ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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デフォルトの可能性はほとんどないが、米金融界は万一に備えて危機管理体制に入った:

2013-10-10 09:54:27 | 経済学
10日朝放送でシュナイダ―恵子氏(学校で教えてくれない経済学)


米政府機関閉鎖が9日目を迎え、アフガンなどで死亡した26人の軍人が空軍基地に帰還した。遺族に見舞金10万ドルが支払えない。家族は葬儀代を知人友人に立て替えてもらうことになった。一方、500万人の退役軍人への恩給が支払われない事態に発展してきていると
10日朝放送の米ABCが伝えた。一方、10日朝放送のドイツZDFは、300人近い遺体が収容されているイタリア南部のランぺドサ島を訪れたEUバローゾ委員長は「3000万ユーロをEUは難民のために用意する。」と語った。しかし、中東での政治的混乱が収まらない限り、根本的な解決はないだろう。「行動のない約束は聞きたくない。バローゾは恥を知れ」と住民から罵声の声が浴びせられたと伝えていた。

ドイツZDFはオバマ米大統領は、9日、次期米FRB議長にジャネット・イエ―レン(JanetYellen)氏を指名した。正式に米上政策院で承認されればFRB100年の歴史で初の女性議長となる。67歳、経済学者、2010年にFRB副議長に就任、バ―ナンキ議長の低金利と金融緩和政策を支えた。」と淡々と伝えていた。10日朝放送の米ブルームバーグは、イエ―レン氏FRB議長指名を市場は好感したが、米議会与野党で依然として混乱が続いている。売り買い交錯の中、NYダウは前日比26ドル高、14,802ドルで取引を終えたと伝えた。ゲスト出演したレーガン政権で経済諮問委員会委員長を務めたフエルドシュタイン氏は「オバマ大統領の責任は重い。彼は何もしていないと思う。」と話していた。

10日朝7時台放送のワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーは、アメリカ政治の現状と将来を取り上げ、ゲスト出演した青山学院大学、中山俊宏教授は「現状先が見えてこない。ホワイトハウスも議会もチキンゲームを互いに期待し合っている感さえ見える。かっては出口を模索する動きが見られた。今回はそれもほとんどない。」と話していた。米調査機関による世論調査では議会共和党に反対が70%と出た。共和党極補修派のティ―パーティーはオバマケアに一切妥協しない姿勢を見せている。来年の中間選挙をにらんで予備
選でいかに有利な立場に立つかだけが彼等にとって重要なのだろと解説していた。青山教授は「オバマ大統領は今回のASEAN会議に欠席した。これのみをもってアメリカのアジア重視からの後退と受け止めない方がいいだろう。アメリカの将来にとってアジアの重要性はなんら変わらないからだ」と指摘していた。

9日、NY原油(WTI)はバレル1.88ドル安、101.61ドル、NY金はオンス17.30ドル安、1,306.90ドルで取引を終えた。NY債券市場では債券が売られ10年物国債利回りは2.670%へ上げた。NY外国為替市場ではドル買い戻しから、1ドル=97.36~38円、1ユーロ=131.65~71円で取引された。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券CMA,シュナイダ―恵子氏は「FRB次期議長にイエ―レン氏が指名され市場は好感した。出口戦略には慎重で、米景気回復を後押しするだろう。アメリカがデフォルトに陥るとの見方はほとんどないが、米金融界は、万一に備えて危機管理体制に入った」と解説していた。(了)

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