ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

左肩が痛いほかはどこも痛くありません (6/24の臨床実践塾)

2018-06-18 18:19:16 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。



ここが痛いんです




背部の筋と痛みの出た部位(黄色い☆マーク)



「〇〇以外は痛くありません」と言うのは、ユニークな主訴の言い方です。
そこで脈を診て、脊椎を診ましたら、原因はわかったのですが、ちょうど実践塾の準備で、「頭蓋JAA」の資料を作っていることもありましたので、

「これ、おもしろいですよ。顔で痛みが軽くなるんです」と言い、鼻の横を指で10秒ほど押しました。

「どう? 軽くなったんじゃない?」と聞くと、

「あ、ほんとですね。肩が鼻なんですか?」と言う。

「いやいや、肩が鼻ということはないのですが、そこに反射区があるわけです」

「・・・ふ~ん」

「ま、これで痛みが取れるということはわかったと思うので、治療にかかりましょうか」と、仰臥になってもらい、治療にかかりました。

ポイントは、頭蓋JAAでの「臓点地」(頭蓋JAAでのツボ名)です。
しかし、痛みの出ているところは、経絡で言うと「小腸経の肩外兪」になるので、「臓点地」とは関係がなさそうです。
さらに、筋肉で観ると、表層筋では「僧帽筋」、深層筋では「肩甲挙筋」になるので、上部脊椎や頚椎を考えたほうが良さそうな感じがします。

表面的に考えると確かにそうですが、「何故そこに痛みが出たのか」を考えると、脈診や脊椎診で「心包」が出てきたのです。
つまり、この症状の原因は、小腸でもなければ脊椎でもないわけで、「心包」(心筋)からの経筋腱収縮牽引というのが起こっているわけです。
ですから、頭蓋JAAで「臓点地」に刺鍼したわけです。

そして、
「はい。起きて肩の痛みをみてくれませんか」と言うと、起き上がりながら

「痛みは取れています。寝ているときから痛みが取れているのはわかっていました」と笑いながら話していました。

そこで、
「ありがとうございます。すみませんが痛かったところを触って写真を撮らせてくれませんか、ブログのネタにも使いたいのです」と言うと、

「はいはい」という感じで、左肩を触って写真を撮らせてくれました。

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「災害は忘れたころにやってくる」、神戸の住人にも改めて地震の怖さを思い出させてくれた(学校で教えてくれない経済学)(番外報)

2018-06-18 12:53:19 | 経済学
大阪北部で震度6弱の地震が週明け18日午前7時58分ごろ発生した。朝食中パンをほうばったところにドスンと来た。箪笥の上に並べていた絵の具のビンが上下に動いたが幸い落下しなかった。余震がしばらく続いたがいまのところ事なきを得て安堵している。23年前の1月17日は午前5時46分で真っ暗だった。今回は明るくなっていた。揺れを見守れる余裕があった。マンションのエレベーターは自動的に止まる。5階はまだ自力で上れるが管理会社の掃除のおばさんは14階までは、きついと話していた。一部報道では大阪市内でエレベーターに閉じ込められた人が出ている。地震は突然襲ってくる。止むを得ないことであるが、エレベーターはひとつのアキレス腱となる。

今住んでいる場所は神戸市南東部、JR住吉駅が5階の自宅マンションの窓から約400メートルの場所に見える。早速友達からお見舞いの電話をいただき感謝した次第である。JR神戸線は地震発生直後から正午前だが、列車は姿を見せていない。テレビなどの報道では阪神、阪急、大阪メトロ、近鉄、京阪線は午前10時過ぎ現在であるが運転していないと伝えた。

自宅マンション前を国道2号線が東西に走っている。阪神バスは動いるためバス停には大勢列ができている。阪神、阪急は電車を停めているのでバスにかなりの人が流れているようだ。23年前は最寄りの阪神線が一部運転を再開するまで1週間以上かかった。その間バスは運転したのでバス待ちの客が長蛇の列を作った。筆者は幸い命は助かったが自宅マンションが全壊、近くに住む親の家も全壊、負の遺産を癒すまでに10年以上近くかかった。

過去の経験則から、学校は自動的に休校になる。近くの中学校では先週末震災の際の避難訓練をしたところだと聞いた。東南海地震が近く起こるとしばしば指摘されているからだろう。それでもなお神戸には2度と大地震はないと豪語する方はいないでもない。現在神戸に住んでいる150万人のうち先の震災を経験していない方が昨年過半数を超えた。地震への警戒感は薄れていっていることは事実である。先ほどお見舞いの電話をいただいた友人に、どこまで効果があるかどうかは別として、最低限度、寝室で頭の上に物を置かない。家具はリビング1部屋に出来るだけ集めた。気休めかもしれないが、即死だけは避けたいと話した。

NHK/BS「ワールドニュース」を見ていたとき地震が発生した。番組は中止、地震情報に
画面が切り替わった。ただ、インターネット通信があれば助かる。WashingtonPost,NYTimes,WSJ,BlombergOnlineをクリックすればリアルタイムで世界の情報がおさらい出来るので助かる。日々一刻を争うかのように送ることもない。翌日の新聞を見れば済むことではないかと筆者宛てのメールに認められた方がおられた。日本人の中には、ごく当たり前に似たような見方をされる方が多いことは確かなようだ。日本では「ワールドニュース」に殊の外無関心な傾向が強い。いずれにしろ災害は忘れたころにやってくる。今朝関西を襲った震度6弱地震は、改めて地震の怖さを再認識させてくれた。(了)

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