイトルで、ここでも専門家が出て来て言う。「ギリシャ、パパデモス首相は大蔵大臣にユーロ圏離脱後の影響調査を命じた。ギリシャがユーロ圏から離脱する確率は30%から50%に高まった。しかし、マ―ケットの目は次の問題児ポルトガルに既に移っている。」と書いていた。
7日朝の「ワールドWaveMorning」ではフランスF2がサルコジ大統領とメルケル首相がドイツZDFとフランスF2記者を前にして共同記者会見する様子を伝えていた。メルケル首相は「ギリシャが約束を守らなければ救済は受けられない。ただそれだけだ。」と言い放った。さらにメルケル首相は次期フランス大統領としてサルコジ氏を支持すると明言した。ドイツZDFの記者が「あなたはドイツの言いなりになっていると見られている。どう思うか」と問うと、サルコジ大統領は「戦争は必ず勝者と敗者を生む。ドイツとフランスの政策を同じくすることが大事だ。共に勝者だ。」と応じていた。今回はフランス、ドイツの閣僚が合同で会議を開いたと伝えていた。
国連安保理事会でのシリア決議案廃案は、ギリシャ問題以上に世界各局が深刻に受け止め、英BBC,ドイツZDF,フランスF2、アルジャジ―ラ、豪ABCが揃って「国連安保理でシリア決議案が廃案になったあと、シリア政府の反政府勢力弾圧が加速化した。シリア国営放送は反政府勢力が殺害を続けていると悲惨な現場映像で流している」と紹介していた。ロシア、ラブロフ外相は「欧米はヒステリックに行動している」と非難した。フランスF2は「シリア軍はトルコへのシリア人逃亡を阻止するためにトルコ・シリア国境を封鎖した」と伝えた。日本で生活していると、全てマスコミのせいに出来ないが、シリア問題に関する緊迫感は伝わって来ない。
ヨーロッパの異常寒波についても各局そろって放送していた。フランスF2は「5日続きの大雪でフランスはドイツなどから電力輸入を始めた。電力管理センターは大停電にならぬよう監視している。ドイツではマイナス35.1℃を記録した。特に東ヨーロッパの寒波が厳しい。さらに北アフリカ、アルジエリアも大雪で19名が死亡した。まだ大雪が続く。」などと解説していた。
週明け6日のNY株式市場では商い閑散の中、ギリシャ問題が不透明を嫌気して、先週末比NYダウは先週末比17ドル安、12,845ドルで取引を終了した。「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三井住友銀行、呉田真二氏は「ギリシア問題で交渉が難航、利益確定の売りが出た。取引終了にかけてギリシャ問題の行方を見極めたいとの空気が生まれ株価は下げ幅を縮めた。NY外国為替市場も一時、ユーロ安が1ユーロ=99円台まで進んだが、あと1ユーロ=100.44~48円まで戻した。対ドルで日本円は、1ドル=76.53~56円と狭いレンジ内の動きを続けている。ギリシャ問題での成り行きを見守りたい」などと解説していた。NY原油【WTI】はバレル93セント安、96.91ドル、NY金先物相場は、トロイオンス、15.10ドル安、1,722.80ドルで取引された。
その他の「ワールドWaveMorning」の話題では「世界の扉」コーナーで、タブレット型端末が医療現場や航空機内に導入されはじめており、今後急激に広がりを見せようとしていると紹介していた。ただ、物事にはコインの裏・表があるように「一台の端末に患者情報全てを委ねるのはハッカーなどによる攻撃リスクがある。慎重に進めるべきだとの意見もある。」とNHKワシントン支局の小原健石アナが専門家の意見を紹介していた。パソコン一つ制御できない筆者などは、何でもパソコンだ、端末だといわれると、時代遅れだと、いくら揶揄されても正直ついていけない。(了)
たかがパソコンの不調と思うが、先日来からパソコンが思い通り作動せず往生している。その間もギリシャ問題未解決のニュース、イラン制裁、シリア決議案が国連安保理で廃案となる。欧州の大雪被害拡大、今朝はフィリピンでの地震など世界の様々な動きが、容赦なくテレビ、インターネットに飛び込んでくるので情報整理に追われる毎日が続いている。
