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爪擦診と頭蓋JAAの実技練習
6月24日の臨床実践塾では、第二部を私が担当しました。
タイトルは、「頭蓋JAA(頭皮鍼)と検査法」にしました。
「頭皮鍼での診断法」というは、YNSAの首鍼とか腹診というのもありますが、その診断法ができる域に達するには、相当な才覚がなければできないと思われたからです。
しかし、鍼灸師は、脈診や腹診などで指の感覚は鍛えられていますので、その感覚を利用できる診断法であれば、頭皮鍼に使える診断法が組み立てられるはずだ、と何か月か研究してきました。
その中で、爪による擦診(造語・爪擦診:そうさつしん)です。
爪擦診は、YNSAにもありますが、YNSAでは首診を主に行いますので、あまり使われてないようなのです。
私は、その爪擦診を治療日には毎日使ってきました。
その結果、「物忘れ」や「手足の異変」を爪擦診で感じ取ることができるようになったのです。
ですから、「爪擦診を発見した」のではなく、「訓練」したわけです。
そして、爪擦診と「七星論による腹診」を併用することで、新たな診断法ができたのです。
先日の臨床実践塾では、その方法を具体的に解説し、実技でやってもらったのですが、参加者の皆さんからは満足したような感想を聞くことができました。
「こういうことができるんですね」
「これは使えますね」
……等々。
そして実技に入ったのですが、実技はさらに面白かった。
最初に、七星論による腹部七星を押圧し、関連する頭蓋JAAでの頭皮反射区を爪で押圧すると、腹部にあった反応が軽くなるのです。
爪だけでこうですから、鍼を使うともっとはっきりと効果がわかるわけです。
もちろん鍼も使いましたが、参加者の皆さんが、爪擦診にまだ慣れてないこともあって、今一つ効果を実感できてない方もいました。
そこで、私が皆さんの実技を見て回りながら、爪擦診の仕方や、鍼の角度などを教えていったわけです。
すると、その効果を感じた人は、口を丸く尖らせて、「おおー!」というような表情を見せていました。
それはそうなるはずです。
私が何か月もかけて爪擦診と、自分の頭へ刺鍼をしながら頭皮鍼の研究をしてきたのですから、私から言わせると、「そうなって当然」なのです。
でなければ、この何か月かは無駄なことをしたことになるからです。
その中で見つけたのが、「物忘れ」の診断と治療だったわけです。
実践塾でもモデルになってくれる方に出てもらい、実技をしたのですが、爪擦診をしながら、
「この方は左脳型のようですので、理系ですね、とか、計算力や分析能力が優れているようです。しかし、芸術的分野は弱いようです」などと説明をしたら、モデルになった方も納得した顔をしていました。
こんな実技は初めて行いますので、参加者の皆さんも多少「ドキッ!」とした様子でした。
その「ドキッ!」としたのが良かったと思います。
その後、2人一組になって、実技の練習をしてもらったのですが、皆さん一生懸命に練習をしていました。
「物忘れ」の診断は、これまで「虹彩分析」で行っていましたが、これからは、この爪擦診で行うことができます。
何が違うかと言うと、虹彩分析はカメラが必要です。
現在はスマホのカメラがだいぶ良くなりましたので、スマホのカメラでも、ある程度分析できるようになったのですが、自分の体の一部を触られて出て反応のほうが、やはりインパクトがあるようです。
しかし、「画像診断」というのは、目に訴えますので、長期記憶に残ります。
さらに「虹彩分析」は、爪擦診で得た結果を確認するのにも必要な技術になると思います。
ですから、7月の臨床実践塾は、「虹彩分析」を行う予定です。
ただ、虹彩カメラを会場まで運ぶのは大変なので、7月は新城治療院で実践塾行ないます。
爪擦診で調べて、虹彩分析で裏付けをする。
おもしろそうですよね~ぇ!
