ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

イランと欧米が核問題合意歓迎、一方米住宅ダ―タ期待外れで、NYダウダウ小幅7ドル高に止まる

2013-11-26 10:45:58 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


バンコク空港、関空行きJAL待ちロビーで、11月11日深夜、ブータンからの帰国途中、たまたま一時帰国途上のご家族と話す機会があった。最近バンコクでタクシン元首相へのインラック首相の対応に反対するデモが多発している。不安で、外出を控えるようにしています、と話していた。26日朝放送のワ―ルドWaveMorningでタイCH9が、25日、首都バンコクでインラク首相退陣要求デモの様子を詳しく伝えていた。25日付けWSJ紙アジア版一面トップニュースは写真入りで「タイ首都で大規模反政府デモ」と大見出しで紹介されていた。タイは2年前大洪水に見舞われ,現地日本企業は甚大な損害を受けた。今回は反政府デモである。日本にも40数年頃前には激しい反政府デモが繰り返されていた。寝た子を起こすつもりはさらさらないが、今は、歌を忘れたカナリアのように静かである。

ワ―ルドWaveMorningを見ることから一日がはじまる。フィリピンABS-CBNは800人の患者を収容できる大型病院船を被災地岸壁に横着け、緊急手術を行った。中国はフイリピンと領土問題を抱えている。21世紀最大の経済成長を果たした中国は台風30号で被害を受けたフィリピン政府に当初20万ドル(2,000万円)援助と伝えられた。2桁,いや3桁ゼロが違うのではないかと世界は驚いた。欧米や日本が積極的にフイリピン支援を行ったことに刺激されたのかしれないなどと報道した。一方、中国は、東シナ海の防空識別圏を設けたと発表した。多発する国内問題から国民の目を外に向けさせる中国共産党の政策ではないかとの見方があると解説していた。中国の防空識別圏の一方的声明は25日開催の参院でも審議された。米ケリ―国務長官も中国政府に強い懸念を表明したと伝えられる。

ドイツADFは26日朝の放送で、ドイツ連立政権樹立が大詰を迎えている。ここ2日間が山場と伝えた後、欧米とイランとの間で進められていた核協議で部分合意が成立した。イラン国民はほっとした。さらに具体的成果を期待しているようだ。一方、欧米とイランとの歩み寄り進展で、サウジなど一部中東諸国が懸念を強めた。欧米の経済制裁が緩和されることでイラン国民の財布のひもは緩む。しかし、今回の合意はあくまで短期的対応である。長期的解決は難しいだろう解説していた。それぞれが異なる立場にある。それが妥協して半歩近づく。日本人はみんな同じという立場でテーブルに付く。意見が合わず、物事が自分の思い通りに運ばないとどうしてと、考え込む。欧米人と日本人の基本的差が出る。

25日、NY市場は、イランと核合意が一部成立したことを歓迎してNYダウは反発してはじまったが、住宅データが期待以下だったことから反落、前日比7ドル高、16,072ドルで取引を終えた。NY原油はイラン合意を受けて反落、バレル94.09ドル、NY金も小幅下げオンス1,241.10ドルだった。NY外国為替市場は1ドル=101.57円、1ユーロ=137.23円だった。「金融緩和縮小が先延ばしされている間はいいが、金利上昇なら住宅市場に悪い影響が出る。今のところ好調だが年末商戦で好調持続ならドル高円安に進みやすい」とワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三井住友銀行、山下えつ子氏が解説していた。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする