ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NY原油(WTI)バレル103ドル、1ドル=79円、1ユーロ=104円、潮流に変化か?

2012-02-18 10:40:58 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


窓から見える隣の神戸市立住吉幼稚園の庭が今年初めて雪化粧した。兵庫県豊岡では積雪1メートルだったそうだ。日本各地でも大雪が伝えられる。かれこれ60数年前の古い話になるが、子供の頃、神戸でも雪合戦を楽しんだ頃が懐かしい。

「ワールドWaveMorning」を見ることから一日が始まる。今朝の二ユースではフランスF2が、フランスフランが使える最後の2月17日、銀行にユーロと交換するため出来た長い列を写していた。おじいちゃんやおばあちゃんが残していたフランを持ってきた人、昔のオ―バ―のポケットからたまたま出て来たという人、はてまた、昔の通貨を趣味で集めるために現場で買い取っているという人など様々だった。

フランス中央銀行の話では、ユーロとの交換は来週月曜日まで受けつけます。郵便ポストに投函していただいても結構ですとPRしていた。政府の係員の話では、30億フラン、約5億ユーロ(日本円換算:520億円)が、結局未回収になる見込みといい、その分フランス政府は助かる。アメリカ、日本、中国などからの観光客が持ち帰った通貨が、その中に多く含まれているのではないかと話していた。

フランスF2が、いよいよカーニバルのシーズン、一着600ユーロ(約6万2,000円の衣裳はどこで作られているかご存知ですかと問いかけ、実はイタリアの離れ小島にある女性刑務所なんですよ、と謎解きのような話を紹介していた。麻薬容疑や売春斡旋などで服役している人が多い。出所したら刑務所で身に付けた技術を生かすわ、と語る人、以前別の刑務所にいたが、そこは24時間監視され放しだったのよ、と語る様子を紹介していた。刑務官が、再服役の比率がここは平均の半分以下です。出所後の自立を助けている、とカーニバル衣装作りの効用を披歴していた。

ドイツZDFがウルフドイツ大統領辞任をトップで伝えていた。自ら任命したメルケル首相に打撃となると見られている。就任後20ケ月,最も短命な大統領になったと解説していた。中国CCTVは、国連でのシリア制裁決議案が賛成多数で可決されたが、中国とロシアは共に反対したと伝え、「中国は歴史の評価に耐えるものである。」と中国外務省報道官談話を紹介していた。決議案に反対したロシアは「ロシアの立場が考慮されていなかったからだ。」と決議案可決の後の記者会見で語ったと中国CCTVが紹介していた。カタール、アルジャジ―ラは、シリア、イラク、インドネシアそれぞれのロシア大使館前でロシアに抗議するシリア人デモ隊の様子を写していた。

一方、17日のNY株式市場では、薄商いの中、NYダウは前日比45ドル高、12,949ドルで取引を終了した。ブルームバーグに出演したあるトレーダーは「ギリシャ問題で、実行する、いや、やらない、約束を守る、いや、守らないの繰り返しで、人々は心配することに疲れたからだ」とインタビューに答えていた。「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三菱東京UFJ銀行、原久充氏は「ギリシア支援で楽観論がこの日の株価を支えた。2月20日(月)はプレジデント祝祭日でお休み、週明けユーロ財務相会議を見極めたい空気から株価は伸び悩んだ。ドル、ユーロが共に買われ、円安が進んだ。25日には1月の米新築住宅販売高発表、メキシコでのG20会合を控えている。」などと慎重な言い回しだった。

17日のNY原油(WTI)はバレル93セント高、103.24ドル、NY金先物相場はトロイオンス2.30ドル安、1,724.50ドルで取引された。17日付けのCNBC Asia電子版は「アジアに脅威なのは、ギリシアでなく原油高騰だ」というタイトルで記事を載せていた。世界の原油輸入量は、豪、NZ含めたアジアが32%、北米26%、欧州17%その他25%である。GDPに占めるエネルギーコストはアジアは7%,米国5%とアジアが高い。原油高騰は避けられないとすれば経済成長に最も打撃を受けるのはアジアだ,と警告していた。

日本では円高は悪、円安は善と言われてきた。原油が上がれば天然ガスも当然連れ高する。為替相場は誰にも予測できないが、資源の99%を海外に依存している日本は自国通貨が売られる円安は市民の生活費を直撃するだろう。原油高、円売りに備えておきたい。(了)

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神戸元町に出来た教会(スケッチ&コメント)

2012-02-18 09:05:12 | スケッチ


神戸元町に出来た教会

江嵜企画代表・Ken



ぶらり雨上がりの神戸を散策、お馴染の神戸大丸9階に
あるイタリアレストラン、「ラ・パキア」でキ―オを
飲みたくなって立ち寄った。

たまたま座った席から、おやっと思う建物が窓越しに
目に入った。絵ごころを刺激されて手許のスケッチ
ブックに描きとめた。

出口でキ―オがうまかった、と馴染のバ―テンに話したら
新しく教会が出来て、それが窓から見えるんで、喜んでるん
ですよ、というのである。これですか?と、とれとれの
スケッチを見せたら、それです、それです、と言った。

帰りを急いでいたのでこの日は立ち寄らなかったが、
教会の中は、豪華なシャンゼリゼもあり、見事ですよ、
と教えてくれた。

バレンタインも終わり、デパートは閑散としていた。
これ又たまたまだったが9階の催し会場で、日本画、
洋画、彫刻などの作品のチャリティ―バザーをやっていた。

お決まりのコースだが、7階へ下り、アートギャラリーで
「ねこを描く」、高橋行雄展が21日まで開かれていて
約30点の作品を堪能した。

高橋行雄画伯は、1976年フランスで認められ、
「猫の絵描き」として世界各国に紹介されていると
いうことを恥ずかしながら、当のギャラリ―で
初めて知った。

例の更地で猫に餌をやるひとに相変わらず悩まされて
いる身分ではあるが、猫もまたよし、スケッチの題材に
十分なると、思い直させてくれた展覧会だった。(了)


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