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世界貿易戦争懸念からNYダウ一時300ドル以上値下がり、一方、ポンぺオ米国務長官はキム北朝鮮副委員長との会談後「大きな進展があった」と語る(学校で教えてくれない経済学)

2018-06-01 10:59:12 | 経済学
ホワイトハウスは、一時的に適用除外していたEU,カナダ、メキシコからの鉄鋼、アルミに25%関税を6月1日から賦課すると31日発表した。31付けNYタイムズ、WSJ紙、ブルームバーグ紙それぞれ電子版で取り上げた。1日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBC,ドイツZDFも共にトップで、米国の鉄鋼、アルミ製品に対する高率関税を6月1日からEU,カナダ、メキシコ、米国のもっと近しい同盟国に対して賦課することを決めたと伝え「EUユンケル委員長は「WTOに提訴し、EUは米国と同等の報復措置を講じる」と語った。」と伝えた。

31日のフランクフルト株価指数の1.4%下落をはじめ欧州株は全面安となった。株安の波は太平洋を渡りNY市場では、新たな貿易戦争がはじまるとの懸念からNYダウは251ドル安、24,415ドルで取引を終えた。NYダウは一時的ながらイタリア懸念の後退で前日上げた分のほぼすべてを帳消しにした。NY外為市場では狭いレンジ内の動きで1ドル=108.80円、1ユーロ=127.29円で取引された。NY原油(WTI)は米原油在庫増を材料に売られバレル67.04ドルへ下落、NY金はオンス1,304.70ドルへ小幅に下げた。

1日朝放送の韓国KBSは「ポンぺオ米国務長官は、31日のキム北朝鮮労働党副委員長とのNYでの会談後の記者会見で「大きな進展があった。キム副委員長はキム委員長の親書をトランプ大統領に渡す。」と語った。舞台はNYからワシントンに移る。一方、トランプ大統領は「キム委員長からの親書の中身に期待している。米朝主脳会談開催に期待している。会談は複数回になるかもしれない。会談は何回あっても構わない。会談が行われないかもしれない。」と記者団に語った。ポンぺオ国務長官は「アメリカは朝鮮半島の完全かつ非可逆的な非核化を北朝鮮に求めている」と語った。アメリカ側はミサイル防衛システム廃棄を含む包括的な非核化を念頭に置いていると見られる。」と伝えた。

1日朝放送のロシアテレビは「ラブロフロシア外相は31日、ピョンヤンを訪れ、キム北朝鮮委員長と会談した。キム委員長が他国の閣僚クラスと会うことは今までなかった。会談後の記者会見でラブロフ外相は「米朝主脳会談の開催に期待している。しかし、一気にことを運ばないようにすることを望む。時間をかけて朝鮮半島の非核化、ひいては北東アジア全般の平和につなげてほしい。」と語った。キム委員長はラブロフ外相に「ロシアが米朝主脳会談に力を入れてくださっていることに感謝する」と会談冒頭語った。」と伝えた。

1日朝放送の香港TVBは「ニコルセン米太平洋軍司令官は「米太平洋海軍の名称を米インド太平洋海軍に改める」と発表した。明らかに中国を念頭に置いたアメリカの戦略と見られる。」と伝えた。中国CCTVは「中国外務省、華報道官は「インド太平洋軍司令官は「中国は最大の挑戦相手国だと語った。中国は他国に脅威を与えたことは一度もない。」と話した」と伝えた。スペインTVAは「ラホイ首相不信任案が可決される見通し」と伝えた。(了)

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