NYダウ様子見で39ドル高、北朝鮮、南北対話に意慾と韓国KBS,一方、ケープタウン、4月22日に完全断水危機に直面とフランスF2(学校で教えてくれない経済学）

明日米時間14日発表の1月米消費者物価指数待ちで13日のNYダウは小幅39ドル高24,640ドルで取引を終えた。NY外為市場では引き続き対ドルで円が買われ1ドル＝107.80円、1ユーロ＝1.2350ドルで取引された。1ユーロ＝133.14円と対ユーロでも円が買われた。恐怖指数VIXは24％ポイントで落ち着いているが米債券が売られ10年物国債利回りは2.833％と依然高い水準を維持している。米政権が大型財政支出にギアを切る結果、財政赤字拡大不可避と見てドルは売られ易い地合が続く。一方、NY原油（WTI）はバレル59.19ドル小幅反発した。NY金はオンス1,328．10ドルで取引された。金相場安定が目立つ。

14日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは昨日に続きホワイトハウス補佐官の家庭内暴力にトランプ大統領が正面から取り上げない状態が続いていると伝えたあと「ロシアによるサイバー攻撃は今年秋の米中間選挙にも既に及んでいる。」と米上院情報委員会で複数の政府関係者が証言する様子をテレビ画面に映した。14日朝放送の韓国KBSは「チエ・スンシル被告に13日、懲役20年罰金180億ウオンの実刑判決が言い渡された。パククネ前大統領への影響は免れない。」と伝えた。韓国KBSは「金正恩委員長の妹、金与正氏が平昌五輪から平城に戻った。金委員長は韓国の対応を高く評価した。金与正氏は兄の正恩氏と腕を組んで写真に収った。金正恩委員長は南北対話を醸成するため事務方に直ちに対応するよう指示した。与正氏が報告した韓国動向、米国動向、特に米国動向に金委員長が関心を示したことは米朝関係を念頭に置いているためとみられる」と伝えた。

14日朝放送のシンガポールCNAは「政権に敵対していたミヤンマーの2つのグループがミヤンマー政権と合意書に調印した。スーチ―顧問は問題解決に向けた成果だと演説した。しかし、ドヒンギャ問題には触れなかった」と伝えた。中国CCTVは「習近平主席は19日、10年ぶりに四川省震災地を訪れ献花、哀悼の意を示した。」と伝えた。

14日朝放送のドイツZDFはシュルツSPD党首辞任の後任としての決定していたナーリッシ氏にSPD党大会まで党首代行を任せるかどうかで再びSPD党内で人事を巡り混乱が起っていると伝えた後「北極および南極の氷が解け続けている。現在の気候変動が変わらず進めば今世紀末には海水面の水位が65センチ上昇する。南太平洋のマーシャル諸島に限らずドイツ沿岸部においても浸水もしくは水没の可能性がある」と伝えた。

フランスF2はフランス原子力公社が使用済み核燃料プールを新たに建設するが候補地の反対でとん挫していると伝えた後「南アフリカ第２の都市ケープタウンが深刻な干ばつ被害に直面している。フランスでは一人165リッター/日の水需要に対して一人50リッター/日に制限されている。この先、雨が降らなければ4月22日に完全に水が枯渇する。10リッター/日確保を全住民に通達した。地球には10億KLの水があるが真水は2.5％に過ぎない。海水の淡水化はコストがかかりすぎるため現実問題の解決にならない。」と伝えた。（了）