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頭蓋JAAで自分の頭に鍼をしてテストしているところです
頭蓋JAA(頭皮鍼)の治療効果が高いので、よく頭蓋JAAを使います。
そして、自分の頭に鍼をしながら治療効果を検討します。
関節の動きや痛みだけでなく、脳の働きなども考えるようにしています。
脳の働きは、東洋医学なので科学的な証明はできないのですが、本人の認識を知ることはできます。
頭蓋の反応を診て、
「記憶力が落ちているみたいですね」と質問すればいい。
先日も、ある患者さんに、
「最近、物忘れが多いんじゃないですか?」と質問したら、パッと振り向いて、私の顔を見ながら、
「何でわかるんですか。そうなんです。ひどいんです。なんでわかるの?」と言う。
「いや、実は、頭を触った反応で、その兆候がだいたいわかるんです」と言うと、
「先生、私ひどいんですか。病院に行ったほうがいいですか」と言う。
「いやいや、病院に行ってもわかるかどうかです」
「ま、効くかどうかわかりませんが、何人の人が“忘れものをしなくなりました”と言ってるので、頭に鍼をしておきますね」と鍼をしました。
誰でもそうだと思いますが、ある程度の年齢になると、物忘れをすることに気が付くと思います。
その時どうするかですが、私はたまたま頭蓋JAA(頭に鍼をする治療法)での臨床研究をしていましたので、自分で何回も頭に鍼をしました。
自分でやったことは照明にはなりませんので、
「どこを探れば物忘れがわかるのだろう」と考えながら、患者さんの頭も触るようにしていたのです。
そして、
「どうすれば物忘れが治るのだろう」と考えながら鍼をするようにしたのです。
そして行き着いたところが「脳下垂体」でした。
脳下垂体は、眉間の奥にあるのですが、この小さな器官は、ホルモンと関係しており、そこから指令が出されているのです。
① 成長ホルモン
身長を伸ばす
物質をエネルギーとして使えるような物質に変えていく
② 甲状腺刺激ホルモン
甲状腺を刺激して、甲状腺ホルモンの生成を促す
③ 副腎皮質刺激ホルモン
副腎皮質を刺激し、コルチゾールなどのホルモン生成を促す
④ 性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン)
精巣、卵巣および生殖器官を刺激し精子と卵子、性ホルモンの生成を促進する
⑤ プロラクチン(催乳ホルモン)
乳房を刺激し、乳汁の生成を促進する
それらのホルモンは、過労やストレスで働きが落ちてくるのです。
たとえば、
・疲れが取れない
・体が冷える
・卵巣の機能低下
等がそうです。
それと同時、体に出てくる症状として、
・頭痛
・めまい
・眼の疲れ
・浮腫み
・不眠
・イライラ
・過緊張状態
そして「物忘れ」です。
何故ですか?
上の①に書いたように、「物質をエネルギーとして使えるような物質に変えていく」ことができないからです。
脳ではかなりのエネルギーが使われますが、脳下垂体の働きが落ちて、栄養素をエネルギーに変換できなくなると、脳の機能が低下していくわけです。
ですから、記憶力が落ちてきたと思ったら、脳下垂体の活性化を考えればいいということになります。
これまでの臨床実践塾 で、何度か「物忘れへの頭蓋JAA」をやったのですが、参加者が若いせいか、あまり興味がないようです。
しかし、私や当院の患者さんは、その効果を実感しています。
だから、今回もちょっとやります。
「俺は関係ねーや」と思っている人ほど、騒ぎ出しますので、そういう人こそ「物忘れ」への準備が必要ですよ。(^ワ^)
頭蓋JAAで自分の頭に鍼をしてテストしているところです
頭蓋JAA(頭皮鍼)の治療効果が高いので、よく頭蓋JAAを使います。
そして、自分の頭に鍼をしながら治療効果を検討します。
関節の動きや痛みだけでなく、脳の働きなども考えるようにしています。
脳の働きは、東洋医学なので科学的な証明はできないのですが、本人の認識を知ることはできます。
頭蓋の反応を診て、
「記憶力が落ちているみたいですね」と質問すればいい。
先日も、ある患者さんに、
「最近、物忘れが多いんじゃないですか?」と質問したら、パッと振り向いて、私の顔を見ながら、
「何でわかるんですか。そうなんです。ひどいんです。なんでわかるの?」と言う。
「いや、実は、頭を触った反応で、その兆候がだいたいわかるんです」と言うと、
「先生、私ひどいんですか。病院に行ったほうがいいですか」と言う。
「いやいや、病院に行ってもわかるかどうかです」
「ま、効くかどうかわかりませんが、何人の人が“忘れものをしなくなりました”と言ってるので、頭に鍼をしておきますね」と鍼をしました。
誰でもそうだと思いますが、ある程度の年齢になると、物忘れをすることに気が付くと思います。
その時どうするかですが、私はたまたま頭蓋JAA(頭に鍼をする治療法)での臨床研究をしていましたので、自分で何回も頭に鍼をしました。
自分でやったことは照明にはなりませんので、
「どこを探れば物忘れがわかるのだろう」と考えながら、患者さんの頭も触るようにしていたのです。
そして、
「どうすれば物忘れが治るのだろう」と考えながら鍼をするようにしたのです。
そして行き着いたところが「脳下垂体」でした。
脳下垂体は、眉間の奥にあるのですが、この小さな器官は、ホルモンと関係しており、そこから指令が出されているのです。
① 成長ホルモン
身長を伸ばす
物質をエネルギーとして使えるような物質に変えていく
② 甲状腺刺激ホルモン
甲状腺を刺激して、甲状腺ホルモンの生成を促す
③ 副腎皮質刺激ホルモン
副腎皮質を刺激し、コルチゾールなどのホルモン生成を促す
④ 性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン)
精巣、卵巣および生殖器官を刺激し精子と卵子、性ホルモンの生成を促進する
⑤ プロラクチン(催乳ホルモン)
乳房を刺激し、乳汁の生成を促進する
それらのホルモンは、過労やストレスで働きが落ちてくるのです。
たとえば、
・疲れが取れない
・体が冷える
・卵巣の機能低下
等がそうです。
それと同時、体に出てくる症状として、
・頭痛
・めまい
・眼の疲れ
・浮腫み
・不眠
・イライラ
・過緊張状態
そして「物忘れ」です。
何故ですか?
上の①に書いたように、「物質をエネルギーとして使えるような物質に変えていく」ことができないからです。
脳ではかなりのエネルギーが使われますが、脳下垂体の働きが落ちて、栄養素をエネルギーに変換できなくなると、脳の機能が低下していくわけです。
ですから、記憶力が落ちてきたと思ったら、脳下垂体の活性化を考えればいいということになります。
これまでの臨床実践塾 で、何度か「物忘れへの頭蓋JAA」をやったのですが、参加者が若いせいか、あまり興味がないようです。
しかし、私や当院の患者さんは、その効果を実感しています。
だから、今回もちょっとやります。
「俺は関係ねーや」と思っている人ほど、騒ぎ出しますので、そういう人こそ「物忘れ」への準備が必要ですよ。(^ワ^)