2005年8月から臨床実践塾を開催していますが、今回ほど講義内容に悩んだことはなかった。
理由は、参加者の方々から「先生のように手際良く治療するには、どのような順序ですればいいのかわからない」という意見がありまして、それに応えるための講習会だったからです。
さてしかし、辨証論治は文章に書かれた通りには進められないので、文章に書いたとしても、臨床現場でそれを活かす方法が必要になる。
悩んだ!
ほんとうに悩みました。
悩んだ結果に出した答は、私が使っている辨証法と具体的な診断、そして具体的な治療法をA-4一枚にまとめ、それを手に取りやすい処に置いておき、迷ったときそれを見る、という方法にした。
実技では、鼻水の出た人がいましたので鼻水の治め方、膝痛の人もいましたので、若い人の膝痛の治し方、そして脊柱管狭窄症の変則的鍼の打ち方なども行ないました。
そして私がメインイベントとして考えていた、「兪穴の実験」。
七星論を組み立てるときに、いろんな実験を繰り返したのですが、兪穴だけはいいアイデアが出せずに、放置してあったのです。
それが今回、「な~んだ!」とひらめくことがあり、実験をすることにしたのです。
背部には、肺兪、心兪、厥陰兪、肝兪、脾兪、胃兪、腎兪、大腸兪などと臓腑を治療するツボがあるのですが、何人かの鍼灸師が「臓腑に対応してない」とブログなどで書いているように、何人かが「的確なツボではない」と考えているわけです。
そこで、私が考案した「経絡筋力テスト」を使い、伝統鍼灸の兪穴と七星論での兪穴を実験してみた。
最初に肺兪と七星論での2地、次に腎兪と七星論での4水。
人体惑星試論(七星論)を考える前から「腎兪は1椎上の外方に取るほうがいい」と考えていたので、伝統鍼灸の腎兪では、さして筋力の向上はなく、4水で驚くほど筋力が上がるのを見て、改めて七星論の素晴らしさを確認した気分になった。
理由は、参加者の方々から「先生のように手際良く治療するには、どのような順序ですればいいのかわからない」という意見がありまして、それに応えるための講習会だったからです。
さてしかし、辨証論治は文章に書かれた通りには進められないので、文章に書いたとしても、臨床現場でそれを活かす方法が必要になる。
悩んだ!
ほんとうに悩みました。
悩んだ結果に出した答は、私が使っている辨証法と具体的な診断、そして具体的な治療法をA-4一枚にまとめ、それを手に取りやすい処に置いておき、迷ったときそれを見る、という方法にした。
実技では、鼻水の出た人がいましたので鼻水の治め方、膝痛の人もいましたので、若い人の膝痛の治し方、そして脊柱管狭窄症の変則的鍼の打ち方なども行ないました。
そして私がメインイベントとして考えていた、「兪穴の実験」。
七星論を組み立てるときに、いろんな実験を繰り返したのですが、兪穴だけはいいアイデアが出せずに、放置してあったのです。
それが今回、「な~んだ!」とひらめくことがあり、実験をすることにしたのです。
背部には、肺兪、心兪、厥陰兪、肝兪、脾兪、胃兪、腎兪、大腸兪などと臓腑を治療するツボがあるのですが、何人かの鍼灸師が「臓腑に対応してない」とブログなどで書いているように、何人かが「的確なツボではない」と考えているわけです。
そこで、私が考案した「経絡筋力テスト」を使い、伝統鍼灸の兪穴と七星論での兪穴を実験してみた。
最初に肺兪と七星論での2地、次に腎兪と七星論での4水。
人体惑星試論(七星論)を考える前から「腎兪は1椎上の外方に取るほうがいい」と考えていたので、伝統鍼灸の腎兪では、さして筋力の向上はなく、4水で驚くほど筋力が上がるのを見て、改めて七星論の素晴らしさを確認した気分になった。