ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

右肩が痛いときの治し方!  (診断と治療の問題)

2016-12-04 09:18:58 | 診断即治療と虹彩学

この部位に痛みのポイントがあります



痛みの原因となっている筋を探して指を当てます



寒くなってからと言うより、年末になってきたから、ぼちぼち右肩の痛みを訴える人が増えてきました。

なぜですか?


① 12月になると、右肩の痛みを訴える人が増えてきます。

② 12月は何かと飲んだり食べたりする機会が増えるからです。

③ 食べた分は全て肝臓に運ばれます。

④ 肝臓が元気な人はいいのですが、肝臓の代謝が落ちている人は、肝臓の代謝障害を起して機能が低下します。

⑤ その結果、肝臓と連携している膜や筋が防御作用で収縮します。

⑥ その筋肉が右背と関係するので、右背に凝りが発生します。

⑦ 右背に凝りが発生すると、さらに収縮範囲が広がり、右背から肩まで凝ってきます。

⑧ その凝りは頚部まで過緊張させてしまいます。

⑨ その結果右肩に強い凝りが出てくるわけです。

ですから、「右肩の凝り痛み」を治すには、肝臓を整える事です。
それは、肝臓のツボに鍼をすると肩の痛みが楽になることことを考えると理解できるはずです。
つまり、「肝臓が原因」と診断できる治療師なら、肝臓の治療をするわけです。
「凝りや痛みのある部位さえ治めればいい」というスタンスでは治せないわけです・

右肩の凝りを取り除くには、右背に発生した凝りを取り除けばいいのですが、その方法だとすぐに戻ってしまいます。
肩凝りで、肩を揉んでもらっても、すぐに凝ってくる、というのがそれです。

それでは根本的に治すにはどうすればいいのか、ということになります。
病院で「右肩が痛い」と訴えても相手にしてくれないし、血液検査をしても多くが「問題無し」と言われますので、病院で治すのは難しいと思います。

それでは東洋医学ではどうするかと言いますと、診断で「肝」と出していますので、鍼灸院だと肝経の経絡で治めると思います。
手技療法だと、肝臓に関係する筋肉を刺激して整えると思います。

また、民間療法だと肝臓の代謝を上げる方法を行なうと思います。
たとえば、温シップで肝臓部を温める、肝臓と関係する部位にピップエレキバンを貼る、肝臓の負担になる食べ物を食べない、肝臓と関係する大腿内側の筋肉を解す等々(大腿内側の筋肉は肝臓との関係だけではありませんが)、という治療をすると思います。

しかし、そこまで言うと、「面倒だからデキマシェ~ン」と言われそうですので、簡単な治し方を説明しておきます。

一番上の写真は肩にあるポイントを押さえて、頭を斜め後ろに倒してもらっています。
この方は、頭を左に倒すと、「右肩が痛い」と言っていましたので、痛くないほうに倒してもらい、痛みのポイントとなっている部位に指を当てて、その部の筋肉の凝りを解すわけです。(解すテクニックがあります)

次に、二番目の写真のように、右背にある凝りを探して、同じように指を当てて、頭を少し後ろに倒してもらいます。
頭を倒すのは「軽く」です。
強く倒すと、筋肉が緊張してしまうので解れません。

ここで言いたいのは、「診断の大切さ」です。
この「肩の凝り痛み」以外にも、股関節の痛みで、なぜ股関節に痛みが出たかを考えると、意外と簡単な方法で治める事ができます。
股関節の痛みは、股関節の隙間が狭くなったからですが、なぜ股関節の隙間が狭くなったかというところまで考えないと、根本的な治療はできないのです。

股関節については、時間がないのでここでは書きませんが、日を改めて書きたいと思います。

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