ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

移民政策が米中間選挙の争点へと米ABC,一方、ドイツ移民政策をめぐり同盟間の対立激化でメルケル政権崩壊の危機もとドイツZDF(学校で教えてくれない経済学)

2018-06-19 10:41:00 | 経済学
米中貿易摩擦懸念から週明け18日のNY市場ではNYダウが6営業日続落、103ドル安、24,987ドルで取引を終えた。一時200ドル近く下げていたが、NY原油が反発、バレル65.85ドルまで戻した。つれて株価下落幅が縮小した。NY金はオンス1,285.10ドルとほぼ変わらず。原油反発の背景に、OPEC総会を控えて増産派のサウジアラビア、非OPEC原油最大生産国ロシアと生産維持派のイラン、イラクなどとの間で妥協が成立、増産幅が30~60万バレル/日に収まる可能性が出てきたと18日付ブルームバーグ電子版が伝えた。

18日のNY外為市場は、米国経済堅調で米中貿易摩擦懸念を吸収、米FRBが年内あと2回の利上げが確実視されることからドル買いの流れ、1ドル=110.51円、1ユーロ=128.45円で取引された。一方、19日朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で韓国KBSは18日、韓国ウオンが売られ、1ドル=1,104ウオンと節目の1,100ポイントを突破した。米金利上昇期待で資金が新興国諸国から米国へ還流する一連の動きと見られる。韓国は輸出依存度が高く、ウオン相場は米金利の動きに影響を受けやすいがウオン安が長く続くとの見方はない」と伝えた。

19日朝放送の韓国KBSは「ポンぺオ米国務長官が近い将来、3度目の北朝鮮訪問を示唆した。米朝首脳会談合意の具体化のためとみられる。北朝鮮の完全非核化までは米国は圧力を継続してかけると語った。一方、朝鮮戦争終結宣言に可能性が出てきた。関係当事国との具体的協議が進んでいる。韓外相は米国防省との会談で8月に予定されていた韓米軍事演習演中止で米韓で合意したと語った。南北間のスポーツイベントとしてバスケット競技を7月に予定している。8月のアジア大会で入場行進を南北合同で行うと発表した」」と伝えた。

19日放送の米ABCは「不法移民の子供2,000人が親と引き離され難民キャンプに収容されている。心に傷を負った子供や自殺者も出てきている。トランプ大統領は国境を不法に突破した人々へは厳格に対処するとの立場を変えていない。テキサス州警察は不法移民は容赦しないと話した。一方、一部共和党下議員の中から見直しの動きが出てきた。」と伝えた。
19日朝放送の豪ABCは「親から引き離された不法移民の子供の扱いに世界各地からも非難の声が出てきた。トランプ大統領夫人、メラニアさんが自らのツィッターに「法律は厳格に守られなければならない。しかし、余りに残酷、非道徳的扱いを子供たちが受けていると知ると胸が張り裂けられる思いだ。」と書き込んだ。」と伝えた。

19日朝放送のドイツZDFは「移民政策をめぐりメルケル首相CDU党首とシーホッファー内相CSU党首が真っ向対立し、ドイツCDU/CSU同盟分裂の危機に直面している。18日の2週間後のEU理事会まで保留するとシーホッファ内相の発言で当面収まったが、メルケル首相は移民政策への反旗は首相権限への侵害だと語った。内相解任の事態にも発展する。メルケル政権崩壊の可能性も出てくる。」と伝えた。(了)

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腰を反ると右腰が突っ張る (6/24の臨床実践塾)

2018-06-19 09:29:28 | 診断即治療と虹彩学
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きのうの大阪地震で亡くなられた方や被災に遭われた方々に謹んでお見舞い申し上げます。
地震やサッカーに気を取られて、キーボードをたたくのが遅くなっています。
エレベータも動かないので、出るのも億劫ですが……。



腹七土に懲りがある




腰を反ると右腰が突っ張る



さて、
何年も当院に来られている方ですが、営業の仕事と関係あるのか、ものすごく気を遣う方がいます。
たとえば、先日来られた時には、無理やり体の変調や、気になるところを探しているように見えました。(^_^;)
そして、問診したスタッフに、
「こうして腰を後ろに反らすと、右腰が突っ張る感じがします」と話していました。

そこで、ブースに入って、仰臥になってもらい、腹部を探ってみました。
※ 腹部は、頭蓋JAAで使う診断に使います

すると、問診から判断したのは、「肝」だったのですが、腹部では「土=脾」が出ていました。
「おかしいなー」と思いながら、2~3度診たのですが、やはり「土」が出てくる。
「ま、いいか」と、頭蓋JAAでの「臓点土」に刺鍼しました。

しかし、よく考えてみると、七星論では「水→金→地→火→木→土」とエネルギーは流れるので、「土」に異変が出てもおかしくはないのです。
つまり、問診で「木」と思っても、「木の子」である「土」までエネルギーが落ちているので、腹部には「土」が出てもおかしくないわけです。

ですから、「臓点土」に刺鍼した後に腹部を触ったら、凝りが取れていました。
それで良かったわけです。

でも、それだけで満足するわけではありません。
最初の「腰を後ろに反らした時の違和感」が取れているかどうかまで確認しないと、満足できないのです。
ですから、その方にも、
「腰を後ろに反らしてみてくれませんか」と頼みました。

すると、パッと起きて、腰を後ろに反らしながら、

「あ、はい、はい。取れたようです」と言っていました。
これで私も満足できたわけです。(^_^;)

最近、頭蓋JAAでの「臓点」の使い方をず~~っと考えながら治療をしているのですが、腹部での診断と合わせると、かなり効率のいい治療ができるようになります。
七星論での「腹部七星」は、単に「腹七」などと呼んでいますが、この治療で使う「腹七」には、胃、小腸、大腸、三焦、胆嚢、膀胱などの診断法もあるので、かなり便利に使うことができます。

そして、この診断法は、鍼灸学生でも使える方法なのです。
ただし、他の診断法と一緒で、弱点もあります。
ですから、その弱点をカバーできるような方法を考えたのです。

「他の診断法と一緒で」という言葉に引っ掛かる治療師もいると思いますので、少し説明を入れておきます。
たとえば脈診を例にとりますと、脈診は、臓腑の盛衰を診たり、臓腑のバランスを診たり、鍼灸での補瀉を決定したりするのに、非常に大切な診断法だと考えていますが、以下のような弱点があります。

① 術者の主観だけで診断をする
② 今、現在の診断はできても過去の診断には使えない
③ 脈診での脈位の種類がいくつもあり、どの脈診が正しいのかは、未だに証明されてない(脈診家に恨みがあるわけではありません・笑)
④ それらの弱点を補うための工夫がわかりにくい

ですから、七星論での診断法には、これらの弱点を補うような診断を組み入れてあるわけです。
そして、この腹七による診断は、鍼灸学生でも使えると思えるほど易しい方法ですし、「患者さんと術者の双方が確認できる方法」なので、フェアな診断法になるのではないかと考えているのです。

この患者さんのように、「気遣い」が強くて、無理に症状を見つけてくれなくても、お腹を触れば双方(患者と術者)でわかることなので、フェアで便利な診断として使えるわけです。

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