一方、米政治的混乱で、NYダウ159ドル安(学校で教えてくれない経済学)
ドイツZDFが9日朝の放送で、「OECD国際成人力調査(PIAAC)で、「読解力」、「数的思考力」、「ITを活用した問題解決力」いずれの分野でも平均以下である。読解力では日本、フィンランドがトップであるという驚くべき結果が出た」と紹介していた。調査は24ケ国,約15万7,000人を対象に行われた。対象者の自宅を調査員が訪問、持参したパソコンの画面で回答を入力してもらう方式である。文章や資料を適切に理解する「読解力」では、報告書によれば、平均得点で、OECD平均は273点で、日本は296点でトップ、ドイツは15位の270点だった。「数的思考力」でもは、OECD平均の269点に対し、日本は288点でトップだった。しかし、16~24歳の若者では、オランダが285点でトップ、日本は3位の280点だが、他の国との差は極めて少ない。「ITを活用した問題解決力」では、書面による調査で日本は平均では10位だったが、16~24歳のコンピューター調査受験者の平均点は294点で、OECD平均は283点と出ていた。年齢が上がるとIT対応力が落ちるのであろう。
ところで、最近の日本の若者は新聞を読まなくなったと言われる。読むこともさることながら文章が書けない。メールで短文を並べる人はいる。まとまった内容を文章化する能力が急速に衰えていると勝手に想像している。手紙、はがきを書く人も減った。年賀状でもパソコンで済ます人が圧倒的に多い。一文添えることさえしない人が増えた。先日、近くのスーパーで日本経済新聞を買った。100円ですというではないか。160円でしょう。いや、100円ですという。一部100円の産経と区別さえできない。宅配をコンビニで依頼した時の話しだが、宛先を漢字で書けなかった。漢字もいいが、分数の足し算が出来ないまま大学生になっている生徒がほとんどだと云う俄かに信じられない実情を耳にした。PIAACで日本が読解力トップ、数的思考力トップクラスと聞いても俄かに信じられない。
9日朝7時30分放送の米ABCはアメリカ全土で鶏肉についたサルモネラ菌の扱いに苦慮していると流していた。火を通せば問題ないとしているが、料理の際、サルモネラ菌は料りした人間の手に付く。手洗いを十分しないといろいろなところへ菌が付着する。サルモネラ菌が伝染する。極めて危険だと警告していた。このニュースのあとに、恒例の米議会での与野党の政府機関一時閉鎖、財政赤字上限引き上げ問題を取り上げた。オバマ大統領とベイナ―下院議長が電話会談したが、何一つ具体的動きは出なかったと解説していた。
8日、NY市場では、議会ホワイトハウス間で全く事態が解決に向かわない。デフォルトに向けて深刻化しているとして、NYダウは前日比159ドル安、14,776ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル103.49ドル、NY金はオンス1,324.20ドルと小動きだった。NY外国為替市場では、デフオルトになれば米国債に買い手が付かない。日本と中国2国併せれば2.4兆ドルを保有している。彼らも心配し始めたと、10月8日付けのWSJ紙が書いていた。NY外国為替市場ではドル売りが続き、1ドル=96.92円、1ユーロ=131.62円で取引された。日本にとっても米議会の動きは他人事でないが喫茶店では話題にならない。(了)
ドイツZDFが9日朝の放送で、「OECD国際成人力調査(PIAAC)で、「読解力」、「数的思考力」、「ITを活用した問題解決力」いずれの分野でも平均以下である。読解力では日本、フィンランドがトップであるという驚くべき結果が出た」と紹介していた。調査は24ケ国,約15万7,000人を対象に行われた。対象者の自宅を調査員が訪問、持参したパソコンの画面で回答を入力してもらう方式である。文章や資料を適切に理解する「読解力」では、報告書によれば、平均得点で、OECD平均は273点で、日本は296点でトップ、ドイツは15位の270点だった。「数的思考力」でもは、OECD平均の269点に対し、日本は288点でトップだった。しかし、16~24歳の若者では、オランダが285点でトップ、日本は3位の280点だが、他の国との差は極めて少ない。「ITを活用した問題解決力」では、書面による調査で日本は平均では10位だったが、16~24歳のコンピューター調査受験者の平均点は294点で、OECD平均は283点と出ていた。年齢が上がるとIT対応力が落ちるのであろう。
ところで、最近の日本の若者は新聞を読まなくなったと言われる。読むこともさることながら文章が書けない。メールで短文を並べる人はいる。まとまった内容を文章化する能力が急速に衰えていると勝手に想像している。手紙、はがきを書く人も減った。年賀状でもパソコンで済ます人が圧倒的に多い。一文添えることさえしない人が増えた。先日、近くのスーパーで日本経済新聞を買った。100円ですというではないか。160円でしょう。いや、100円ですという。一部100円の産経と区別さえできない。宅配をコンビニで依頼した時の話しだが、宛先を漢字で書けなかった。漢字もいいが、分数の足し算が出来ないまま大学生になっている生徒がほとんどだと云う俄かに信じられない実情を耳にした。PIAACで日本が読解力トップ、数的思考力トップクラスと聞いても俄かに信じられない。
9日朝7時30分放送の米ABCはアメリカ全土で鶏肉についたサルモネラ菌の扱いに苦慮していると流していた。火を通せば問題ないとしているが、料理の際、サルモネラ菌は料りした人間の手に付く。手洗いを十分しないといろいろなところへ菌が付着する。サルモネラ菌が伝染する。極めて危険だと警告していた。このニュースのあとに、恒例の米議会での与野党の政府機関一時閉鎖、財政赤字上限引き上げ問題を取り上げた。オバマ大統領とベイナ―下院議長が電話会談したが、何一つ具体的動きは出なかったと解説していた。
8日、NY市場では、議会ホワイトハウス間で全く事態が解決に向かわない。デフォルトに向けて深刻化しているとして、NYダウは前日比159ドル安、14,776ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル103.49ドル、NY金はオンス1,324.20ドルと小動きだった。NY外国為替市場では、デフオルトになれば米国債に買い手が付かない。日本と中国2国併せれば2.4兆ドルを保有している。彼らも心配し始めたと、10月8日付けのWSJ紙が書いていた。NY外国為替市場ではドル売りが続き、1ドル=96.92円、1ユーロ=131.62円で取引された。日本にとっても米議会の動きは他人事でないが喫茶店では話題にならない。(了)