ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

FOMC議事録発表後、NYダウ売り一色、NYダウ66ドル安、米金利2.8%へ急騰

2013-11-21 10:59:22 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


FOMC議事録が米時間11月20日午後2時発表後、NYダウは下げに転じ、一時、80ドル近く値下がりしたが、引けにかけて値を戻し、結局、前日比66ドル安、15,900ドルで取引を終えた。米FRBが数ケ月以内に金融緩和縮小をはじめると示唆したことをマ―ケットは嫌気したと20日付けWSJ紙電子版で、AlexandraScaggks記者が書いていた。FOMC議事録を受けて、米国債が売られ、10年物国債りまわりは2ケ月来の高さの年2.800%へ急騰した。米金利上昇を受けて、NY外国為替市場では、ドルがが買われ、1ユーロ=1.3428ドル、1ドル=100.03円で取引された。NY原油(WTI)は横這いのバレル93.35ドルだったが、NY金は前日比オンス30.40ドル安、1,243.40ドル、4ケ月来の安値まで値下がりした。

21日朝6時40分放送の米ブルームバーグ出演のAlixSteel記者は「10月の米小売り高が政府機関閉鎖の影響で落ちると見られていたが、前月比0.4%増と予想に反したことを受けて堅調に推移していたNYダウが、FOMC議事録発表後、売り一色となり、引けにかけて小幅戻したが、前日比66ドル安で取引を終えた。」と解説していた。番組にゲスト出演した投資家のBonmaBaha氏は「このまま金融緩和を継続すれば間違いなくインフレになる。インフレ率は現在1.4%とか1.5%出落ち付いているが、上がる時は簡単に3%になる。そうなれば金利が上がる。FRBもいつまでも今のままの金融緩和は継続できないことは皆分かっている。ただ、今日の相場は、明らかに過剰反応だ。バ―ナンキ議長は、金融緩和政策は長期にわたる。失業率が6.5%まで下がったあとも短期金利は低位にとどまるとスピーチした。しかし、バ―ナンキ発言とFOMC議事録の折り合いを簡単には付けられないと思う。」と話していた。「折り合いをつける。」とは、言い得て妙なる言葉である。

ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券キャピタル。マ―ケット・アメリカ、大宮弘幸氏は「10月の米小売り高が前月比0.4%増は好材料だった。ところが、FOMC議事録で、金融緩和政策は、数ケ月以内に正当化されないと明記されたあと、長期金利が急騰、ドル円は一時、1ドル=100.20円まであった。一方、ECBは政策金利を0.25%下げ事実上マイナス金利で銀行は預金する事態に発展している。11月28日に今年は前倒しで感謝祭が始まり、一気に年末商戦に突入する。10月小売りがよかったので年末商戦への期待は高まるかもしれない。」と解説していた。

今朝のその他のワ―ルドWaveMorningではドイツZDFはドイツの病院の半分は赤字経営を強いられている。コストの2/3を占める人件費をカバー出来ないからだと解説していた。パキスタンのMalalaさんにドイツの教育振興財団が勲章を送る授賞式で「武器や戦争に力を入れている国が大国でない。子どもが安心して教育できる国が大国です。パキスタンの様な国にももっと目を向けてください」と演壇から降りた。万雷の拍手が鳴りやまなかったと伝えた。世の中には教育の機会に恵まれ過ぎて勉強しない日本という国もある。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする