ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

住宅好調、消費者信頼感指数悪化で、NYダウ横ばい、16,072ドル(学校で教えてくれない経済学)

2013-11-27 09:35:00 | 経済学
京都で久しぶりにタクシーに乗った。ドライバーに景気はどうですかと聞いた。リーマンショック後から客が減り、元の状態に戻っていない。まず、初乗り650円という料金が高いという。それと小泉内閣の時に実施したタクシー免許自由化でタクシーの数が倍になった。当の運転手は、先日、大阪へ日帰り往復した。「昼得」切符だったので往復わずか640円だった。往復の料金ですよ。電車に比べたら、タクシー代は高い、と繰り返した。次の仕事先は決まっていないが、年内いっぱいでタクシー運転手を辞めると会社に届けを出したと話していた。今、京都は紅葉のシーズン真っ盛り。京都までのJRは満員、街に出ると、人、人、人だ。タクシーに乗るより歩いた方が目的地に早く着く。京都に住んでいる人は特にタクシーに乗らない。今、日本ではアベノミックスということで騒いでいるが、タクシー運転手の目から見れば、無縁の世界ですよと話していた。

昨晩、従兄と話す機会があった。従兄の長男は食品会社に勤めている。一連の食品偽証事件の後、景気が良くなったと話している。どうしてかと、聞くと、豪州肉とはっきり明示して昔から売っていたからだと答えた。偽証に加えて値段に益々敏感になった。今年はおせち料理の予約注文で9,000円前後がよく売れている。昨年までは5万円の値段をつけて平気で売っていた。今年は偽証事件で売れない。事件の裏で様々の悲喜劇が起こっている。

ワ―ルドWaveMorningを見ることから一日がはじまる。英BBCがスコットランドがイギリスから分離独立するかどうかを決める国民投票まであと10ケ月に迫った。独立を進める賛成派は意気軒高だが独立した後のスコットランド経済がどうなるか不安だという声が多かった。その一方、原子力潜水艦の世話をやらなくていい。北海油田で十分食べていけるという見方もある。また、スコットランドのidenntityはなにかと指摘する声も紹介していた。独立賛成派も通貨ポンドは独立しても使用する。しかし、独立して自由に身になれる可能性はあっても、将来の安定した生活の保障が確認されない限り先の人生に希望が持てない。複雑な気持ちでスコットランド人は国民投票の日を迎えようとしていると放送を結んでいた。一緒に暮らしても地獄、独立しても地獄。なにやら身につまされる話である。

今朝6時台放送の米ブルームバーグは、ティファニーの8~10月期の純利益が前年同期比50% 増加したと紹介していた。株価が昨年比26%増加したことが大きいと指摘していた。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券CMアメリカ、シュナイダ―恵子氏は「10月の米住宅販売許可件数が前月比6.2% 増加した。ティファニーが好決算を発表したが、消費者信頼感指数、コンフエレンスボード指数が悪化、NYダウは横ばい16,072ドルで取引を終えた。債券が買われ利回り低下でドルが対円、対ユーロともに下落した。ただ、米国景気は長期で見れば徐々に改善する方向で、ドル円相場は値上がりする。」と解説していた。26日、原油はバレル93ドル、NY金はオンス1,241.40ドルへいずれも値下がりした。NY外国為替市場では1ドル=101.27~29円、1ユーロ=137.40円で取引された。(了)

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