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有馬温泉は1400年の歴史、地下60キロのマントルが98℃の熱泉のふるさと?!(学校で教えてくれない経済学)

2018-02-05 15:37:55 | 経済学
ブラタモリが有馬温泉を2月3日(土)午後7時30分の番組で取り上げた。地中50~60キロのマントルから600万年かけて上ってきた塩交じりの湯だ。しかも火山でない六甲山から98℃の熱湯が噴き出す。他の日本の温泉には見られないと紹介した。年間180万が訪れるそうだが今回の放送で有馬温泉に足を向け神戸を訪れる観光客が増えるかもしれない。

有馬温泉は神戸市にある。そのため市の職員さんが管理する。4日ごとに源泉の鉄パイプを交換すると聞いてタモリさんは、なぜかと質問した。有馬の湯には炭酸カルシュウムが多く、それが固まって詰まるからだ。有馬の湯には1400年の歴史がある。日本書紀に出ている。江戸末期、源泉が詰まって湯の出が悪くなり存立の危機に見舞われたと説明があった。

六甲トンネルを抜けると神戸の街中から小1時間でお湯につかれる。地元神戸に長年住んでいても今回の放送ではじめて聞いた話が多かった。太閤さんがたびたび湯治に訪れた話は子供の時からよく聞いた。炭酸せんべいが名物である。鉄、塩分が体温を逃がしにくい。炭酸ガスと3つ揃って湯冷めせず、体が温まる効果があると説明があった。

今回の放送で初耳の話が多かったが、太平洋プレートがせり上がり、プレートとプレートの間に出来た隙間に海水が入り込む。それがマントルと混じって600万年かけて競りあがってくる。悠久のロマンを感じた。親しみが俄然湧いて来て、正直、久しぶりに有馬温泉へ出かけてみたくなった。

話は飛ぶ。2018年の今年、神戸港開港150周年を迎えた記念すべき年にあたる。ところが神戸は、外国人観光客、インブランドで湧く大阪、京都に大きく取り残されていると、少し古い記事だが、1月11日付け読売新聞が「関西経済」コーナーで特集していた。

当記事を書いた田畑清二記者は「クルーズ船が神戸港に入っても観光バスが10台出れば9台は京都・大阪に向かう。神戸市内は1台だけ。ある韓国人ツアー客は名所「風見鶏の館」前の広場で記念撮影すると、入館することなく急ぎ足で観光バスに乗り込んだ。「今から京都へ行くので時間がない」と話した」と書いた。

「大丸神戸は2017年3~8月の売り上げに占める免税店比率が大丸主要6店最低の2.1%だった。訪日外国人客数は兵庫は149万と4位。日本人に「売り」の「異国情緒」が外国人には「売り」でなくなる。神戸空港があるが国内線のみ1日30便。クルーズ船の寄港回数も5位の104回。」「そんな中で昨年12月に(株)神戸酒心館にフランスの旅行会社を招いて「フランスにはワイン文化があります。日本には日本酒の文化があります」とアッピールした。訪日外国人を引き寄せる上で、観光地として魅力をどう発掘するかが問われている」と田畑記者は結んだ。有馬温泉をブラタモリが取り上げた。起爆剤として期待したい。(了)

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