7日朝7時29分着信のCNBC Asia Pacific電子版で、「イラン制裁の動きが出たにも関わらずなぜ原油相場が値上がりしない?」という記事が出ていた。いつものように専門家が出て来て言う。「イラン制裁措置には多くの例外措置が含まれている。実行は7月からである。現在、WTIは在庫がたっぷりある。ただし、7月以降はEUが禁輸を実行する。」と書いてあった。今一つの記事は「なぜ今ギリシャなのか?」というタイトルで、ここでも専門家が出て来て言う。「ギリシャ、パパデモス首相は大蔵大臣にユーロ圏離脱後の影響調査を命じた。ギリシャがユーロ圏から離脱する確率は30%から50%に高まった。しかし、マ―ケットの目は次の問題児ポルトガルに既に移っている。」と書いていた。
7日朝の「ワールドWaveMorning」ではフランスF2がサルコジ大統領とメルケル首相がドイツZDFとフランスF2記者を前にして共同記者会見する様子を伝えていた。メルケル首相は「ギリシャが約束を守らなければ救済は受けられない。ただそれだけだ。」と言い放った。さらにメルケル首相は次期フランス大統領としてサルコジ氏を支持すると明言した。ドイツZDFの記者が「あなたはドイツの言いなりになっていると見られている。どう思うか」と問うと、サルコジ大統領は「戦争は必ず勝者と敗者を生む。ドイツとフランスの政策を同じくすることが大事だ。共に勝者だ。」と応じていた。今回はフランス、ドイツの閣僚が合同で会議を開いたと伝えていた。
国連安保理事会でのシリア決議案廃案は、ギリシャ問題以上に世界各局が深刻に受け止め、英BBC,ドイツZDF,フランスF2、アルジャジ―ラ、豪ABCが揃って「国連安保理でシリア決議案が廃案になったあと、シリア政府の反政府勢力弾圧が加速化した。シリア国営放送は反政府勢力が殺害を続けていると悲惨な現場映像で流している」と紹介していた。ロシア、ラブロフ外相は「欧米はヒステリックに行動している」と非難した。フランスF2は「シリア軍はトルコへのシリア人逃亡を阻止するためにトルコ・シリア国境を封鎖した」と伝えた。日本で生活していると、全てマスコミのせいに出来ないが、シリア問題に関する緊迫感は伝わって来ない。
ヨーロッパの異常寒波についても各局そろって放送していた。フランスF2は「5日続きの大雪でフランスはドイツなどから電力輸入を始めた。電力管理センターは大停電にならぬよう監視している。ドイツではマイナス35.1℃を記録した。特に東ヨーロッパの寒波が厳しい。さらに北アフリカ、アルジエリアも大雪で19名が死亡した。まだ大雪が続く。」などと解説していた。
週明け6日のNY株式市場では商い閑散の中、ギリシャ問題が不透明を嫌気して、先週末比NYダウは先週末比17ドル安、12,845ドルで取引を終了した。「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三井住友銀行、呉田真二氏は「ギリシア問題で交渉が難航、利益確定の売りが出た。取引終了にかけてギリシャ問題の行方を見極めたいとの空気が生まれ株価は下げ幅を縮めた。NY外国為替市場も一時、ユーロ安が1ユーロ=99円台まで進んだが、あと1ユーロ=100.44~48円まで戻した。対ドルで日本円は、1ドル=76.53~56円と狭いレンジ内の動きを続けている。ギリシャ問題での成り行きを見守りたい」などと解説していた。NY原油【WTI】はバレル93セント安、96.91ドル、NY金先物相場は、トロイオンス、15.10ドル安、1,722.80ドルで取引された。
その他の「ワールドWaveMorning」の話題では「世界の扉」コーナーで、タブレット型端末が医療現場や航空機内に導入されはじめており、今後急激に広がりを見せようとしていると紹介していた。ただ、物事にはコインの裏・表があるように「一台の端末に患者情報全てを委ねるのはハッカーなどによる攻撃リスクがある。慎重に進めるべきだとの意見もある。」とNHKワシントン支局の小原健石アナが専門家の意見を紹介していた。パソコン一つ制御できない筆者などは、何でもパソコンだ、端末だといわれると、時代遅れだと、いくら揶揄されても正直ついていけない。(了)