「ロシアをG7のメンバーに復帰させるべきだ」とトランプ米大統領は8日語った」と8日付NYタイムズ紙、WSJ紙、ブルームバーグいずれも電子版トップで伝えた。9日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBC,ドイツZDF,フランスF2,ロシアテレビは「ロシアを入れたG8に戻すべきだ」とトランプ大統領がG7出発直前に語った」と伝えた。フランスF2は「イタリアがロシア復帰に賛成した。欧州4ケ国はマクロン大統領の呼びかけで事前会合を開いたがメンバー間に亀裂を残したままG7が始まった」と伝えた。ロシアテレビは「トランプ大統領がG7へのロシア復帰を呼び掛けた」とトップで報道のあと「プーチン大統領は習主席から外国人に対して最高位でかつはじめての栄誉勲章を授与された。」と伝えた。中国CCTVは「習主席はプーチン大統領に最高位勲章を8日、授与した。ロシアと中国の友好互恵関係は益々高まる。」と伝えた。
8日のNY市場ではG7でのアメリカと他の同盟国間の亀裂も貿易戦争に対する危惧も材料視されず、もっぱら週明けの米朝首脳会談を静かに見守っている。NYダウは75ドル高、25,311ドルと3連騰で取引を終えた。週明けのFOMCで今年2度目の利上げを見越して米10年債利回りは2.950%へ上げたが、NY外為市場は反応せず、1ドル=109.53円、1ユーロ=128.89円で取引された。NY原油(WTI)はバレル65.74ドルと小幅高、NY金はオンス1,302.70ドル小幅安で取引を終えた。「7日、3%急落したブラジルレアルはブラジル中央銀行が為替介入で値を戻したが新興国通貨は引き続き米国は利上げの流れ。新興国から米国への資金の還流は止まらないだろう」と8日付のブルームバーグ電子版は書いた。
9日朝放送の韓国KBSは「12日開催の米朝首脳会談をあと4日に控えて米朝で詰めの協議が継続しているがロイター通信はキム委員長が予定を早めて10日にシンガポール入りすると伝えた。一方、G7参加のトランプ大統領はG7会合を中座して現地9日未明出発する。カナダからシンガポールまで17時間かかる。アメリカは検証可能かつ非可逆的非核化の考えを変えていない。一方、北朝鮮は体制の保証と制裁解除を最優先した段階的非核化の立場である。主脳二人が目を通した上での事前の合意文書作成が求められ両首脳の現地入りが早まったと見られる。トランプ大統領は「G7は「気が散る」と話した。」と伝えた。
9日朝放送の英BBCは「メイ英首相は、G7でのロシア復帰は時期尚早だ」と語った。メルケル首相はG7のロシア復帰は好ましくないという立場である。」と伝えた。9日朝放送のドイツZDFは「G7でのアメリカの孤立が深まっている。トランプ大統領は表面的には笑顔で応対した。アメリカは①EU,カナダ、メキシコ同盟国に関税を引き上げた、②イラン核合意とパリ協定から離脱した。トランプ大統領は「アメリカ以外は不公正な貿易を継続している」と繰り返し発言している。EUはWTOにアメリカを提訴した。フランスのマクロン大統領はトランプ大統領を説得したが成功していない。あげくのはてのトランプ大統領のロシアのG7復帰発言が水を差した。イタリアはロシア復帰に賛成した。」と伝えた。(了)
8日のNY市場ではG7でのアメリカと他の同盟国間の亀裂も貿易戦争に対する危惧も材料視されず、もっぱら週明けの米朝首脳会談を静かに見守っている。NYダウは75ドル高、25,311ドルと3連騰で取引を終えた。週明けのFOMCで今年2度目の利上げを見越して米10年債利回りは2.950%へ上げたが、NY外為市場は反応せず、1ドル=109.53円、1ユーロ=128.89円で取引された。NY原油(WTI)はバレル65.74ドルと小幅高、NY金はオンス1,302.70ドル小幅安で取引を終えた。「7日、3%急落したブラジルレアルはブラジル中央銀行が為替介入で値を戻したが新興国通貨は引き続き米国は利上げの流れ。新興国から米国への資金の還流は止まらないだろう」と8日付のブルームバーグ電子版は書いた。
9日朝放送の韓国KBSは「12日開催の米朝首脳会談をあと4日に控えて米朝で詰めの協議が継続しているがロイター通信はキム委員長が予定を早めて10日にシンガポール入りすると伝えた。一方、G7参加のトランプ大統領はG7会合を中座して現地9日未明出発する。カナダからシンガポールまで17時間かかる。アメリカは検証可能かつ非可逆的非核化の考えを変えていない。一方、北朝鮮は体制の保証と制裁解除を最優先した段階的非核化の立場である。主脳二人が目を通した上での事前の合意文書作成が求められ両首脳の現地入りが早まったと見られる。トランプ大統領は「G7は「気が散る」と話した。」と伝えた。
9日朝放送の英BBCは「メイ英首相は、G7でのロシア復帰は時期尚早だ」と語った。メルケル首相はG7のロシア復帰は好ましくないという立場である。」と伝えた。9日朝放送のドイツZDFは「G7でのアメリカの孤立が深まっている。トランプ大統領は表面的には笑顔で応対した。アメリカは①EU,カナダ、メキシコ同盟国に関税を引き上げた、②イラン核合意とパリ協定から離脱した。トランプ大統領は「アメリカ以外は不公正な貿易を継続している」と繰り返し発言している。EUはWTOにアメリカを提訴した。フランスのマクロン大統領はトランプ大統領を説得したが成功していない。あげくのはてのトランプ大統領のロシアのG7復帰発言が水を差した。イタリアはロシア復帰に賛成した。」と伝えた。(了)