ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

きのうの臨床実践塾

2012-02-27 21:34:18 | 診断即治療と虹彩学
最近の実践塾では、「経営学」を少しずつ取り入れています。
理由は、実技講習だけよりも、経営学を入れたほうが鍼灸技術が伸びると確信しからです。

昨日は、経営学の基礎となる論語を取り入れた内容からスタートした。

【学びて時に之を習う、亦た悦ばしからずや。朋の遠方より来たるあり、亦た楽しからずや。人の知らずしてまず、亦た君子ならずや。】
≪学んだことを時に応じて復習していれば、どんどん道理がわかってきます。これまた喜ばしいことではありませんか。学んで自分が立派になっていくと、その評判を聞きつけて、同じように学んでいる人がたずねてきます。これまた楽しいことではありませんか。しっかり学んでいるのに人から認められなくても、べつに不満に思ったりしません。これまた君子(立派な人)ではありませんか。≫


その後に、≪治療院の存在意義≫の話をしました。

【病は本人とその人の周囲の活動や権利、地位、夢、幸せなどを奪ってしまいます。重い病気になった人や、その身近な人は、「この世に病気がなかったら…」と考えた人は多いと思います。
そのような病気に対する現実を踏まえて、達成できないことを承知の上で、国民が病のない幸福な生活が送れるようにと、「病なき世界」をミッション(目的)としています。
治療に関してのバリュー(価値)は、「客観的診断と再現性ある治療」を目指し、診断と治療が一致するような実験を繰り返しながら、新理論や技術の開発をビジョン(目標)とする「即効性のある治療法の組み立て」にあります。】と。

それからビジョン(目標の可視化)について具体例を示しながら説明していったのですが、やはり参加者の目が輝いていました。

私の話だけでなく、歯科医の先生や、スプリント(マウスピース)での矯正体験をした方のお話なども交えました。

テキストは26ページもありますので、詳細の説明はできないのですが、読めばわかるように書いてありますので、ポイントだけを話しました。

このところ人数が多過ぎて、参加者の皆さんには申し訳なかったのですが、無事終了することができました。

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会議は踊る、G20,IMF支援拡大と原油相場急騰懸念して閉幕(学校で教えてくれない経済学)

2012-02-27 09:56:32 | 経済学
今年は梅の開花が平年より1ケ月近く遅い。これは60年振りの珍しい現象だと今朝放送の「モーニングサテライト」(Eco天コ―ナ―)で紹介していた。梅の開花が遅れると花見客の出足が鈍る。どうしてかと言うと、梅の開花時期がずれると桜とぶつかる。梅より桜。どうしても桜に客が取られる。梅園の収入にさらに打撃となると解説していた。

この話には後段がある。面白かったのは開花時期が遅れると花見にはデメリットだが、梅の実の収穫には様々なメリットがある。まず、寒いと害虫が減る。梅の実の凍傷害が減る。ミツバチのよる受粉の機会が増え、収穫も増えると梅の栽培農家がインタビューに答えていた。花より団子と言えば話しは飛躍しすぎるとお叱りを受けそうだが、花も実もない話しが多い今の日本だから、梅の開花が遅れて観光客の足が遠のいても、今年は特においしい梅が食べられると。物事には両面ある。悲観するばかりが能ではない。

話し変わって「ワールドWaveMorning」。カタール、アルジャジイ―ラが、連日、血なま臭い話を伝えている。アフガニスタンで米兵がコーランを焼いたことに抗議して、ついにアメリカ軍将校2人がNATO軍キャンプ内で至近距離から射殺された。タリバンが犯行声明を出したと伝えていた。ドイツZDF,米CNN,中国CCTV,ロシアRTRも今回の事件を取り上げていた。中国CCTVは、暗証番号を知らないと入れない場所で射殺された。25歳のアフガン人情報省の男に嫌疑がかけられていると断定的トーンで報道していた。

ロシアRTRも時間を割いて今回の米将校射殺事件を報道「NATO幹部クラスの射殺は前例がない。コーランを焼いた兵士は公開処刑すべきだと叫んでいる。事件直後、クリントン米国務長官は謝罪した。謝罪は受け入れれないと叫び、抗議デモは6日目に入った。コーランを焼いたことでイスラム全体へ波及する気配さえ出て来ている」などと紹介していた。

シリアで新憲法の是非を問う国民投票が実施されたとアルジャジ―ラが放送冒頭で取り上げていた。シリア国営放送は多数の市民が投票所に詰めかけている。その間、ダマスカスから150キロ離れたホムスでは反体制派へのシリア政府軍の砲撃が続いている。訪問先モロッコでクリントン米国務長官は「アサドは反政府デモは全てテロリストだと思い込まされている」などとアメリカとして、シリアの現状について、内戦の様相を深めていることを初めて示唆する発言を行ったと解説していた。

ドイツZDFは「大統領は一期7年変更なし。野党バーク党からも選ばれるとの文言が入れられた。しかし、実態は、ごまかしで、現政権は10数年居座る。反政府派を権力から退ける狙いで用意された国民投票だ」との専門家の見方を紹介していた。フランスF2はキリスト教徒との対立が背後にある。ホムスでは爆撃が日常茶飯、行われている。今回の国民投票はまるでパロディだ」などと解説していた。

「モーニングサテライト」の話を戻す。NY市場が日曜日、休場で、経済関係では、先週一気にユーロ、ドルが対円で買われ、1ユーロ=110円台、1ドル=81円台が継続するかどうかについて、三菱UFJ証券、塚田常雅氏が出演「MBS(住宅ローン担保証券)金利とブレント原油相場」と題してドル/円,ユーロ/円相場が動いていると解説していた。

氏の解説によれば「MBS金利が上昇するとドル相場が上がる傾向が見られる。一方、ブレントオイルが上がると円が売られる傾向が出ている。米国では住宅市場に底入れ感が出て来ている。一方、ブレント原油相場はバレル125ドルを超えた。日本はブレントオイル輸入が今後益々増える。高い原油輸入が増えれば日本の貿易収支は確実に悪化する。円売り材料になりやすい。」などと解説していた。

メキシコで開かれていたG20(主要20ケ国・地域財務相・中央銀行総裁会議が、日本時間、27日朝6時半に終幕した。詳細不明であるが、IMFからの資金供給量増加と原油相場急騰に対して懸念が表明されたと伝えらえる。要は何も決められなかったということを確認する会議に終わったのであろう。困ったことであるが、イソップ物語の「猫の首に鈴をつける」話しに行きつく。

「長老は言いました。皆の者、妙案がある。猫がやってくるのを事前にキャッチするのだ。猫の首に小さな鈴をつけるのだ。」と。『さすがに長老のいうことは違う』と大勢のネズミはいいました。その時、ある一匹の若いネズミが言いました。「長老のいうことは妙案かもしれません。でも、一体、誰があの猫の首に鈴をつけるんですか。」と言いました。その場に居合わせたネズミ全員が「おれはいや」「僕もいや」「わたしも遠慮します」と言いながら黙りこくってしまいました。

「へタな人生論よりイソップ物語」(植西聰著:河出文庫)を座右に置いて、ギリシャ問題の原点ここにありと、日々、実感している次第である。(了)

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