ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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OECD,ユーロ圏経済見通し下方修正、日本は、今年0.7%増を1.6% 増へ上方修正、NYダウは106ドル安

2013-05-30 10:51:58 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


関東も5月29日梅雨入りした。例年より10日ないし11日早いそうだ。こちら神戸は28日梅雨入りしたと気象庁が発表した。30日朝放送のワ―ルドWaveMorning「世界の天気」コーナーで「降水確率」を出す基準が国によって違う。日本は一定の時間内に1.0ミリ以上の雨(もしくは雪)が降る確率。雨が降ると傘が必要になるという感覚から基準が決められている。アメリカは0.25ミリ以上から、イギリスは0.1ミリ以上からと違う。アメリカの基準は稲が実ることが基準。日本では1.0ミリ以上の確率の日が101.4日あった。アメリカの基準で計算すると日本は192日となると解説していた。所変われば品変わるということばがある。お隣の韓国や中国、ロシアなどではどうなっているのだろうか。日本の小学校で、降水確率のことを子供達にどんな風に教えているのだろうかとふと思った。

30日朝放送の英BBCは、EU(欧州連合)は、雇用と経済成長を重視する。厳しい緊縮政策を緩める。EUは財政赤字をGDPの3%以内に収める期限をフランス、スペインなど6ケ国に対して一年延長して3年と決めた。EUのバローゾ委員長は「EUではいま1億7,200万人が失業している」と危機感を表明した。フランスは受け入れないと反発した。しかし、OECD(経済協力開発機構)は29日、ユーロ圏の経済見通しを2013年、マイナス0.1%を同0.6% へ、2014年のそれをプラス1.3% から同1.1%へそれぞれ下方修正したと伝えた。一方、日本は今年0.7%増を1.6%増へ、来年のそれを0.8% 増から1.4%増へ上方修正した。

29日、NY市場では、米国債が引き続き売られたことを材料に、NYダウは前日比0.7%,106ドル安、15,302ドルで取引を終えた。投資家は新たな経済統計の発表がなかったこの日、米FRBによる国債購入削減計画がいつからどの程度の規模で進められるかについて懸念が広がり株価が値下がりした。29日日本株は値上がりした。一方、上海総合株価指数は0.1%下げた。IMFが世界景気後退の影響で当初の8.0% 増を7.5% 増へ下方修正したことが響いたと29日付けWSJ紙電子版でAlexandraScaggs記者が書いていた。

29日、NY原油{WTI}はバレル2%安、93.13ドル、NY金はトロイオンス0.9%高、1,391.30ドルだった。NY外国為替市場では、1ドル=101.13円、1ユーロ=130.93円、1ユーロ=1.2937ドルと小幅ドルが売られた。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した米国みずほ証券、村上実奈子氏は「IMFが中国の性血ぉう見通しを下方修正した。ドイツの景況感指数が悪化した。OECDがユーロ圏経済見通しを下方修正したことが株価反落に影響した。30日、米新規失業保険申請件数、31日に米個人所得統計が発表される。米FRBの量的緩和策の撤廃時期がはやまるとの懸念はあるが、住宅、雇用統計で強いデータが出れば株価にプラスになるだろう。」と解説していた。

ドル上昇は対円、対豪ドルに加えて、インドルピア、フイリピンンペソ,タイバーツなどへも拡大していると29日付けWSJ紙電子版は書いていた。ドル高の流れは続きそうだ。(了)

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