ただ、7月も、「講義ビデオ撮影」が目的になり、基本的にはスタッフ講習になりますので、「案内ハガキ」も限られた方だけにしか出しません。
ですから、講習に参加したい方は、早めにお申し込みください。
爪擦診と頭蓋JAAの実技練習
6月24日の臨床実践塾では、第二部を私が担当しました。
タイトルは、「頭蓋JAA(頭皮鍼)と検査法」にしました。
「頭皮鍼での診断法」というは、YNSAの首鍼とか腹診というのもありますが、その診断法ができる域に達するには、相当な才覚がなければできないと思われたからです。
しかし、鍼灸師は、脈診や腹診などで指の感覚は鍛えられていますので、その感覚を利用できる診断法であれば、頭皮鍼に使える診断法が組み立てられるはずだ、と何か月か研究してきました。
その中で、爪による擦診(造語・爪擦診:そうさつしん)です。
爪擦診は、YNSAにもありますが、YNSAでは首診を主に行いますので、あまり使われてないようなのです。
私は、その爪擦診を治療日には毎日使ってきました。
その結果、「物忘れ」や「手足の異変」を爪擦診で感じ取ることができるようになったのです。
ですから、「爪擦診を発見した」のではなく、「訓練」したわけです。
そして、爪擦診と「七星論による腹診」を併用することで、新たな診断法ができたのです。
先日の臨床実践塾では、その方法を具体的に解説し、実技でやってもらったのですが、参加者の皆さんからは満足したような感想を聞くことができました。
「こういうことができるんですね」
「これは使えますね」
……等々。
そして実技に入ったのですが、実技はさらに面白かった。
最初に、七星論による腹部七星を押圧し、関連する頭蓋JAAでの頭皮反射区を爪で押圧すると、腹部にあった反応が軽くなるのです。
爪だけでこうですから、鍼を使うともっとはっきりと効果がわかるわけです。
もちろん鍼も使いましたが、参加者の皆さんが、爪擦診にまだ慣れてないこともあって、今一つ効果を実感できてない方もいました。
そこで、私が皆さんの実技を見て回りながら、爪擦診の仕方や、鍼の角度などを教えていったわけです。
すると、その効果を感じた人は、口を丸く尖らせて、「おおー!」というような表情を見せていました。
それはそうなるはずです。
私が何か月もかけて爪擦診と、自分の頭へ刺鍼をしながら頭皮鍼の研究をしてきたのですから、私から言わせると、「そうなって当然」なのです。
でなければ、この何か月かは無駄なことをしたことになるからです。
その中で見つけたのが、「物忘れ」の診断と治療だったわけです。
実践塾でもモデルになってくれる方に出てもらい、実技をしたのですが、爪擦診をしながら、
「この方は左脳型のようですので、理系ですね、とか、計算力や分析能力が優れているようです。しかし、芸術的分野は弱いようです」などと説明をしたら、モデルになった方も納得した顔をしていました。
こんな実技は初めて行いますので、参加者の皆さんも多少「ドキッ!」とした様子でした。
その「ドキッ!」としたのが良かったと思います。
その後、2人一組になって、実技の練習をしてもらったのですが、皆さん一生懸命に練習をしていました。
「物忘れ」の診断は、これまで「虹彩分析」で行っていましたが、これからは、この爪擦診で行うことができます。
何が違うかと言うと、虹彩分析はカメラが必要です。
現在はスマホのカメラがだいぶ良くなりましたので、スマホのカメラでも、ある程度分析できるようになったのですが、自分の体の一部を触られて出て反応のほうが、やはりインパクトがあるようです。
しかし、「画像診断」というのは、目に訴えますので、長期記憶に残ります。
さらに「虹彩分析」は、爪擦診で得た結果を確認するのにも必要な技術になると思います。
ですから、7月の臨床実践塾は、「虹彩分析」を行う予定です。
ただ、虹彩カメラを会場まで運ぶのは大変なので、7月は新城治療院で実践塾行ないます。
爪擦診で調べて、虹彩分析で裏付けをする。
おもしろそうですよね~ぇ!
ただ、7月も、「講義ビデオ撮影」が目的になり、基本的にはスタッフ講習になりますので、「案内ハガキ」も限られた方だけにしか出しません。
ですから、講習に参加したい方は、早めにお申し込みください。