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ネパール大地震で死者4,800人超えた、被災者800万人以上と28日、国連が発表、一段の国際支援要請

2015-04-29 10:50:46 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


オバマ米大統領はTPP交渉について「世界第2位の中国を脅かさない。TPP早期妥結を確信している。」と語った。日米防衛協力指針(ガイドライン)についてオバマ大統領は「中国はじめ近隣諸国に脅威を与えるものではない。日米協力は、国境やシーレーンの安全保持に貢献した。中国の世界的な経済大国としての台頭を助けた。」と語った。オバマ大統領は、中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)については「有益な存在となりうるが、透明性運用が必要だ。しっかり運用されなければ、マイナスな存在になりうる。」と話した。安倍首相はAIIBについては「公正なガバナンスが必要だ。特に、環境への影響への配慮も必要だ」と述べたと4月29日付、ブルームバーグ電子版でCarterDougherty記者が書いた。日米首脳会談のあと日本時間4月29日朝2時過ぎから内外記者団の前で会見が開かれた。

28日の米株式市場では利益見通しを引き上げたメルク、増配を発表したIBM株が値上がりした。予想より売り上げが伸びなかったツイッターが急落、アイフォーンの急成長は続かないとの懸念が強まったアップルが下げた。NYダウは前日比72ドル高、18,110ドルで取引を終了した。『順調な株も、あまり順調でない株も、主に決算が動かしている。』とシマング・キャナル・トラストの上級投資責任者、トム・ワース氏は話した。一方、28日から始まったFOMC(公開市場員会)に関して、企業決算期の中、利上げのタイミングの手がかりを得ようと注視している。FOMC当局者の大半は2015年末までの利上げを見込んでいる。コンファレンスボード発表の4月の消費者信頼感指数は95.2と前月の101.4を下回った。29日発表される1~3月期米GDPは前期比1%増と昨年10~12月の2.2%増から減速する」とブルームバーグ電子版でJenniferKaplan記者が書いた。

28日、NY外為市場では、利上げ先送り観測が出て、ドル指数は5営業日続落、ドルは対ユーロでは、1ユーロ=1.098ドル、対円では1ドル=118.86円、1ユーロ=130.43円で取引された。『ここ数週間、市場では、金融政策の予想を下方修正する動きが続いている。ドルが下値圧力を受けるのは意外ではない』とバンクオブニューヨークメロン、市場ストラテジスト、サイモン・デリック氏は話した」とブルームバーグ電子版でRachelEvans記者が書いた。28日NY原油(WTI)はバレル56.90ドル、NY金はオンス1,211.60ドルだった。

29日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」ではインドNDTVはじめ英BBC,ドイツZDF,フランスF2,ロシアテレビ、スペインTVEがネパール地震による犠牲者が4,800人に達した。依然多くの人々ががれきの下にある。地震発生後4日目を迎える。特に飲み水がない。食料がない。電気がない。3日目から雨が降り始めた。現状、危機的状況にある。被災者は800万を超えると国連が発表した。ネパール一国では対応できない。国際支援が不可欠だ。救援隊は続々到着しているが、国を出る人と訪れる人で空港は混乱状態にある。公の場で次々火葬がいたるところで行われている。ネパールでは灰は川に流される。骨は自然に還ると考えられているからだと伝えていた。ドイツZDFは住民の暴徒化が心配と総括した。(了)

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