ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

落ち着きをやや取り戻しNYダウ410ドル高、一方、ティラーソン米国務長官「米朝会談は時期尚早とかたる」と13日韓国KBS(学校で教えてくれない経済学)

2018-02-13 16:56:25 | 経済学
「ホワイトハウスは12日、2019会計年度予算教書で4兆4,000億ドルと発表した。軍事、インフラ整備、国境警備への支出を強化する一方、メディケア(高齢者向け公的医療保険)やメディケイド(低所得者向公的医療保険)など連邦医療制度への支出を削減する。トランプ大統領によると連邦政府の財政赤字は19年度に9,840億ドル拡大する」と13日付けWSJ紙電子版でKateDabidson記者が書いた。13日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「米政権が12日、19年度米予算教書を発表した。米財政赤字が1兆ドル近く増加する」と伝えた。スペインTVEは「米政権は12日、19年度予算教書を発表した。民主党はメディア削減を厳しく非難した。共和党内部でも財政赤字拡大が不可避として反対意見が多い。あくまでたたき台にすぎません。」と紹介していた。

「12日、週明けのNY市場ではユーロが対ドルで0.3%上げ1ユーロ=1.2292ドル、ドルは対円で0.1%下げ1ドル=108.66円で取引された。恐怖指数VIXは26%パーセントへやや落ち着きを見せたが、先週1週間で時価総額2兆ドルが吹っ飛んだことで不安心理は完全に抜けていない」と13日付けのブルームバーグ電子版で書いた。10年物米国債利回りは2.86%台と変わらずの中、NYダウも上げ幅を拡大、410ドル、1.7%高、224,601ドルで取引を終えた。ドイツDAX1.4%高、英FTSE100、1.2%高と欧州株が反発。NY原油(WTI)は小幅高、バレル59.29ドル、NY金はオンス1,326.40ドル各小幅高で取引を終えた。

13日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で韓国KBSは「ペンス副大統領は北朝鮮が対話に応じるならアメリカは対話に応じる。ただし、北朝鮮が核を放棄することが前提だ。」とワシントン到着後、12日記者団に語った。ティラーソン国務長官は「全て北朝鮮次第だ。北との対話を判断するのは時期尚早だ。」と語った。トランプ大統領は「北が核を廃棄するならアメリカも核を廃棄する。北の非核化のアメリカの考えは変わっていない」と語った。トランプ大統領の発言は2変3変している。アメリカの中で何か変化が起こっているようだ。文韓国大統領は米朝会談の実現はむつかしいと考えている。一方、北朝鮮メディアは金与正氏の帰国、平昌五輪での様子を大々的に報道した。」と伝えた。韓国KBSは「ホワイトハウスは19年度米予算教書を発表したがトランプ大統領は同盟国であっても貿易問題では同盟国にならない。」と述べた。まるでインフラ投資で出る赤字を関税の大幅引き上げで穴埋めする考えだ。韓国とのFTA交渉や国際貿易交渉にトランプ大統領の発言は大きな影響を及ぼす。」と伝えた。

米ABCは「12日、トランプ大統領の長男トランプ・ジュニア宛に白い粉が入った封筒が送られた。長男の妻が封筒を開けた後気分が悪くなり入院した。白い粉を調べたが無害と判明した。一方、トランプ大統領補佐官ホーター氏の二番目の妻が夫の暴力を公にした。トランプ大統領は無視している。12日、ホワイトハウスは19年度予算教書を発表した。ホワイトハウスはテンヤワイヤの状態で予算教書を評価できる状況にない」と伝えた。(了)

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タソガレノケハイ「たなぼた第16回公演風景」(スケッチ&コメント)

2018-02-13 08:56:19 | スケッチ


タソガレノケハイ

江嵜企画代表・Ken



演題「タソガレノケハイ」の公演が2月11日(日)午後3時半からのJR三宮駅近くの「シアター・エートー」であり楽しみにして出かけた。この日は朝10時半から猪熊佳子日本画教室が難波であり、猪熊先生にお断りして中座、会場に駆け付けた。今回演劇の案内を下さった中川千寿さんによる作・演出だった。

中川千寿さんの案内チラシに添えられたメモに「2年前1月5日に羽田英彦画伯個展でお会いした中川です。今回は縁あって三宮にある劇場で行います。都合がつけば是非見に来てください」と認められていた。

恥ずかしながら、シアター・エートーと言う名の劇場は初耳だった。開演15分前に会場に着いた。30~40人ほどの人が既に座席を占めていた。ご婦人のファンが多かった。いつものように会場の様子をスケッチした。

舞台正面左下隅に「古都吹(ことぶき)」と書いた駅の看板が目に入った。芝居が始まるなり、プラットフォームに駅長さんが現れた。週2回、列車待ちの客の人生相談をする設定だと後でわかった。

列車が出てほどなく一人の女性が駅にあたふたと駆け込んできた。列車が出た直後で「困った、どうしたらいいのよ」と大声をあげる。次の列車まで待てない。駅長は民宿をすすめる。深夜の1人歩きは危険だ。付いていくという駅長さんを断る客。元警察官の経歴が垣間見える2人やり取りが見せ場を作っていた。

駅の待合室は人生相談の場所も提供している。子供に恵まれない客とのやりとりは生々しく迫力があった。駅の待合室で交わされる愛あり、涙ありの物語をキャスト6人が分かり易いセリフ回しで見事に演じた。時に待合室でのボヤ騒ぎの場面では観客がどよめいた。

会場入り口で渡されたチラシに中川千寿さんの挨拶が出ていた。「神戸は母が生まれ育った町。小さい頃はよく母方の祖父母の家に泊まりに行っていた。朝食に必ず食べていたビスケット、パン。。。もう一度食べたいな」で始まる。

「今回のお話は駅が舞台です。台本を書く前に「場所」を決める。今回は「知らない人同士が自然に出逢う場所、駅がいいかなと選んだ。都会だとすぐに電車が来る。無人駅もいいなと思った。今住んでいる町から2時間ほどのところに、ぴぴっと来る駅があった。その駅に実際に行ってみた。」

「無人駅。ボランティアの駅長さん。彼はここに月に何回か来てお世話をしている。何かすごくいい!!とテンションが上がった。可愛らしい駅。素朴な風景。この気持ちと雰囲気を持ち帰って登場人物を考えてみた。」と続く。

「一番に浮かんだのは駅舎でずっと編み物をしながら誰かを待っている女の人。誰を持っているの?この人に出会う人はどんな人達?そんな感じで妄想を続けて出来上がったのが「タソガレノケハイ」です」とあった。

シアター・エートー。名前の由来をヤフーのブログで検索した。「20年以上前、大阪芸術大学舞台芸術学科が付帯設備として「A棟」といプレハブで舞台道具や看板などを制作していた。その時代の熱い思いを忘れないでいたいという想いから生まれた。」とあった。

神戸に「シアター・エートー」あり。このたびは思いがけないご縁にめぐまれ、ひたすら感謝である。(了)

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