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アメリカがエネルギー生産で、2013年、ロシアを抜く:10月2日付けWSJ紙電子版

2013-10-03 09:22:14 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「NYダウは2日、取引開始直後は147ドル下げていた。リード上院院内総務が下院議員と協議するとの発言のあと値を戻し、前日比58ドル安、15,133ドルで取引を終えた。」と2日付けWSJ電子版にAlexandraScaffs記者は書いた。3日朝7時半放送の米abcは「オバマ大統領は、与野党幹部と緊急協議を始めた。政府機関の閉鎖は観光分野にとどまらない。アメリカの安全保障を脅かしている。CIAの職員の70%、FBIは50%が自宅待機。食品安全検査機関FDAでは食品定期検査が滞っている。」と伝えていた。

ロシアRTRは「オバマ米大統領は予定していたマレーシア、フイリピン訪問をキャセルした。第二次大戦で闘った元兵士が戦争記念館にやってきたが政府機関閉鎖のため入れない。あとでかけあって入れてもらえたが「我々は何のために闘ってきたのか」とぶちまけtげいた。政府職員は電子メールのやり取りをしても解雇される。NASAの職員も無給で自宅待機している。ただ、火星探査の仕事は継続している。」などと伝えていた。

ロシアRTRは、プーチン大統領が「エネルギー相場は安定している。危機ではない。原油バレル107ドルで組んだ予算は控え目の数字だ。来年度予算になんら問題ない。」と予算審議の席で、担当閣僚と語る様子をテレビ画面に映していた。偶然だろうが、2日付けのWSJ紙電子版に「アメリカ、エネルギー生産でロシアを抜く」の見出しで「アメリカのエネルギ―生産高は2013年、原油、天然ガス併せて2,200万バーレル/日に達する。2013年前半で100万バレル/日増えた。10年前と比べると30%増えた。アメリカのシエールガス生産が急増した結果である。天然ガス生産では2012年にロシアを抜いた。アメリカは生産が増え、輸入が減った。その結果、国際相場に影響が出ている。」と書いていた。国際相場下落により天然ガス生産世界トップのロシアが最大の打撃を受けた。

2日のNY原油(WTI)相場は前日比1.9%高、103.9ドルで取引された。NY金相場はトロイオンス2.5%高、1,318.70ドルで取引を終えた。米ドルが対円、対ユーロ共に下げた結果、
商品市場に資金が流れ、原油、金が買い戻された。米国債が買われ、10年物米国債利回りが前日の2.650%から2.624%へ下げた。NY外国為替市場では、1ドル=97.42円、1ユーロ=132.22~32円だった。ECB(欧州中央銀行)は2日定例会合を開き、0.5%据え置きを決めたことがドル売りユーロ買いを支えた。2日発表の民間調査機関ADP労働統計で、16,000人増と予想を下回り、米労働市場の回復力が弱いことを裏付けた結果、米FRBによる量的金融緩和縮小は先延ばしされるとの思惑が強まり、ドル売りを助けた。

2日付けCNBC電子版は「日本株が2.2%下げた。8%消費税のインパクトを軽減させる措置として5兆円の経済支援策を発表した。市場が期待していた法人税減税が見送られた。消費税は上げる。具体的な景気対策は見送り。規制緩和は進まない。借金はGDPの2.5倍。株安が答えを出した。」と書いていた。一方、汚染水は漏れ続けている。油断できない。(了)

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