ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

イエレン、金融緩和継続確認、NYダウ3連騰で史上最高値更新(学校で教えてくれない経済学)

2013-11-16 09:47:02 | 経済学
「墓をつくらず散骨する習慣がブータンにはあります。」とガイドさんがパロからティンプーへの道すがら岩場に転々と白く見える場所を指した。「人が亡くなると火葬する。遺骨を粉にする。それを特殊な粘土で混ぜ、固めたものを、亡くなった人が死後も楽しめるようにと、景色のいい、見晴しのいい場所を選んで、埋め込みます。遺族がその場所にお参りすることはない。木が生えていないところでは遺体を岩場に置いて鳥に食べてもらいます。死んだあとは自然に帰るからです」とケロリとしていた。わずか車で2時間ばかり移動しただけだから一概に言えないが、そう言えば、お寺はたくさんあった。しかし、お墓はお寺の中にも、田んぼの傍にも見かけなかった。亡くなれば土に還る、自然に還るから、墓は要らない。日本でも奈良時代までは散骨が盛んだったとヤフーのブログに書いてあった。

ブータンに殉じブータンの地に眠っている西岡さんの話が出た時にも記念に仏塔が建てられたがお墓の話は出なかった。閻魔大王に関連するお寺を訪問した時、仏教はブータンからはじまったとガイドは説明していた。博物館を訪れた時、壁いっぱいに曼荼羅の絵があり、人が生れて死ぬまでの様子が書かれていた。閻魔さんがなくなった人の目方を測る絵が出ていた。散骨は四十九日が済むまではやらない。ブータン巡礼の旅の途中、同室のSさんが急死された。ブータンのお坊さんが病院へ3人駆けつけ、お経を上げていただいたと聞いている。ブータンの学校ではお経そのものが国語だとガイドから聞いた。当のガイドになぜ坊さんにならなかったのかと聞いたらお姉さんが尼さんで一家でひとり坊さんがいれば便利だと答えた。人の死を自然に受け止める。深刻さはそれほど感じなかった。

下界の話に戻す。16日朝放送のワ―ルドWaveMorningでは、ドイツZDF,シンガポールCNAフィリピンABS-CBNが台風30号襲来後1週間経過、衛生状態悪化していると伝え、フイリピン空軍が被災者輸送をはじめたと伝えた。その他ではドイツZDFが、「中国政府は、①夫婦とも一人っ子でないと第二子を認めなかったが、夫婦のどちらかが一人っ子であれば第二子も認めると緩和した、②強制労働制度廃止も三中全会で可決した。驚くべき転換だ」と解説していた。朝6時台放送の米ブルームバーグは「15日、NYダウは前日比85ドル高の3連騰、15,961ドルで取引を終えた。金融緩和継続を明言したイエレンに感謝すべきだろう。」とコメントしていた。NY外国為替市場では1ドル=100.16円、1ユーロ=135.18円NY原油{WTI}はバレル93.84ドルNY金はオンス1,287.30ドルだった。

ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三菱東京UFJ銀行、岩岡聰樹氏は「米製造業指数はまだら模様だった。イエレンが金融緩和継続を確認したことを受けて上値を切り上げた。ドル円相場は一時1ドル=100.40円まで上げたが、緩和継続が長引くとの観測からドルの上値が抑えられた。19日予定のバ―ナンキ発言を注目している。」と話していた。

飢えを知らない日本の子供。台風で日々の食物がないフィリピンの子供が痛ましい。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イエレンFRB副議長、金融緩和継続確認、NYダウ連騰、ドル円相場2ケ月振り100円突破

2013-11-16 09:33:30 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



ブータンを訪れる観光客は昨年12万、内日本人は5万人だった。ワンチュク、ブータン国王ご夫妻の2年前金閣寺訪問の影響が大きい。しかし、今年は日本人は少ない。中国人が増えたとガイドのサンゲさんが紹介していた。ブータンでの最後の夜、日本ブータン友好協会の関係者は「タイ・ツアーが5万円で可能だ。それに比べブータンは費用がかかり過ぎる。日本もブータン観光に力を入れているが現実は厳しいです。」と胸の内を打ち明けてくれた。ブータン国王もブータンへの観光客を増やすために様々な努力を惜しまないと伝えられる。しかし、費用がかかり過ぎるという最大ネックの解消は道半ばのようだ。

ワ―ルドWaveMorningを見ることから一日が始まる。フリピンを台風30号が襲って丸1週間がたった。英BBC、ドイツZDF,香港ATV,米ABC、シンガポールCNAなど多くの放送局が死体数の確認さえままならない。水がない。食料がない。米空母ワシントンが到着、給水含め500人の救助隊が活動をはじめたなどと伝えていた。シンガポールCNAは中国国内でフイリピン支援で世論が2分していると伝え、はじめ10万ドルの支援に止まっていたが、世論の厳しい反応を受けて16万ドルの援助を決めたと伝えていた。米ABCはオバマケアへの米政府の対応のまずさが共和党に厳しく批判されている。ホワイトハウスは保険新規加入者を当初50万と見込んでいた。結果は10万だった。共和党による民主党叩きの格好の材料にされていると紹介していた。ドイツZDFはフイリピン被害の現地レポート後、大連立へ向けた協議が引き続き難航していると伝えていた。

14日、NY市場では、NYダウが前日比54ドル高15,876ドルと史上最高値を再び更新した。アジア株高、欧州株高、アメリカ株高がエスカレートして来ている。15日朝放送のブルームバーグニュ-スは「イエレン議会証言で金融緩和継続を再確認した。ハイテク銘柄除く全銘柄が値上がりした。明らかに金融相場の様相を呈している。」と解説していた。NY外国為替市場では、ドル円相場が値上がり、1ドル=100.05円、1ユーロ=134.63円と2ケ月振りにドル円相場が、1ドル=100円台を回復した。NY原油(WTI)は小幅安、バレル93.71ドル、NY金はトロイオンス前日比17.90ドル高、1,286.20ドルで取引された。

ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券CMA,シュナイダ―恵子氏は「イエレン証言で金融緩和継続が明確に示された。イエレンは米国経済の力強い回復を目指して全力を尽くすと語った。アメリカには「連銀に逆らうな」という格言がある。NYダウは今後16,500ドルを目指すと口にする者が出て来た。株高を受けて円相場が100円を突破した。一方、日本の7~9月期GDPが前期のプラス3.8% がプラス1.9%へ後退、日銀による金融緩和政策は強まるとの思惑から円が対ドルで売られた。一方、NYダウは既に昨年比21% 上げた。割安感はない。これからは個別銘柄の選択が大切だろう。」と解説していた。

経済実態は世界的に回復を示していない。ブータンの生き方を頭に入れて行動したい。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする