ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

日本株急落、慌てる乞食はもらいが少ない、下げ相場の時は何もしないことが得策か?

2013-05-31 10:00:06 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


日本株の相次ぐ値下がりを30日付けのWSJ紙電子版が珍しくトップで取り上げていた。2番目は中国食肉企業、双海国際によるアメリカの豚肉食品加工トップSmithfield買収の記事だった。日本株急落をアメリカ人が取り上げること自体珍しい。アメリカ人が今日本株投資に高い関心をもっていることを教えている。二番目の豚肉メーカー買収では、WSJ
紙のChuin-Wei Yap記者は、中国で食肉需要が急増していることを反映していると書いていた。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演したWSJ紙日本版編集長、小野由美子氏は「豊かになると肉を食べたくなることが背景にある。アメリカ議会が今回の買収を承認するかどうか。従来、米議会は、安全保障上の理由からしばしば買収案件をブロックしてきた。肉の場合はどうか。」と言葉を濁していた。

ChrisDieterich記者は「30日、NY株式市場は、日本株急落を横目に見ながら、米FRBの金融緩和策に関心が強い。米経済統計もまちまちで、NYダウは前日比21ドル高、15,324ドルで取引を終えた。」と日本株急落に触れていた。日本株急落については、日本株は昨年11月から70%上げていた。余りに急激だった。安倍政権の具体的政策が依然不透明であることから利益確定に一斉に動いたと書いていた。同紙は麻生副総理が「投資家は過去の教訓を学んでいない。火傷してはじめて知る。」と話したと書いていた。30日、NY外国為替市場では、1ドル=100.84円、1ユーロ=131.54円で取引された。

為替市場では、1ドル=103円をつけた後、様子見気分が出で、円売りにブレーキがかかった。一時は1ドル=105円目前との見方で、ドル買い円売りを見込んでいた。その反動で株を売り、円を買う。株を売って円を買う。買われるから円は対ドルで高くなる。その結果円が上がり、株が下がる。流れが変わった。麻生さんではないが、日本株急騰に見惚れて慌てて買いに走った個人投資家は多いようだ。慌てる乞食はもらいが少ないはしばし名言であろう。一度流れが変わると元に戻るには時間がかかる。地力がつけば説明は要らない。評価は自ずから決る。下げ相場の時の妙薬は何もしないことだと大昔、大手合繊メーカーT社、当時課長で若くして亡くなったが、Yさんが話しておられたことをいつも思い出す。

31日朝放送のワ―ルドWaveMorningではフランスF2がフランスを訪れたドイツメルケル首相とオランドフランス大統領との記者会見の場で険悪な空気になった様子を生々しく写していた。フランスはやるべきことをきっちりやらないからダメだと言わんばかりのメルケル、あなたに指図されてまでフランスは落ちぶれてないぞと人目はばからずムキになって答えるオランドと解説、フランスF2もお手上げの様子だった。上海RTSが米豚肉会社買収のニュースを時間を割いて流していた。ロシアRTRがソチ冬季オリンピックのメダルがお披露目されたと紹介していた。韓国KBS、中国CCTVが共に脱北者全員が北へ送還された二ユースを紹介していた。日本人拉致被害者の子供が含まれていたとの怪情報もある。いずれにしろ魑魅魍魎の世界である。努めて巻き込まれぬことが得策だろう。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽天2-0阪神:甲子園ナイタ―(スケッチ&コメント)

2013-05-31 00:01:58 | スケッチ


楽天2-0阪神:甲子園ナイタ―

江嵜企画代表・Ken



心配された雨も止み、西の空には薄日も射して来たところでセパ交流戦、楽天、阪神戦が午後6時ジャストに試合がはじまった。母校高校・中学後輩のKさんの計らいでタイガースベンチが目の前に見えるグリーンシートで観戦出来幸いだった。

試合経過とともに客足が伸び楽天ファンが占めるレフトスタンドの一部を除けば全てタイガースフアンである。久しぶりのナイトゲーム風景をスケッチした。楽天の初回の攻撃を軽く抑えたあとその裏、制球を乱した相手投手のお陰で、いきなり2アウト満塁の好機を迎えた。ここでひと仕事と思ったのか、6番新井良太は三塁ゴロで0点。

相手に1点を先取された6回裏、ワンアウト満塁の好機がタイガースに訪れた。ここででまた新井良太はショートに凡ゴロを打ち、ダブルプレ―に終わった。タイガースは、8回まで再三塁上を賑わしながらゼロ行進。9回、楽天は先頭打者ヒット、バント成功でランナー二塁で代打嶋がタイムリーを打って試合は決まった。

タイガースはヒット8本、死四球8。一本出ておれば楽勝ゲームを落とした。球場が盛り上がった場面が9回裏に訪れた。鳥谷のデッドボールに主審がスイングをとった時である。温厚な紳士として知られる和田監督がベンチを飛び出し、めずらしく猛然と抗議した。わーだ、わーだ、わーだと球場全体から和田コールが起こったが当然判定は覆らない。

タイガースファンもおとなしくなったものだと最近思う。勝って六甲おろしを晴れて歌うつもりでやってきたであろうが、くりごとひとつ言うでなく、敗戦を飲みこんで、おとなしく球場出口へ向かった。

明日から6月。セパ交流戦折り返しの試合がはじまる。前日痛打を浴びた抑え久保が2軍落ちである。ペナントレースは先が長い。珍しく、まずまずのスタート切ったわがタイガースだが、今年も、やきもきしながら、テレビ観戦を続けることになりそうだ。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする