ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ブータンGDP、02年、1,300ドルが12年、6,500ドルへ急増、インド向け電力で稼ぐ、

2013-11-12 12:37:43 | 経済学
殺生はせず、肉魚は輸入(学校で教えてくれない経済学)


「有馬頼底師と行く幸福・神聖なる仏教国ブータンを訪ねる旅7日間」から昨日、11月11日、無事帰国した。ゆっくりとしたブータンの時間で流れる残像になお浸っている。昼間は既に頂上に雪をいただいたヒマラヤの山を遠景に、どこまでも澄んだブルーの空、夜は明け方に霜が残る凍りつくような寒さの中できらめく満天の星空が目に焼きついている。「米と麦の二毛作のお百姓さんは、今、農閑期で、のんびりしているところです。」とブータン人のガイドさんが、見事な日本語で説明してくれた。放し飼いの牛が草を食んでいた。

ホテルのロビーでの会話は当然としても、日本円をブータン通貨ニュルタム(1Nu=約1.5
円)に交換するために訪れた銀行、お土産用に切手を買いに訪れた郵便局でも英語で対話出来幸いだった。ブータンの人は小学校1年生から国語、英語二本立てで母国語として教育を受ける。旅程4日目の8日、首都ティンプ―市内視察先の一つとして訪れた国立僧侶学校では授業中、教室に入れてもらいスケッチさせていただいた。校庭は900人の生徒が集まるとほぼ一杯になる。校庭をコの字型で囲む校舎上段正面に校名がブ―タン語とRinchen High Schoolと併記されていた。引き締まった口元に加えて一人一人の生徒の目が輝いており、強く印象に残った。生徒先生全員でお教をで唱え我々一行を見送ってくれた。

ブータンという国は何で食べているのかということに、訪れる前から関心があった。ガイドの説明を聞いて、ヒマラヤ氷河の豊富な水で水力発電、インドへ売って得たお金でインド中心に外国から工業資材、食料などを輸入していることが分かった。ブータンは50年前まで鎖国だった。外国との交流はわずか一日4便の空路が支えている。それも20年前は2便だった。人口70万、1人当りGDPは2002年1,300ドルだった。2012年、6,500ドルへ急増していると搭乗したブータン航空機内のパンフレットで知った。パロから首都ティンプ―まで約2時間、トヨタ製マイクロバスに乗った。往来の車では日本車が目立った。ガイドの説明ではいま首都近辺では建築ラッシュ。5年前になかったコンビニも増えて来ていると話していた。ただ、一流ホテルとされる宿ではシャワー途中、お湯が止まり水に突然変った。湯船は一杯にならない。一方、殺生はしない。肉料理は出てくるが全て輸入と聞いて驚いた。バスに迷い込んだハチ2匹をガイドは、なにやら口ずさみながら逃がしてやった。今回ツアー最大のイベントは、王宮に隣接するゾン(城)前庭で、国王直々のお出迎えを受けたことだ。国王は2年前、金閣寺をご夫妻で訪問された。今回はその答礼の意味も兼ねた。国王直々ご挨拶から国王の日本に対する熱い思いがひしひし伝わった。

ホテル備え付けテレビでは連日フイリピンを襲った台風30号の様子を伝える米CNN,英BBCニュ-スを流していた。米CNNは米10月雇用が20万増加、NYダウ176ドル高と伝えていた。12日朝、ワ―ルドWaveMorningを1週間振りで見た。国連発表では台風被害で死者が1万を超えたと英BBCが伝えた。週明けNYダウは21ドル高、15,783ドル、為替は1ドル=99.19円1ユーロ=132.94円、原油94.14ドル金1,281ドルだった。(了)

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