ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

空咳の治し方  (1月の臨床実践塾の準備)

2016-12-26 09:44:23 | 診断即治療と虹彩学

ウィキペディア百科事典からの転載です。僅かな金額ですが毎年寄付していますので、たまには使わせてもらっています。




「空咳が止まらない」と来られた方がいました。

ネットで検索すると、空咳の原因は、

肺がん?

肺結核?

違う! アレルギーだ! 

いや感染だ! 

タバコの煙だ!

肺炎だ!

気管支炎だ!

いやいや喘息だ!

と、いろいろなことが言われていて、中には「1年も咳が止まらない」という方もいるようです。
1年も咳が止まらないとなると、診断や治療法の選択が間違っていると考えたほうがいいです。

何故なら、

① 原因が特定できていない

② 治療法が的確ではない

と言うことができるからです。

先日来られた空咳の方は、問診していても、触診をしていても、「コホッ、コホッ、コホッ」と咳をしていましたので、咳を止めることから始めました。

「しんどそうなので、咳から止めましょうか」と言うと、

「お願いします。しんどいんです」と言う。

そこで、スカルセラピーでの臓点(または肝脾点)に軽く鍼をして、経絡治療に入りました。
当院では、患者さんの主訴と、予防的な治療をしますので、問診も入れると30~40分ぐらいかかりますが、治療が済むまで、咳はピタッと止まったままです。

帰り際まで咳は止まっていましたので、

「咳は大丈夫のようですね」と言うと、

「あの鍼を刺したまま帰りたいぐらいですわ」と本音と思われること言っていました。


この治療は、側頭骨の辺りに刺鍼する方法です。
臓腑の違和を整える方法で、徒手でもできるのですが、鍼を使うほうが早くて確実です。
まだ正式に命名してないのですが、「臓点」とか「肝脾点」という仮名にしたのを見てもわかるように、頭部から直接臓腑にアタックする方法です。
※この名称は私が考えたものなので、ネットや本で探しても出てこないと思います。

なぜ空咳を即座に収める事が出来たかと言うと、脈診、脊椎診で「肝虚」と診断したからです。

「それなら肝の治療をすればいいのではないか」と言う意見が出てきそうですが、経絡治療だと、即座に治めるのは難しいと思えたし、この「肝脾点」は、「肝臓が痛い」と訴えて来た人を何人も治めた経験があったからで、その即効性には私自身が得心していたからです。

そして、頭部への治療は即効性があるので、このような場合は非常に役立つのです。
現在は「スカルセラピー」という名称で開発を続けています。
スカルセラピーは、元々徒手療法(手指での治療法)での開発を進めていたのですが、徒手だけだと、症状にもよりますが即効性に欠けるところや、治療効果の持続性に欠けるところがあるので、そのような場合に症状を治める方法として、以前に開発した「頭蓋JAA」(鍼による頭蓋骨調整)も加える事にしたのです。
頭蓋JAAを加えたことで、治療効果の高い治療法になってきたことは言うまでもありません。

そのようなことで、1月の臨床実践塾はいろとりどりの「即効治療」が発表できそうです。

ところが、私がうっかりしていたために、3月から11月までの会場予約は入れたものの、1月と2月の予約が間に合わず、会場が新城治療院になりそうなのです。
となると会場が狭いので、会場を探すことができなかったら、人数制限をしなければなりません。

その節は、ご了承ください。m(_ _)m 

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