ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

足首をグルグル回そうとすると引っ掛かる (6月24日臨床実践塾の準備)

2018-06-10 10:21:19 | 診断即治療と虹彩学
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側頭部に鍼を1本刺すだけで瞬時に足首の周りが良くなりました 



「足首をグルグル回そうとすると、引っかかるんです」と言う方がいました。
実際にグルグル回してもらったのですが、なるほど、ぎこちない動きです。
痛みがあるわけではありません。

私は思わず「ニタッ」と笑ってしまいました。
すると、患者さんも「ニタッ」と笑いました。
私が笑ったのは、原因がわかっていたからです。

そして、
「ああ、多分、頭の鍼ですぐ治りますよ」と言い、
写真のように側頭部に1本鍼をしました。
そして、

「はい。グルグル動かしてみて」と言うと、足首をグルグル回して、

「はい。治りました」と言います。

1分もかからない出来事です。

何をしたかと言いますと、七星論での「関節への七星配置」を使ったのです。
「関節への七星配置」というのは、拙著『人体惑星試論奥義書』で発表したものですが、このブログで、何度も書いてきたものです。
関節を宙、水、金、地、火、木、土の七つに分けて配置したものです。

その「関節への七星配置」で診ますと、足関節は「地」になり、「心包・三焦」と関係していると考えます。
そこで、頭蓋JAAでの「臓点地」に1本鍼をしたわけです。

頭蓋JAAを使った主な理由は、

① 少ない治療点で治療できる

② 瞬時に結果を出すことができる

ということになりますが、頭蓋JAAはほんとに便利ですので、最近頻繁に使っています。
ただ、短時間で治療が済んでしまうので、患者さんにしても、治療師にしても「物足りなし」感じがするかも知れません。

患者さんがよく言う言葉を借りると、
「あんなに苦労していたのに、こんな簡単なことなんですか」と言います。

そう言われると辛い!

なので、そのようになった原因臓腑まで治療するわけです。
原因臓腑というのは何かと言いますと、
たとえば、仮に腎臓を患ったことがあるなら、多くの場合は東洋医学でいう「腎」に異変が残っています。
つまり、その「昔の病気」が原因臓腑になり、新たに他の部位に変調をきたしている場合も少なくないというわけです。

ただ、「昔の病気が原因の症状」を見つけるには、それなりの診断技術と治療経験が必要になります。
ですから、「それなら診断技術と治療経験がなくてもできる方法はないものか」と考えるのが人情だと思い、この方の治療後から、「何かないものか」と考えていました。
そして、その翌日だったと思いますが、「新しい診断法」をスタッフと共に実験をしてみました。

上手くいきました。

上手くいきましたが、頭蓋JAAでの鍼の打ち方は変わりました。

スタッフの皆さんも、その実験は気に入ったようで、帰宅する前に、
「きょうはありがとうございました」なんて言っていました。(^_^;)

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