NY市場は6日、ダウは前日比横ばい27,492ドル、ナスダック、8,400、マイナス0.3%、S&P500,3,703,マイナス0.1%で取引を終えた。米債券が買われ10年物米債券利回りは1.81%へ低下した。ドルが売られ、1ドル=108.94円、1ユーロ=120.58円、1英ポンド=140.08円で取引された。NY原油はバレル56.33ドルと小幅安、NY金はオンス1,492.05ドルと小幅高で取引を終えたと6日付ブルムバーグ電子版は伝えた。
6日付のブルームバーグによれば「IMFは、6日、ユーロ圏19ケ国の2019年経済見通しを4月時予測の1.3%増を1.2%増へ下方修正した。2018年の1.9%増から大幅下落である。米中貿易戦争、世界景気鈍化が理由だ。ドイツ経済諮問委員会,別名5賢人委員会は、6日、「ドイツは長年継続していた成長が終わった。ドイツの2019年の経済成長率は0.5%増と予測した。2020年はさらに悪化する。ドイツ経済は輸出依存度が高い。そのため非製造業は横ばいだったが製造業指数は減少した。米製造業の資産性が低下した。」と伝えた。
6日のNY市場は上にも下にも動かなかった。震災前の古い話だが、犬を散歩させていると犬が急に止まることがよくある。犬は身体で物事を判断しているにちがいない。人間様の様に悩で考えているとピンと来ない。ピンとくるということばが死語になって淋しい限りである。「うさん臭い男だなとピンとくると間違いない」と昔、刑事さんから聞いた。「相場は相場に聞け」の格言は言い得て妙だ。「相場は物知りだ」と言う格言もある。なんとなく、おかしいぞと、身体で感じた。だから6日のNY市場は急に立ち止まったのかもしれない。
閑話休題。釣りの専門家によれば「アタリがあってからでは遅い。アタリを予知せよ」と教えている。「景色の中で水を見ていればここで来るというのが分かる」という。作家の佐藤眞生さんから「学校で教えてくれない経済学」(番外編)の11月6日付の記事に折り返し返信が届いた。何が嬉しいかと言えば、ひとことの返信で俄然元気が出てくるからだ。10数年以上「経済学」を「配信」してきた。しかし、「返信」はまずない。日本の伝統文化の一つかもしれない。知人の一人が「なぜ、ないのかと思うな。疲れるだけだ。本来、催促するものではない。皆さん、静かに読んでおられるのだ。」と貴重なアドバイスをいただいた。
6日付のロイター通信によると「トランプ米大統領は2020年選挙のことで頭が一杯で中国との貿易協議に「前のめり」になっている。トランプ米大統領は米下院で弾劾調査に晒されている今が中國にとって好機だと考えている。「部分合意」から追加関税全面取り下げへ向けて中国は一気に解決に持ち込もうとしている」と米ホワイトハウス関係者が指摘した。首脳会談の開催場所は未定である。先に予定していたチリーでの首脳会談は流れた。次回ロンドンで開かれるNATOの会合に合わせて首脳会談の話も出ている。」と伝えた。ゴルフの経験者であればご理解いただけるが「前かがみ」で打とうとすると球はまっ直ぐ飛ばない。中国は米国が「前かがみに」になっている今、敵を叩く好機と見ているのかもしれない。(了)
6日付のブルームバーグによれば「IMFは、6日、ユーロ圏19ケ国の2019年経済見通しを4月時予測の1.3%増を1.2%増へ下方修正した。2018年の1.9%増から大幅下落である。米中貿易戦争、世界景気鈍化が理由だ。ドイツ経済諮問委員会,別名5賢人委員会は、6日、「ドイツは長年継続していた成長が終わった。ドイツの2019年の経済成長率は0.5%増と予測した。2020年はさらに悪化する。ドイツ経済は輸出依存度が高い。そのため非製造業は横ばいだったが製造業指数は減少した。米製造業の資産性が低下した。」と伝えた。
6日のNY市場は上にも下にも動かなかった。震災前の古い話だが、犬を散歩させていると犬が急に止まることがよくある。犬は身体で物事を判断しているにちがいない。人間様の様に悩で考えているとピンと来ない。ピンとくるということばが死語になって淋しい限りである。「うさん臭い男だなとピンとくると間違いない」と昔、刑事さんから聞いた。「相場は相場に聞け」の格言は言い得て妙だ。「相場は物知りだ」と言う格言もある。なんとなく、おかしいぞと、身体で感じた。だから6日のNY市場は急に立ち止まったのかもしれない。
閑話休題。釣りの専門家によれば「アタリがあってからでは遅い。アタリを予知せよ」と教えている。「景色の中で水を見ていればここで来るというのが分かる」という。作家の佐藤眞生さんから「学校で教えてくれない経済学」(番外編)の11月6日付の記事に折り返し返信が届いた。何が嬉しいかと言えば、ひとことの返信で俄然元気が出てくるからだ。10数年以上「経済学」を「配信」してきた。しかし、「返信」はまずない。日本の伝統文化の一つかもしれない。知人の一人が「なぜ、ないのかと思うな。疲れるだけだ。本来、催促するものではない。皆さん、静かに読んでおられるのだ。」と貴重なアドバイスをいただいた。
6日付のロイター通信によると「トランプ米大統領は2020年選挙のことで頭が一杯で中国との貿易協議に「前のめり」になっている。トランプ米大統領は米下院で弾劾調査に晒されている今が中國にとって好機だと考えている。「部分合意」から追加関税全面取り下げへ向けて中国は一気に解決に持ち込もうとしている」と米ホワイトハウス関係者が指摘した。首脳会談の開催場所は未定である。先に予定していたチリーでの首脳会談は流れた。次回ロンドンで開かれるNATOの会合に合わせて首脳会談の話も出ている。」と伝えた。ゴルフの経験者であればご理解いただけるが「前かがみ」で打とうとすると球はまっ直ぐ飛ばない。中国は米国が「前かがみに」になっている今、敵を叩く好機と見ているのかもしれない。(了)