ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

昨日の臨床実践塾:伝統鍼灸と七星論での背部兪穴を実験で確認!

2013-05-27 10:29:54 | 診断即治療と虹彩学
2005年8月から臨床実践塾を開催していますが、今回ほど講義内容に悩んだことはなかった。

理由は、参加者の方々から「先生のように手際良く治療するには、どのような順序ですればいいのかわからない」という意見がありまして、それに応えるための講習会だったからです。

さてしかし、辨証論治は文章に書かれた通りには進められないので、文章に書いたとしても、臨床現場でそれを活かす方法が必要になる。

悩んだ!
ほんとうに悩みました。

悩んだ結果に出した答は、私が使っている辨証法と具体的な診断、そして具体的な治療法をA-4一枚にまとめ、それを手に取りやすい処に置いておき、迷ったときそれを見る、という方法にした。

実技では、鼻水の出た人がいましたので鼻水の治め方、膝痛の人もいましたので、若い人の膝痛の治し方、そして脊柱管狭窄症の変則的鍼の打ち方なども行ないました。

そして私がメインイベントとして考えていた、「兪穴の実験」。

七星論を組み立てるときに、いろんな実験を繰り返したのですが、兪穴だけはいいアイデアが出せずに、放置してあったのです。
それが今回、「な~んだ!」とひらめくことがあり、実験をすることにしたのです。


伝統鍼灸の背部兪穴と七星論での背部兪穴


背部には、肺兪、心兪、厥陰兪、肝兪、脾兪、胃兪、腎兪、大腸兪などと臓腑を治療するツボがあるのですが、何人かの鍼灸師が「臓腑に対応してない」とブログなどで書いているように、何人かが「的確なツボではない」と考えているわけです。

そこで、私が考案した「経絡筋力テスト」を使い、伝統鍼灸の兪穴と七星論での兪穴を実験してみた。

最初に肺兪と七星論での2地、次に腎兪と七星論での4水。

人体惑星試論(七星論)を考える前から「腎兪は1椎上の外方に取るほうがいい」と考えていたので、伝統鍼灸の腎兪では、さして筋力の向上はなく、4水で驚くほど筋力が上がるのを見て、改めて七星論の素晴らしさを確認した気分になった。

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文具メーカーL社株主総会風景(スケッチ&コメント)

2013-05-27 09:37:07 | スケッチ


文具メーカーL社株主総会風景

江嵜企画代表・Ken



大阪に本社を置くさる小型文具メーカーL社の株主総会に出席、会場の様子をスケッチした。型どおりのナレーションによる事業報告のあと、質問の時間がとられている。例年のことであるが、株主総会に出て質問することを老後の生きがいのように感じておられるのであろうか、延々と質問する御仁がいる。当社も毎年同じ人が真っ先に手を挙げ、今年も延々とおやりになった。

筆者も手を挙げた。3番目に質問の機会があり、当社べトナム事業に限定して質問した。事業報告では海外事業において、方向性もはっきりし、徐々に成果が現れたと社長さんが淡々とあらかじめ用意された原稿を読み上げるだけで臨場感が全く伝わらなかった。

当社はベトナム、ハイホンに数年前に工場進出している。ベトナムは安倍総理就任後最初の訪問国だった。特に親日的であるという点でも注目の国である。人口8,000万、躍進著しい。国全体としても、日本という国がベトナムとどう関わって行くかという点でも無視できない。

株主総会が終わりエレベーターで玄関先に着いたらさる男性に呼び止められた。なんとベトナム社長のS氏と紹介された。しがない1,000株株主で恥ずかしいと断った上で、ベトナム事業の行方に関心があり、質問したと話した。S氏によればLIHIT LAB、VIET NAM INC社は、順調に発展しており、近々従業員500人へ増やすと元気な展望を聞く事が出来幸いだった。

当社は本社ビル1階に文具中心に製品を展示販売するコーナーを設けている。ベトナムで何を生産しているかを店員さんに確認、名刺{カード}入れをささやかながら1点購入した。当の店員さんによれば最近当社の製品がテレビにも紹介されたという。文具への関心が高まりつつあるようですと説明を受けた。

株主総会の質問に戻る。この日2番目の質問はLIHIT RABの社名の意味を聞いた。創業者の父親の名前がノリヒトだったこと創業者が ドイツ語に造詣が深くドイツ語でLIHTは光を意味する。未来を明るく照らす願いを込めてリヒトと命名したと社長さんではなく会長さんが、敢えて発言を求めて、貴重なエピソードを紹介された。

株主総会も社風も地味そのものである。地味なことは結構である。しかし、今時珍しい自己資本比率62.5%堅実経営の鏡の様な企業である。一方、ベトナムへ積極的に進出している。ただ、ドル高円安への流れだから経営環境は、決して甘くはない。しかし、社名通りもう少し明るく振る舞って欲しいな、と思いながら会場を後にした次第である。(了)

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