刺鍼の瞬間写真。2013.10.27の臨床実践塾にて

今回の巨鍼療法の講習はほんとうによかった。
参加者の皆さんも自分で自分の足に巨鍼を打つ練習ができたからです。

参加者の方が自分の足に巨鍼を刺す瞬間

今回の講習で考えさせられたのは、「実践の大切さ」でした。
いくら座学で学んでも、実践が伴わなければ価値がないということですが、これまでの講習で今回のような実技を取り入れなかったのは、私の誤りだったと深く反省させられました。

巨鍼を怖がる人は多いので、「実技を取り入れたら受講生が集まらないのではないか」と考えていたことも事実ですが、実技で体験してもらうということが、臨床実践塾の魅力だということを私が忘れていたかもしれません。

実技をしてはじめて自分のものになるからです。

講習会の名称も、「新城臨床実践塾」というのが正式名称なので、今後は今回のように、参加者の方々に実技をしてもらうように段取りしていくことにしました。

一般の方には意外に思うかも知れませんが、何年も実技講習をしていてわかったことは、鍼を怖がる鍼灸師が多いのです。(笑)

つまり、患者さんには鍼を刺すが、自分には刺さない。

それぞれに考え方があるし、目指す方向も違うので、それはそれでいいかもしれませんが、どこか理不尽なところがあるように思います。

米経済指標悪化を無視、FRB金融緩和縮小先送りと見て、NYダウ111ドル高、新高値更新

（学校で教えてくれない経済学）


シンガポールCNAは30日朝放送で、アジアとヨーロッパを結ぶポスポラス海峡の海底トンネルによる地下鉄開所式がトルコ、イスタンプ―ルで、29日開かれ、安倍首相が祝辞を述べる場面を写していた。安部首相は開初式出席のあとトルコ、エルドアン首相と首脳会談を行い、原発輸出をまとめたと伝えていた。ドイツZDFも30日朝放送でトルコ海底トンネル開所式の様子を伝え、トンネルは全長13.6キロ、平均で50メートルの海底に厚さ1メートルのコンクリート製のトンネルを埋める工事で、総工費30億ユーロ、日本とトルコの共同開発、日本は1,500億円を拠出した。地下鉄が完成すれば現在フエリーで30分かかるが4分で渡れる。交通渋滞が大きく改善されると解説していた。

ドイツZDFは、アメリカの同盟国に対するスパイ行動を取り上げ、オバマ大統領はNSA(国家安全保障局)が同盟国35ケ国の首脳の動きをスパイしていた。その中でメルケル首相の携帯電話を盗聴していたことをはじめて知ったとしている。ドイツ国内で監査すべきとの声が大きくなって来た。NSAはアメリカ国民のために盗聴を止める予定はないとNSA長官が言明、オバマ大統領は板挟みになっていると解説していた。日本時間、30日朝7時30分から放送の米ABCは、オバマ大統領は、今、ヘルスケア法案実施で、オバマケアの手続きをすれば保険がもらえると思って加入した。ところが保険金が契約時の3倍かかる。オバマはウソをついたとアメリカ国民から厳しい批判を受けている。加えて、同盟国に対する通信傍受という2つの問題の対応に迫られている。NSA長官は「一切謝罪しない」と明言したと伝えていた。中国CCTVは天安門車炎上事件には昨日に続き触れず、11月開催される中国中央政治局第18期大会に備え、改革開放に向けて草案がまとまったと伝えていた。

一方、29日,NY市場は、NYダウ、S&P500種株価指数が共に史上最高値を更新した。NYダウは、取引終了にかけて上げ幅を拡大、NYダウは前日比111ドル高、15,680ドルで取引を終えた。30日朝6時台放送の米ブルームバーグ出演のハイマン記者は「小売り高が冴えず、消費者信頼感指数は予想以下だった。悪いニュースは良いニュース。開催中のFRBは金融緩和縮小を先送りするとの見方が相場を支えた。これはなかば病的だ。」と解説していた。30日付けのWSJ紙電子版でPsulVigna記者は「肝心なことは経済がよくなることだ。稼ぎ時の年末商戦が不調に終われば話は別だ。」と書いていた。NY原油（WTI）は前日比0.5%安、バレル98.20ドル、NY金相場は同0.5%安、1,345.20ドルだった。NY外国為替市場では、1ドル＝98.15~18円、1ユーロ＝134.96~97円で取引された。米10年物国債利回りは2.503%へ低下した。

ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券CMA,シュナイダ―恵子氏は「FOMC会議後のバ―ナンキ記者会見はない。市場は金融緩和縮小は来年3月以降にずれ込み、流動性相場が続くと見ている。しかし、FOMC声明文から目を離せない。」と解説していた。経済も人間のからだも同じで、寝つきが悪い、食が進まないときは警戒が必要だろう。(了)

東洋亭京都高島屋店内風景(スケッチ＆コメント）

東洋亭京都高島屋店内風景

江嵜企画代表・Ken



かれこれ1週間前になるが、京都高島屋6階画廊で、木具師、橋村萬象さんの個展をじっくり鑑賞したあと、小腹がすいてきた。ひとつ上がれば7階にレストラン街がある。京都高島屋に寄れば、軽く食事をする場所として東洋亭に立ち寄る回数が増えた。

店長お勧めとして、店の入口に出ている@1,980円のコースを選ぶ。まず十分冷えた完熟トマトが出てくる。これが、実にうまい。店の売りの一つらしい。次にコーンス―プが出てくる。

頃を見計らって、ライスと共に、鉄板の上で銀紙に包まれて蒸し焼きにされた和風ハンバーグとボイルドポテトが共に出てくる。テーブルに置くなり鉄板には、絶対に手を触れないで欲しいと注意がある。銀紙の中でジューン、ジューンと音を立てているところを開けて食べるから余計うまく感じる。

食べ終わったところでデザートのアイスクリームが出てくる。席に着いたと時に、あらかじめ紅茶かコ―ヒ―か決めておけば、注文の飲み物が出てコースは終る。最近は胃袋が小さくなっているから、この程度で、満腹感を十分味わえるから重宝している。

メニューはいろいろある。予算とお好みに合わせて選べる。料理の中身それ相応で、気軽に店に入れて、値段設定が安くもないが、高くもないところが今一つの人気の秘密かもしれない。いつ行っても、結構繁盛している。

ヤフーのブログで東洋亭をクリックした。明治30年（1897)京都ではじめた。店の名前は「京都の枠の中に収まらない『東洋』の雄大なイメージ」として創業者、高橋銀次郎が東洋亭とつけた。

おいしい料理を多くのお客様に手ごろな料金で食べてもらいたいとの創業者の思いは今に至るまで店に受けつがれていると店のブログに書いてあった。

食べ終わって一息入れたところで、店内の様子をいつものように即興でスケッチした。(了）